【シャンプー後の髪の毛】自然乾燥?ドライヤー乾燥?どっちが正解?

シャンプー後の髪の毛を乾かすとき、皆さんはどうしていますか?髪の毛のためを考えて自然乾燥にしている方も多いのでは?自然乾燥にもメリットデメリットがあるんです。また、ドライヤー乾燥についても一緒にまとめましたので、みていきましょう。

自然乾燥は髪の毛にいい?悪い?

髪の毛の自然乾燥には気をつけるべき点があります

シャンプー後の髪の毛は、キューティクルが開いた状態です。とても無防備な状態で濡れたまま放っておくのは本当はよくありませんよ。

しかし、スーパーモデルのミランダ・カーは、シャンプー後の髪の毛は自然乾燥しているのだとか。なのにどうしてこんなに艶やかな髪の毛を維持できるのでしょう。

髪の毛の自然乾燥には、素早く水分をふき取る事が大切です。キューティクルが開いた状態の髪の毛をこすってしまうと逆効果です。

そしてやはり、髪の毛がいつまでも濡れた状態でいないようにすることです。ドライヤーを使いたくないという自然乾燥派の方も、乾きが悪い日などは扇風機やドライヤーの冷風をあててみるのがおすすめです。

髪の毛の自然乾燥デメリット

自然乾燥では髪の毛がなかなか乾かないという状態がよくありません

髪の毛と頭皮が濡れている状態は、平常時より頭皮もデリケートになっています。髪の毛が濡れた状態でしばらく放置されていると雑菌が繁殖しやすくなります。

蒸れた状態が続き、髪の毛や頭皮に雑菌が繁殖すると皮膚炎やフケの原因になります。そんな時、頭皮が乾燥しているのかな?と勘違いして自然乾燥を続けてしまう方がいます。

きれいな髪の毛のためには、頭皮の環境が大事です。髪の毛そのものはキューティクルの摩擦など避けなければなりませんが、頭皮は雑菌の繁殖を防がなければなりません。

髪の毛を自然乾燥させるには、タオルでの拭き取りが重要ですが、頭皮を優しくマッサージするように拭き取りましょう。髪の毛同士をゴシゴシこすったりするのは禁物です。

また、自然乾燥の際に頭皮が冷えてしまい、血行が悪くなりがちというデメリットも…頭皮の血行が良くないと髪に栄養が行き届かなくなってしまうのです。

髪の毛の自然乾燥メリットは

髪の毛の自然乾燥にもメリットがないわけではありません

シャンプー後、自然乾燥したい場合はしっかりと念入りに髪の毛をタオルドライしたら、髪の毛を保護するオイルなどをつけておきましょう。ドライヤーで熱くなることもないので髪のダメージは減らせます。

そして、先ほども書いたように自然乾燥派の方でも湿気の多い日や髪の毛が乾きにくいと感じたときにはドライヤーの冷風を使って頭皮が蒸れるのを避けるように注意してください。

ドライヤーの冷風は、開いていたキューティクルを閉じ、髪の毛に自然なツヤを与えてくれるため、自然乾燥派の方にもおすすめですよ。

ドライヤーは本当に自然乾燥より髪の毛によくないの?

ドライヤーも使い方次第で髪の毛にダメージを与えません

髪の毛をドライヤーで乾かすことは、自然乾燥より高温になることで髪の毛へのダメージがないとは言えませんが、頭皮環境を考えると素早く乾かす事にはメリットがあります。

ドライヤーを使い頭皮を中心に、素早く乾かす分には髪の毛はさほど傷めません。素早く乾かすことでキューティクルが閉じてツヤのある髪の毛に仕上がります。

上手にドライヤーを使って健康的な髪の毛へ

ドライヤー乾燥がどうして髪の毛によくないといわれるのでしょう

ドライヤーでの乾燥が自然乾燥より良くないといわれてしまうのには理由があります。高温のドライヤーの熱風を直接髪の毛に当ててしまうことがよくないのです。

ドライヤーは髪の毛から20cmほど離して使いましょう。その際に、手ぐしで毛先の方向へ整えながら乾かすとキューティクルのキメが整います。

ドライヤーの熱ダメージから髪の毛を守るために、8割方乾いた時点で冷風に切り替えましょう。こうすることで自然乾燥よりツヤのある髪の毛に仕上がります。

髪の毛の自然乾燥とドライヤー乾燥のおさらい

自然乾燥は放置する時間が長いとそれだけダメージを受けやすくなる時間に比例してしまいます。自然乾燥にこだわるなら頭皮を濡れたままにしないよう、しっかりタオルドライをしましょう。

自然乾燥した髪の毛とドライヤーで正しいブローをした場合、このような差が出ます。自然乾燥ではキューティクルが開いた状態のままですが、ドライヤー乾燥の場合は素早くキューティクルを閉じてあげることでツヤのある髪の毛になりました。

ドライヤー乾燥の場合も冷風を上手に利用するとよいでしょう。熱ダメージから髪の毛を守ります。自然乾燥で気を付けるべき点は、頭皮の清潔を保つことです。

髪の毛の自然乾燥まとめ

髪の毛の自然乾燥は、メリットとデメリットをしっかり理解して、頭皮の環境に注意しながら行いましょう。ドライヤーの冷風と併用することをおすすめします。

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