himari10
2017/05/17
ウコギ科タラノキ属の多年草
食用とするのは新芽やある程度育ったものの茎や若芽の部分。
本来は山菜であるが現在では栽培物が可能であり、スーパーで売られているものは主に栽培ものである。
うどに含まれるクロロゲン酸にはがんの発生予防や日焼けによるメラニンの抑制などの効果があると言われています。
また豊富に含まれるアスパラギン酸を補うことができるため疲れやすさや、抵抗力の低下を抑制したり、アンモニアなどの有害物質を体外に排出し、神経を守る効果もあると言われています。
さらにジテルペンアルデヒドには血液循環をよくし、疲労回復効果があるとされています。
栽培物のウドは、晩秋から冬にかけて出荷されるものを「寒うど」と呼び、春に出荷されるものを「春うど」と呼びます。
中でも旬と言われるのは春ウドで、3月頃から5月にかけてです。
天然物のウドは収穫できる期間が非常に短く、一か所ではごく限られた時期にしか採れません。
全国で見ると、南の方から早いところでは3月頃に始まり、関西など本州中部では4月、東北では5月から6月初旬頃までがその時期にあたります。
天然もののうどは地域によって収穫のできる時期が違います。せっかく天然ものを食べるなら時期をずらさないように気を付けたいですね。
うどはアクの強い山菜なので、調理をする前に必ずアク抜きを行いましょう。
なお天ぷらにする場合はアク抜きは必要ありません。
うどの食感と豚肉のうまみを味わう≪キッコーマン≫のレシピです
お味噌の香りが食欲をそそること間違いなし!!
うど(大) 1本
豚肉(しゃぶしゃぶ用) 200g
小麦粉 適量
サラダ油 適量
(A)
砂糖 小さじ2
信州みそ 大さじ1
酒 大さじ2
マンジョウ芳醇本みりん 大さじ1
キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 小さじ2と1/2
水 大さじ1~2
1. うどは豚肉の幅よりやや短く切り、皮を厚めにむく。縦に4つ割りにして酢水(分量外)にはなす。
2. 豚肉は1枚ずつ広げ、(1)のうどの水気をふいて2~3本ずつ並べ、しっかりと巻く。残りも同様にする。
3. 全体に小麦粉をまぶし、油を熱したフライパンでこんがりと焼き色をつける。
4. 余分な油をふき取り、(A)を混ぜ合わせて加え、煮絡める。
POINT!! レシピの2番目、「うどの水気を拭き、しっかり巻く」。ここを適当にすると崩れやすくなるのでご注意を!
念のためにつまようじなどで留めてもよいでしょう。
うどの葉は和え物として調理されることが多い部分です。
酢味噌和えのレシピをご紹介します。
ウドは薄い塩水でよく洗います
汚れた葉、硬い皮などがあれば取り除きます
食べやすい大きさに切り、水にさらします
沸騰したたっぷりのお湯で切ったウドを茹でます
茎が柔らかくなったら、冷水にさらします
酢味噌を作り、よく水切りしたウドを和えます
盛り付けて、出来上がり
うどは余すところなく使える食材です。
皮の部分はきんぴらにしていただくのがオススメです。
・うど (皮と先端/せん切り) 1本分
・サラダ油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1+1/2
・赤とうがらし (種を取って小口切り) 1/2本分
1 うどの皮と先端はせん切りにし、水にさらして水けをきる。
2 サラダ油を熱したフライパンで強火でしんなりと炒め、砂糖、しょうゆ、赤とうがらしを加え、汁けがなくなるまで炒める。
ご飯の小鉢ものとして、お酒のおつまみとして、お弁当のおかずとしてなどキンピラは重宝します。
うどのサラダというと和風のイメージですが、洋風アレンジもなかなかおいしそうです。
プレーンヨーグルトを使ったさっぱりレシピをご紹介します。
1 うどは細い先端を切り落とし、5cm長さに切る。皮を厚めにむき、さらに1cm角に切る。すぐに水に浸して5分間ほどおき、ざるに上げて水けをよくきる。
2 たこは1cm角に切る。
3 ボウルに【A】を混ぜ合わせ、1と2を加えてあえる。
うどの炊き込みご飯!?
なんだか意外な気もしますが、レシピを見ると意外とおいしそうです。
うどの穂先:うどの上から1/3、酢:大1
菜の花:1/2束 ※あと半分は「うどと菜の花の豚しゃぶ仕立て~味噌マヨ和え」に
米:3合、だし:600ml
調味料(しょう油:大1、酒:大2、塩:小1)
1.通常と同じように米をとぎ、水につけておく。
2.うどの穂先の葉や若芽はそのまま、茎の部分は皮をむいて拍子切りにし、酢を入れた水につけてアクを抜く。※うどの下ごしらえは1本分まとめてやり、各部ごとにアクを抜いて、レシピごとに料理すると楽です
3.菜の花をゆで、適当な大きさに切っておく。
4.米にだしと調味料を入れ、うどを加えて炊く。
5.炊きあがったら、菜の花を混ぜてできあがり。
うどとお揚げのの煮物です。
お弁当のおかずとしても使えるレシピなので作り置きしておくといいでしょう。
1 うどの皮を薄く剥く。1cm幅の削ぎ切りにする。あく抜きの為、沸騰したお湯で2分程茹で、水にさらしておく。
2 揚げは適当な大きさに切る。鍋に材料を全て入れ、中火で煮つめたら完成。
定番中の定番、うどの天ぷら。
絶対に押さえておきたいレシピですね。
レシピでは小麦粉とベーキングパウダーですが、市販の天ぷら粉を使うと簡単ですね。
ワインやビールのおつまみによさそうなレシピです。
①山うどは堅い茎と葉を採って、太い茎の部分の皮をむき、短冊に切ってください。
②フライパンにバターを入れて山うどを炒めてください。
③山うどが透き通ってきたら、フライパンの中心に寄せてその上にスライスチーズを手でちぎりながら乗せてから蓋をして弱火にしてください。
④チーズが程よくとろけたら、お皿に盛り付けをして、お召し上がりください。
POINT!! スライスチーズを乗せた後、蓋をして弱火にかけておくことが大切です。
レシピではフライパン上でチーズをとろけさせていますが、お皿に移したあと、チーズをのせてレンジでチンしてもよいかもしれませんね。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局