sio-daifuku
2017/03/01
脂がのっていてとてもおいしい鯖。
鯖は子供から大人まで幅広い年齢層に人気の魚となっていますが、そもそも鯖とはどんな魚なのでしょうか?
鯖を使った煮物レシピをご紹介する前に、少し鯖について予習してみましょう。
サバはスズキ目サバ亜目サバ科サバ属に分類される魚の総称で、一般に流通しているサバにはマサバ(真鯖)とゴマサバ胡麻鯖)、そしてノルウェーなどから輸入されている大西洋サバ(ノルウェーサバ)があります。
ゴマサバは名前の通り体の側面と腹側に多数の小黒斑があり、縦断面の切り身が丸いことから、「マルサバ」とも呼ばれています。
市場に出回っている鯖は、主に真鯖と胡麻鯖があるんですね。
マサバ
秋ナスと同じように「秋鯖は嫁に喰わすな」と言われたりしますが、脂が最ものっていて美味しい時期は晩秋から翌年2月頃まで。10~11月のものを「秋サバ」、12~翌2月頃までの物を「寒サバ」と呼びます。産卵期は春から初夏です。
ゴマサバ
ゴマサバはもともと脂質が少なく、一年を通して味もほとんど変わりません。ただ、マサバの味が落ちる季節に、それに代って大量に漁獲されるため、夏が旬とされています。
●脂質がきわめて豊富で、EPA、DHAの含有量は青背魚の中でも群を抜いています
サバは非常に脂質に富んだ魚ですが、中でも多価不飽和が群を抜いて多く含まれています。EPAやDHAに代表される多価不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化の予防、改善や脳卒中や高血圧などの生活習慣病から身体を守ってくれます。
●ビタミンB12が非常に多く含まれています
B12は悪性貧血の予防や肩こりの解消に効果があると言われています。
●ビタミンDも多いです
それでは早速鯖を使った煮つけレシピをご紹介していきましょう!
どんなレシピが登場するのか楽しみですね。
鯖を使った煮つけレシピ1品目は、ポン酢でさっぱり鯖の煮つけです。
ポン酢で煮付けるレシピですので、さっぱり召し上がることができますよ。
鯖を使った煮つけレシピ2品目は、鯖の味噌煮です。
鯖の煮つけレシピで味噌煮は定番のレシピですね。
1
鯖は、頭とワタをとって洗い、二枚におろす。
片身を4つのそぎ切りにする。
2
煮汁の調味料を鍋に入れて、煮立たせる。
3
100ccだけ煮汁をとっておく。
4
煮汁を煮立たせ、鯖を並べる。
5
生姜を入れて、落し蓋をして、弱火〜中火の間の火加減で、約15分煮る。
6
③でとった煮汁を加えて、落し蓋をし、煮汁を全体に回しかけながら3〜4分煮て出来上がり(・`◡´・)ゝ
鯖を使った煮つけレシピ3品目は、梅酢で鯖の煮つけです。
とてもさっぱりしたレシピなので、胃に優しい煮つけですよ。
1
鯖は二枚おろし、または三枚おろしにして、2~3切に切る。
2
熱湯を鯖両面にかけて臭みをとる。
表面が白くなる程度に熱湯にくぐらせてもよい。
3
鯖がなるべく重ならないように入る鍋かフライパンに鯖以外の材料を入れ沸騰させる。
4
3に皮目を下にして鯖を入れ、弱火~中火でクッキングペーパーの落し蓋をして煮る。
5
煮汁の量は鯖の表面が少し出るくらいに加減します。
少ないとこげるし、味が染みる前に煮汁がなくなるから。
6
時々煮汁を回しかけ、15分くらい煮る。
鯖を使った煮つけレシピ4品目は、焼き肉のたれで鯖の煮つけです。
焼き肉のたれと鯖?!と思う方もおられると思いますが、意外と相性がいいんですよ。
1
フライパンに焼き肉のタレと水を入れて火にかけます。
2
沸騰したら鯖を並べて入れ落としぶたをして中火で5分程度煮ます(全体的に色が変わってくるまで)。
3
ひっくり返して、タレがとろっと煮詰まってくるまで煮込めば完成。そんなに時間はかかりません。
鯖の煮つけレシピをご紹介してきましたがいかがでしたか?
今まで鯖の煮つけレシピが定番化していたと言う人も、ぜひ今回の鯖の煮つけレシピを参考に
色々な煮つけにチャレンジしてみてはいかがですか。
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