himari10
2017/05/17
ピーマンはよく使われますが、ピーマンの歴史や栄養までは知らないと言う人が多いもの。
そこで、ピーマンを使ったレシピをご紹介する前に、少しピーマンについて勉強をしてみましょう。
ピーマンはとうがらしの甘味種を改良したもので、ピーマンやパプリカ、フルーツピーマンなどの種類があります。一般的に販売されている緑色のピーマンは、未熟な状態で収穫されたもので、そのまま収穫せずに放っておくと完熟して赤くなります(品種によってはオレンジ色や黄色になるものもあります)。完熟した赤いピーマンのほうが甘味がありますが、赤くなるまでに日数がかかるため、効率よく収穫できる緑色のピーマンのほうが多く流通しているというわけです。
へぇ!!市場に出回っているピーマンは未熟な状態なんですね!
全然知りませんでした(汗)
原産地の熱帯アメリカでは、紀元前6500年頃にはとうがらしが食べられていたといわれます。大航海時代にコロンブスによってとうがらしはヨーロッパに伝わり、その後改良されて甘味種(ピーマン)が生まれました。
日本へは16世紀にとうがらしが渡来し、江戸時代に普及しました。貝原益軒の「菜譜」(1704年)では「番椒(たうがらし)」という名で紹介されています。
血圧の上昇を抑える効果があるといわれるカリウムや、風邪予防や美容効果が期待できるビタミンCが多く含まれています。またβカロテンも豊富に含まれていて、免疫力アップやがん予防などに効果が期待できます。とくに赤ピーマンはβカロテンの量が緑ピーマンの倍以上あり、造血作用のある葉酸も多く含まれています。
赤ピーマンに含まれるカプサンチンという色素成分には強い抗酸化作用があり、がん予防に効果が期待できます。
それでは早速、ピーマンを使ったレシピをご紹介していきましょう!
ピーマンを使ったレシピ1作品目は、ピーマンの肉詰めです。
ピーマンの肉詰めはピーマンレシピの定番ですよね。
今回は餃子の種を使ったレシピをご紹介します。
1
ピーマンを半分に切り中の種とヘタを取る。
2
餃子のタネの残りを詰める
3
全体に小麦粉をまぶす
4
フライパンを熱しサラダ油を入れて熱くなったら、肉面を下にして焼く。焼けたら裏返してピーマン面を焼く。
5
★を一気にフライパンに流し込む。フタをしてしばらく小さめの中火で焼く
6
フタを取って汁が残ったらしばらく煮詰めて完成
ピーマンを使ったレシピ2品目は、ピーマンチャンプルーです。
え?ピーマン?ゴーヤじゃなくて?とお思いの人もおられると思いますが、今回のレシピはゴーヤではなくピーマンなんです(笑)
1
ピーマンは種を取り、半月切りに。
豚バラは2cm幅程度に切ります。
豆腐は重石をして水切り、食べやすい大きさに切ります。
2
フライパンに油を敷いて火にかけ、豆腐と豚バラを入れます。
「焼き色」がつくまで炒めます。
3
ピーマンを加えてめんつゆで味付け、塩コショウで整えます。
卵を割り入れ、程好く固まったらできあがり。
ピーマンを使ったレシピ3品目は、ピーマンの炒め煮です。
ピーマンの煮物も定番レシピですよね。
1
茄子,ピーマンを食べやすい大きさに切ります。
2
熱したフライパンにサラダ油(分量外)をひき,1の茄子とピーマンを中火で炒めます。
3
茄子がぐんなりしてきたら●を加え,弱火で炒め煮にします。
4
茄子がやわらかくなって,水がなくなってきたらできあがり☆
ピーマンを使ったレシピ4品目は、鶏肉とピーマンのピリ辛オイスター炒めです。
材料 (2人分)
鶏もも肉190g
酒大さじ1
塩少々
片栗粉大さじ1
ピーマン 1個
赤ピーマン半分
サラダ油小さじ2
★オイスターソース大さじ1と1/2
★酒大さじ1
★豆板醤小さじ1/2
★砂糖小さじ1
★おろし生姜2cm(チューブ)
1
鶏肉は一口大より少し大きめに切る
2
袋に鶏肉、酒、塩を入れて揉み込む。さらに片栗粉を入れて振り、全体にまぶす
3
ピーマン、赤ピーマンは縦1cm幅に切る。
★の調味料は合わしておく
4
フライパンに油を熱し、鶏肉の両面に焼き色が付くように焼く
5
そこにピーマンを入れ、軽く炒める
6
蓋をして、弱火で蒸し焼きにする
7
鶏肉に火が通ったら、★の調味料を入れて全体に絡める。少しとろみがつくまで加熱したら出来上がり♫
ピーマンを使ったレシピ5品目は、牛肉とピーマン炒めです。
1
ごま油でニンニクと生姜のみじん切り(チューブOK)を炒めて香りをだす。
2
牛肉を炒める。
3
ピーマンも加えて炒める。
4
醤油、オイスターソース、黒胡椒で味つけ。味みて調整してください。
ピーマンを使ったレシピをご紹介してきましたがいかがでしたか?
少し工夫してあげるだけで子供のピーマン嫌いもすぐに解消できるはず。
ピーマンの調理に困った時には、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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