himari10
2017/05/17
日本からヨーロッパ、アメリカへ渡ったことから学名はローマ字で「kaki」なんです。
最初によく食べられている一般的な柿の種類をご紹介します。
品種は1000種を超え、多くの品種がありますが、大きく甘柿と渋柿に分かれます。
今回は甘柿をピックアップしました!
次郎柿(じろうがきは静岡県周智郡森町の松本治郎吉氏(1813-1887年)が1844年太田川で見つけた幼木を自宅に持ち帰り植えたのがはじまりとされています。
種はほとんどなく、果肉は果汁が少なく堅めでコリコリとした食感があり、酸味は感じられません。
「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べる」と言われていて、富有柿は果肉がやわらかく、次郎は硬めで歯ごたえがある柿ということを表しています。
松本早生富有柿は普通の富有柿よりも1~2週間ほど早く成熟する他は、富有柿と大きな特徴の違いはありません。
果肉は比較的柔らかめで富有柿らしい食感と甘さを備えています。
甘柿のルーツとも言われる柿で、「五所柿」や「やまとがき」、「ひらがき」などとも呼ばれています。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は正岡子規の有名な句ですが、ここに登場している柿が「御所柿」だと言われています。
4種類を紹介しましたが、甘柿の主な品種はおよそ12種類ほどあります。
種類の違う柿を食べ比べてみるのもいいかもしれませんね!
柿が赤くなれば医者は青くなる、とことわざでもあるように栄養満点な柿。
具体的にはどんな栄養と効果があるのか、調べると…
柿にはビタミンAやCが豊富に含まれています。ビタミンAやCには、喉や鼻の粘膜を丈夫にして、風邪などのウイルスに対する抵抗力を高める働きがあるため、柿を食べることは風邪予防になります。もちろん、風邪以外にもインフルエンザなどの感染症の予防にもなります。
柿にはタンニンとカリウムが含まれています。タンニンにはアルコールを分解する作用が、カリウムには利尿作用があるため、相乗効果で二日酔い改善が期待できます。また、前述のビタミンCには肝臓の働きを活発にする作用があり、これもアルコール分解を助けてくれます。
柿にはカロテノイドという色素成分の一種である、β‐カロテンやβ‐クリプトキサンチンなどが含まれています。これらのカロテノイドには、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、肺がんなどの予防効果が期待できると言われています。
二日酔いにいいとはよく聞きますよね!
ビタミンについてはミカンと同じくらいの含有量だとか!
干し柿にするとさらに凝縮され、美味しく効率的にビタミンを取ることができます。
それでは柿のレシピを紹介していきますね!
始めはおかずレシピから。
甘い柿でおかずレシピなんて白和えくらい?と思うかもしれませんが、もっともっとアレンジできるんです!
秋が感じられるレシピですね!
柿は生で食べると身体が冷えるのだとか。
火を通すことでより柿が体に優しくなったレシピですね!
柿の甘みで優しい味わいのカレーのレシピです!
子どもも大喜びのレシピですね!
柿の天ぷら!?と驚くかもしれませんが、柿の甘みが更に増しす、甘みを強く感じられるレシピです♪
材料も少ないのですぐにできるレシピですね!
デザートは、柿の甘みを生かしたレシピをまとめました!
まさか柿と牛乳だけでフルーチェが作れるなんて!
子どもから大人まで大好きなフルーチェなら、柿嫌いな人でも食べれるはず!
硬い柿でもすぐによく熟した柿になっちゃうレシピです!
白ワインを使っているので大人な柿デザートです。
熟した柿の方が好き!という方にオススメですね。
柿の甘みで砂糖が控えられるレシピのプリンです!
柿と牛乳、練乳という3つの材料でできちゃう簡単プリンレシピ!
柿を使った意外なレシピ、いかがでしたか?
柿といえば生か干したものを食べることが多いですが、熱を加えることによりより甘みが強くなり、料理に優しい甘みを与えてくれます。
砂糖を使うより、栄養満点の柿で甘みをつけた方が料理の栄養価も上がり、砂糖も節約できて一石二鳥ですよね!
まだほんの一部しかレシピをご紹介できませんでしたが、柿のレシピを見て意外なレシピを思いつく方もいるかもしれませんね!
これからの季節、風邪に負けないよう柿のレシピで柿をたくさん食べてくださいね!
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