【トラブル回避】同棲を考えている人は気をつけたいお金のあれこれ

    結婚前に相手の生活習慣を見られることもあり、同棲をするカップルも多いですが、気になるのはお金の問題ですよね。お金のトラブルが原因で結婚自体を考え直しかねない事態に陥ることも。そんな同棲のトラブルを回避するために、気をつけたいお金の分担についてまとめていきます。

    同棲時に問題となるのが、「お金」

    今や結婚前に同棲して、お互いの価値観や、生活習慣を知っておくのが当たり前となりつつあります。

    しかし、異なる家庭環境で過ごしてきた言わば「他人」同士の生活にはトラブルがつきものです。

    中でも多いのが、お金に関するトラブルなんだとか・・・。

    結婚を考えている彼との同棲生活、せっかくなら楽しいものにしたいですよね。

    今回はそんなお金に関するトラブルを回避して、幸せな毎日を送れるように気をつけたいお金のあれこれについてご紹介いたします。

    同棲時のお金のトラブル体験談

    まずは過去に同棲を経験した方たちの、お金に関するトラブルの体験談をご紹介します。

    これを参考に、同じことを経験しないように、気をつけていきましょう!

    「相手が電気代を払うのを忘れていて、家に帰ったら止められていて真っ暗だった」

    同棲中の相手が、うっかり支払いを忘れてしまうということは意外と多いそうです。

    お金に関してルーズなのかも?と疑ってしまいそうですね。

    こんなことがないように、光熱費は引き落としにする、お互いに支払ったかの確認をこまめにするなど、対策が必要です。

    「お互いのちょっとした買い物の支払いが積もり積もって結構な額になった。お互いに自分の方がお金を出しているという認識でケンカになった」

    これはやってしまいがちですね。
    何をいつ買ったのかを明確に記録しておくことが大切です。

    「同棲中の彼氏にお金を盗まれた」

    れっきとした犯罪です!

    付き合っている彼なので、信頼したい気持ちはわかりますが、まだどういう人なのか把握しきれていないはず。現金、通帳などの管理はしっかりしましょう。

    同棲を始める際にかかるお金

    一人暮らしを経験したことのある人ならわかっているかもしれませんが、同棲を始める際には、生活費の他にもかかるお金があります。

    これを把握していないと、同棲を始める以前にお金のことで揉めてしまいそうです。内訳をしっかり把握して、同棲を始める前までには準備をしておきましょう。

    賃貸物件を借りる際には、初期費用がかかります。同棲前までにおおよそ、家賃の5~6か月分は用意しましょう。

    初期費用の内訳は以下の通りです。

    【敷金:家賃1ヶ月分】
    大家さんに預けるお金。修繕費用や家賃滞納にあてられるものなので、修繕でチェックされた項目にかかる費用以外は、退去時に返金されます。

    【礼金:家賃の1か月分】
    大家さんに謝意を込めて支払うお金。物件によっては、礼金なしの場合もあります。

    【仲介手数料】
    不動産業者に対して支払うお金。

    【前家賃:入居後1~2か月分】
    契約金の一部として支払わなければならないお金。

    【鍵交換費用】
    防犯のために鍵を交換するために支払うお金。

    【火災保険料】
    部屋の借主は「原状回復の義務」があり、契約の際に必ず入らなければならない保険。

    【共益費】
    物件の管理・維持をしていくためのお金。

    同棲中にかかる生活費とは?

    初期費用の準備ができ、物件が決まれば、さぁ同棲生活のスタートです!

    同棲を始めてから日用品を揃え、お金が足りない・・・なんてことにならないように、月々かかる生活費についてしっかり把握しておきましょう。

    ・家賃
    ・光熱費
    ・食費
    ・交際費
    ・携帯代
    ・日用品

    これらは毎月かかるお金なので、何にどのくらい使えるのか、最初にしっかり決めておきましょう。

    また、その際にどちらが何を負担するのかまで決めておくと、後々揉めることも少ないでしょう。

    さらに結婚を考えている場合には、そのための資金の貯金も必要になってきます。

    同棲をスタートさせるにあたって、収入をすべて明かす必要まではありませんが、どのくらいのお金が生活費として出せるのかはお互いしっかり整理しておきましょう。

    同棲時のお金のトラブルを回避するには

    ここまで、同棲をする際にかかるお金について見てきましたが、やはり「他人と暮らす」という点ではいくつかルールを決めておく方がいいでしょう。

    そうすることで、無駄なトラブルを引き起こすこともなく、同棲生活を楽しむことができます。

    では、具体的にどういったことを決めておけばいいのか、みていきましょう。

    まずは、初期費用に関して。

    同棲経験者の中には、「彼氏が全額負担する」「きっちり折半する」「彼女が全額負担する」など、さまざまなパターンがあります。

    いずれにしても、どちらがどのくらい負担するのか、初めにきっちり話し合っておくことが大事です。なあなあにしていると、いざ入居というときに「相手が負担してくれると思ってた」なんてことになりかねません。

    生活費についても同様です。

    家賃は彼氏が、食費は彼女が、など明確に決めておきましょう。

    全てを相手に任せるということは、後々に相手から不満がでることもあるので、あまりオススメはされません。

    同棲するんだからお財布は一緒という考え方も、改めた方がいいでしょう。自分で稼いだお金はある程度自由にしたい、という気持ちがお互いにあることを忘れてはいけません。

    生活費を多めに彼に負担してもらう場合などは、家事の分担を多く引き受けるなど、お互いに平等になるようにバランスを考えてみましょう。

    同棲するということは、生活を共にすることなので、お金のことだけが問題ではありません。家事の負担もトラブルの原因になりかねませんので、初めに話し合っておくことが大事です。

    また急な出費や、どちらかがお買いものをしてきた際にかかったお金についてもレシートをとっておいて、月末に精算するなど、ルールを設けた方がいいでしょう。

    同棲スタート時にお財布をいくつか用意して、食費はこのお財布から、日用品はこのお財布から、など振り分けておいて共有のお財布を作っておくことでも対処ができそうです。

    お金とは関係ないかもしれませんが、お互いの両親にきちんと報告をしておきましょう。万が一のときに資金の援助をしてくれたり、何かと助けになってくれるかもしれません。

    また、知らなかったことで起こるトラブルも多くありますので、事前にご挨拶をしておくことも同棲生活において大切なことです。

    まとめ

    彼との同棲は不安もありますが、毎日一緒にいられるなど楽しみでもありますよね。

    しかしそこでもトラブルは付き物です。

    お金に関することで揉めて同棲解消、ということにならないように事前によく話し合っておくことが大切になってきます。

    お金に関することはデリケートで話題にしづらいですが、しっかりお互いの納得がいくまで決めておきましょう。

    無駄なトラブルを回避するために、同棲を考えているカップルは、今回の記事を参考にして楽しい同棲生活を送ってくださいね!

    TOPへ