himari10
2017/05/17
春の旬の素材として知られているふきのとう。
天ぷらなど和食を中心にレシピとして使用されている素材ですが、そもそもふきのとうとはどんな食材なのでしょうか?
ふきのとうを使ったレシピをご紹介する前に少しふきのとうについて予習をしてみましょう!
●フキノトウの分類と特徴
フキノトウはキク科フキ属の多年草で日本原産の山菜で全国の山野に自生しています。ふきのとうはつぼみの部分にあたり、この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(ふき)が出てきます。春の季節を表現する、山菜として日本料理には欠かせない食材です。
●春を告げるさわやかな苦味
古くから食用に利用されてきており、独特な芳香と、苦味を、香辛料として使用したり、早春の食材として、てんぷら、和え物に、広く利用されています。
●フキノトウは初春が旬
フキノトウは春先にいっせいに芽を吹き出します。自生している天然物は、雪が解け始める頃に出てきます。なので、地方によって収穫できる時期がかなり違ってきます。毎年春を告げるニュースとして出始めるとツクシなどと共に、その地方地方の新聞で取り上げられることが多いですね。
●カリウムを豊富に含んでいます
フキノトウ ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、足などのむくみをとる作用もあるそうです
●苦み成分はアルカノイドとケンフェール
アルカノイドは肝機能を強化し、新陳代謝を促進します。また、ケンフェールは活性酸素などの発ガン物質を抑制する効果があります。
●香りの成分はフキノリド
これには胃腸の働きを良くする健胃効果があると言われています。
そんなたくさんの栄養素を含んだふきのとうを使ったレシピをご紹介していきましょう!
どんなレシピが登場するのか楽しみですね!
ふきのとうを使ったレシピ1品目は、ふきのとうのチーズグラタンです。
子供が喜びそうなレシピですね。
材料 (二人分)
オリーブオイル大さじ2
バター5g
小麦粉大さじ1
鶏モモ肉120g
牛乳160cc
ベイリーフ1枚
マカロニ80g
フキノトウ適宜
シメジ 半パック
パルメジャーノ大さじ2
Pizza用チーズ適宜
1
オリーブオイルでバターを溶かして、小麦粉が狐色になるまで細めの中火で炒める。同時にべつ鍋でパスタを塩茹でする
2
2cm角に切り揃えた鶏肉を色が変わるまで炒め、冷たい牛乳とベイリーフを入れて全体を和える
3
茹であげたパスタ、バラしたシメジ、ザク切りにしたフキノトウをグラタンベースに和える
ふきのとうを使ったレシピ2品目は、ふきのとうの味噌おにぎりです。
なんだか懐かしい雰囲気のするおにぎりですね。
1
胚芽米を研ぎ、大麦(押麦)とともに炊飯器に入れ、水を加えて30分程浸水させる。その後、通常通りに炊く。
2
赤味噌とふきのとう漬を合わせる。
3
炊き上がったご飯をおにぎりにし、表面に2を塗る。
ふきのとうを使ったレシピ3品目は、ふきのとうのアヒージョです。
材料 (2人分)
ふきのとう10~15個
ムキえび8個
ブラウンマッシュルーム6個
★オリーブオイル50cc
★にんにくスライス1かけ
★鷹の爪1本
★塩コショウひとつまみ
1
ふきのとうは洗っておく。マッシュルームはヘタをのける。
2
ステーキ皿などにオリーブオイルを入れて火にかけ、スライスにんにくと鷹の爪を入れて香りを移す。
3
マッシュルーム、ふきのとう、えびを入れて上下を返しながら火を通し、塩コショウで味を整えて出来上がり。
ふきのとうを使ったレシピ4品目は、ふきのとうの天ぷらです。
ふきのとうを使ったレシピで天ぷらは定番メニューですね。
1
ふきのとうをきれいに洗って、開く。
2
小麦粉と水を混ぜる。
(小麦粉:水=2:3)
3
花のほうに2をつけてる。中までしっかりと。
4
170度くらいで、花のほうから揚げる。
カラッとしたら出来上がり。
ふきのとうを使ったレシピをご紹介してきましたがいかがでしたか?
ふきのとうのレシピがたくさんあることがわかりましたね。
今までふきのとうってどうやって食べるの?と思っていた方も
ぜひ今回ご紹介したふきのとうレシピを参考に、ご家庭でも料理してみてくださいね。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局