山菜のこごみ美味しいレシピをご紹介!食物繊維が豊富な食物の定番

山菜のシーズンになると必ず山歩きに出かけるお隣さんからいただくこごみは、スーパーで売っているこごみとは比較できないほどおいしいです。スーパーのこごみはレシピ泣かせなほどやつれています。できるだけ新鮮なこごみを使って こごみの美味しいレシピをご紹介しましょう。

こごみのレシピ こごみはどんな場所で育つの?

こごみ レシピ とりたてのこごみ

青青して美味しそうですね。こういうこごみなら、軽くゆでるだけですぐ食べられます。灰汁もさほどないので、シンプルなお浸しがいいですね。今はいろいろなレシピが紹介されています。レシピをご紹介するまえに、こごみの生態を調べてみましょう。

こごみはシダの仲間で日本全国に広く分布しています。主に湿地帯や河川敷に群落を作って生えています。灰汁はほとんどないので、湯通しすると鮮やかな緑色になって食欲をそそります。香りはありませんが、少しぬめりがあって、まったくくせがないのでどなたでも美味しく食べられる三誌です。

こごみの栽培に適しているのは、春先や夏でも乾燥しないところです。乾燥地ではこごみの生育が阻害されてほとんど成長しません。高温に弱いので、夏でもあまり気温が高くならないところが適しています。日当たりの良い場所では、夏場の高温期になると葉が茶色になってしまい生育が止まります。少し涼しくなるとまた新しい葉が伸びてきます。日差しが半日しか当たらないところでは、夏でも葉の温度があまり上がらないので順調に生育します。

ガーデニングとしてこごみを育てる時のポイントは、日当りの良い場所には植えないということです。 こごみの葉は直射日光に長くあたると、茶色に変色して傷んでしまいます。見た目も悪くなります。 またこごみは秋になると胞子葉が伸びてきます。胞子葉は茶色くて美しくありません。茶色の胞子葉は、日当りが良いほど多く出てきますので、庭で育てる場合はなるべく日の当たらない場所に植えるようにしましょう。

こごみのレシピ こごみの特徴と効用は?

こごみのレシピ こごみの天ぷら

天ぷらをお塩でいただく時代です。こごみの天ぷらもお塩でどうぞお召し上がりください。口中に山菜のうま味が広がるでしょう。

こごみ レシピ こごみの特徴は?

オシダ科のシダ植物で、全国の山地、湿地、陽地に自生する多年草です。栄養葉は濃緑の中軸の両側に40対くらいまでの小葉を羽状につけます。早春の若芽は外側を綿毛が包み、こぶし状に巻いています。若芽が開きかけのときが食用適期で、あく抜きをせずに利用できます。胞子葉は60cmほどの高さになりますが、食用となりません。

出典:http://www.nittokusin.jp

こごみのレシピ、山菜こごみの特徴を書き出してみました。わらびなどと違って灰汁が全くないので、すぐに食用として調理ができます。さっぱりしていてクセがないのでどんなレシピにも合います。自生しているものから、栽培されたものまで多くのこごみが出回っています。産地によって味が違うとも言われています。こごみの味を食べ比べてみてはいかがでしょうか?レシピにも違いが出ることでしょう。

こごみのレシピ こごみの効用

1. 抗酸化効果
 こごみは非常に強い活性酸素消去能を持っており、そのラジカル消去成分として、クロロゲン酸および、アミノ酸の一種であるL-ホモセリンのγ-水酸基とカフェ酸とがエステル結合したL-O-カフェオイルホモセリンが報告されています。

出典:http://www.nittokusin.jp

活性酸素が身体に悪い影響を与えることがあるので、こごみを食べることによってそれをおさえることができます。活性酸素は癌の発生にも関係しているとされる物質です。少しでも体内から消すことが出来れば、より一層健康な身体を維持することができます。こごみの効用を知って、それをレシピにも生かしましょう。

 こごみ レシピ 山菜と健康

山菜は、山野に自生する菜です。栽培されるものが多くなった今日でも、自然の中で手を加えずに生育するものは山菜と呼ばれています。栽培される野菜が少なかった昔には全ての人にとって、また耕地の少ない山村では最近まで、重要な食料でありました。現在では、懐かしい素朴な味わいや、季節感を求める多くの人により山菜採りがブームだともいわれています。
 山菜が経済作物になれなかったのにはいろいろな理由があります。その一つにあくが強いことがあげられますが、最近の研究ではその成分の中のあるものには、健康を維持・増進する機能があることが明らかにされ、改めて注目されています。

出典:http://www.nittokusin.jp

こごみをはじめ、山菜と呼ばれる食材は昔から貴重な野菜でありました。今でこそ栽培されていますが、以前は自生しているものがほとんどでしたから、今では珍しいものとしての扱いになって来ています。それでも近年山菜の効用が広く知られるようになって、ますます山菜ブームは盛んになっています。現代人の食生活が肉食に傾く傾向にあるので、大腸がんが増えています。そこで、食物繊維が豊富な山菜群を是非取り入れて健康増進を心がけましょう。

こごみ レシピ 美味しいこごみのレシピ の紹介!

