himari10
2017/05/17
栄養素がたくさん含まれていると言われているニラ。
普段あたりまえに食べているニラですが、どんな栄養素が含まれているのでしょうか?
ニラを使ったレシピをご紹介する前に、ニラについて少し予習をしてみましょう。
ニラ(韮)はネギ科ネギ属の野菜で、日本でも「古事記」や「万葉集」にも出てくるほど古くから知られていた野菜の一つで、地方によって様々な呼び名で親しまれてきました。
仏教の世界ではニンニクやラッキョウなどと共に臭いのきつい五葷(ゴクン)の一つとされてきました。この香り成分はニンニクなどに含まれているのと同じ硫黄化合物の一種、アリシン(硫化アリル)です。
ニラは7~9月頃に30~40センチの花茎(かけい)を伸ばし、先端に白い花を咲かせます。この花芽も「花ニラ」として食用とされます。
◆疲労回復や滋養強壮に効果
にんにくにも似たニラ(韮)の臭いのもとは硫化アリルの一種アリシンという物質です。これはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があるそうです。
◆免疫力を高め、がんの予防にも効果
また、アリシンには、免疫力を高め、がんの予防にも効果があると言われています。更に、血行促進により、冷え性や動脈効果、血栓の予防にも効果的とされています。
◆生活習慣病予防に大きく貢献する緑黄色野菜
ニラ(韮)には沢山のβカロテンが含まれています。このβカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持などにも役立っています。
ビタミンCも豊富で、βカロテンと共に活性酸素を減らし老化の防止にもつながります。
◆ビタミンEも多く生活習慣病の予防にも
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防にも役立ちます。
それでは早速ニラを使ったレシピをご紹介していきましょう!
ニラを使ったレシピ1品目は、鶏ささみとニラのピリ辛豆板醤炒めです。
濃いめの味付けのレシピなので、お酒にも合いそうですよ。
1
筋を取った鶏のささみ肉をそぎ切りにします。両面に塩コショウを振りかけます。
※塩コショウはしっかりめに振りかけます。
2
その上から小麦粉を両面に振りかけます。
3
フライパンを火にかけ、ごま油をひき、ささみ肉を並べて両面2分程度焼きます。
4
お肉に火が通ったら豆板醤を入れてよく絡めます。
※豆板醤を炒めると風味が良くなります。
5
次に適当な大きさに切ったニラを加えて炒めます。
※ニラを入れる時は強火にします。
6
次に酒を加えてざっと炒め、ニラがクタッとしたら醤油を加えます。
ニラを使ったレシピ2品目は、もやしナムルです。
紗さっと作れるレシピなので、忙しい時にありがたいレシピです。
ラーメン屋さん「一風堂」のテーブルに常備してある食べ放題の味付きもやし。ラーメン待ちの間、ついつい沢山食べ過ぎてしまいます。家でできないものかと思って再現してみました。
1
ボウルの調味料(しょうゆ・ごま油・いりごま・にんにく・一味唐辛子)をあわせておく
2
もやしとにら(5cm位に切る)をお湯でさっと茹でる。
3
もやしのお湯をしっかり切り、熱いうちにボウルの調味料と和える。
ニラを使ったレシピ3品目は、ニラ玉です。
ニラ玉はニラを使ったレシピとして定番ですよね。
ささっと作れるのも嬉しいです。
1
卵をボウルに入れて軽く塩こしょうをして溶いておく。
ニラは4〜5cmの長さに切る。○の調味料を合わせておく。
2
サラダ油を引いて強火で熱する。卵を入れてふわっと数回混ぜて(5分割くらい)半熟状態になったらボウルに上げておく。
3
鍋を拭いてごま油を熱したらニラを入れてさっと炒める。○を回し入れて香りが立ったら卵を戻してすぐに火を止める。できあがり。
ニラを使ったレシピ4品目は、ニラのマヨしょうゆ胡麻和えです。
1
ニラは洗い3cm幅にカットしたら耐熱皿に広げる。ふんわりラップして600Wレンジで2分30秒加熱し粗熱を取る。
2
1のニラの粗熱が取れたらしっかりと水気を絞りる。
ボールに絞ったニラと●の分量を入れる。
3
2の和えたらお皿にもりつけて完成♪
ニラを使ったレシピ5品目は、豚ニラえのきの甘辛炒めです。
1
えのきは根元を切り、半分の長さに。豚肉は3センチくらい、ニラはえのきと同じ長さに切る。
2
フライパンを熱し、油はひかずに豚肉を炒める。※油をひくとしつこくなるので、豚肉から出る油で炒めていきます。
3
豚肉の色が変わってきたら、えのき、ニラの順に投入。しんなりしてきたら、砂糖と醤油を加える。全体にからませたら出来上がり。
ニラを使ったレシピをご紹介しましたがいかがでしたか?
今までニラを使ったレシピが定番化視していた人もぜひ今回のレシピを参考にしてみてくださいね。
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