土方歳三愛用の刀の押形(おしがた)押形とは、刀の姿や刃文などを描いた絵図のこと。 土方歳三の愛用の刀と伝わる、和泉守兼定の押形です。 土方歳三資料館で販売されていましたが、あまりの人気に、現在品切れだそうです。 本格的なものなのでぜひともおすすめしたいのですが、残念。 これは司馬遼太郎の小説、『燃えよ剣』の作中で出てくる、之定の愛称で親しまれる美濃(岐阜県)の名刀匠、二代目和泉守兼定の作品ではなく、新選組の雇い主である会津藩お抱えの刀匠、会津十一代和泉守兼定の作とされています。 刀剣関係者によると、過去に刃こぼれがあったものの、その状態の良さから、この刀は主力としては使われていなかったのでは、とのこと。土方は同じ会津十一代兼定を複数所持していた可能性もあるとか。

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