こごみ レシピ 定番の こごみのお浸し

こごみはお浸しで食べるとその風味が一番よくわかります。お浸しは簡単なレシピなので、献立の一品として添えたいものです。こごみは茹でる前によく洗いましょう。葉のうらなど特に丁寧に洗ってください。こごみレシピの第一番目はお浸しでした。

こごみ レシピ こごみのお浸し めんつゆ生姜風味

こごみのレシピ二番目は、お浸しレシピのアレンジです。このレシピはすこしこごみの風味を損ないますが、生姜の風味が食欲をそそります。見た目にも鮮やかでついついお箸が運びます。きっとご飯もすすむことでしょうね。

こごみレシピ こごみとさつま揚げの炒め物

沢山こごみがあると、毎日お浸しレシピでは飽きてしまいます。そこで目先を変えて炒め物にしてみました。ありあわせのものと一緒にいためると、違ったこごみの楽しみ方ができます。味付けは醤油とみりんとおさとうです。

こごみの レシピ こごみの胡麻和え

こごみに限らず胡麻和えはおかずの定番レシピです。味噌とみりんとお醤油でたれをつくり絡めます。シャキシャキした歯ごたえが楽しめます。ご飯のお供に是非どうぞ。

こごみのレシピ こごみのゴママヨ和え

こごみの胡麻和えをアレンジしたレシピです。マヨネーズ味はお子様も大好きです。ご家族そろってたのしめるレシピです。夕飯の献立にお加えくださいね。醤油は薄口しょうゆを使いました。

こごみは別名ククサソテツといいます。クサソテツの若芽をこごみと言います。日本全国と北米大陸の北東部に自生しています。庭に観賞用として植えている方もいます。若芽のこごみは食用として広く親しまれています。多くのレシピが出展され、山菜の一つとして庶民の間に定着しています。春一番、他の草が芽を出す前に群れて生えるので収穫しやすい山菜です。

こごみ レシピ こごみの定義は?

 こごみ レシピ クサソテツ

こごみの正式名称はクサソテツといいます。クサソテツの若芽をこごみと呼んで食用にしています。若芽なので、柔らかくて美味しいのですね。

コゴミは(屈)と書き、正式な名称をクサソテツと言います。こごみはシダ植物の多年草で美しい緑の葉が特徴です。冬になると地上の葉は枯れますが、地下の株は越冬して、春から初夏に渦巻状の新芽が出てきます。その新芽が食用として採取されるのです。地方によっては「こごめ」と呼んだりもします。

こごみが成長したクサソテツは、葉の色や形状がとても美しいので観葉植物としても利用されています。暑い夏には、クサソテツの見た目が涼しげなので、庭に植えて観賞用として育てられます。
「こごみ」という名称の由来は芽が出てくる様が、人が前かがみに縮こまっているように見えるからのだと言われています。
全国各地の山野に自生していますが、近年栽培も行われるようになって、スーパーの店頭にたくさん並ぶようになりました。
また、栽培ものは日当たりの加減や調節ができるので、品種改良されて自生しているものより、見栄えのいいものが出てきています。

こごみ レシピ こごみの旬は?

こごみが出回る時期は地方によって差がありますが、南の早い地域ですと3月頃から出始めます。関西や本州中央あたりの平地では4月からゴールデンウイーク前後あたりに収穫できます。東北や高冷地では、5月上旬から6月中旬あたりに収穫ができます。

こごみのレシピ こごみがとれる場所は?

こごみは比較的日が当たる場所を好み、森の中には生えません。反対に、大きな河川の河川敷などの草原に比較的多く見られます。

こごみのレシピ こごみの効用そのⅡ と栄養価

◆整腸作用でお腹がすっきり

コゴミには豊富な不溶性食物繊維が沢山含まれています。不溶性食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸収して大きく膨らみ、それによって腸の動きを活発にさせる働きがあるとともに、身体に有害な物質を吸着する性質があり、一緒に便として排出する働きもあります。

◆生活習慣病の予防と皮膚や粘膜の細胞を正常に

見た目通り、綺麗なグリーンにはβカトテンが沢山含まれており、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に、また、皮膚や粘膜の細胞を正常に働かせ、免疫力を高める効果があります。

また、同じように抗酸化作用の強いビタミンEも沢山含んでいます。

◆骨を丈夫に

カルシウムを骨に定着させる働きがあるビタミンKも豊富

◆ビタミンCも含んでいます

出典:http://foodslink.jp

こごみのレシピ他あれこれ見てきました。思った以上に山菜には栄養素が多く含まれていることが分かりました。山菜はじきものです。旬を逃せば一年待たなければそのものをレシピにすることはできません。こごみの効用と栄養価を知って、益々腕によりをかけたレシピを思いつかれたことと思います。来年の時期が来るのが今から楽しみですね。

こごみ レシピ こごみのレシピと栄養価そして効用などについて まとめ

こごみ レシピ こごみ

水で洗って放っておくと茎が曲がってしまいます。山のものはすぐに処理をしないと、魂が山へ帰ってしまいます。手早く下ごしらえをして調理してください。

こごみ レシピについて見てきました。如何でしたでしょうか?自然の中から頂いた恵みには、自然の息吹がたくさん詰まっています。食の宝庫である山野を荒れさせないように努力しなければなりません。近年里山がアレチウリなどに覆われているのを目にします。これでは美味しい山菜が育ちません。耕す人がいなくなった畑はすぐに荒れ果てて雑草が生い茂ります。国の基盤は農業の上に成り立っていると思います。地産地消を掲げて、安心安全な食物は国内で作りたいものです。お読みいただきまして有難うございました。

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