国際結婚したい女子が急増！日本在住派？それともアメリカ移住派？

日本も国際社会になって、産業面だけでなく文化面でも大きくグローバル化してきました。ビジネスのみならず、観光で日本を訪れる外国人は年々増えています。アメリカ人観光客も然りです。

大都会ではもちろんのこと、地方都市でも外国人を見かける機会も増えてきました。それは、英語語教育の一環として、アメリカをはじめとする英語圏各国からネイティブ・スピーカーを受け入れる学校が増えてきたこともひとつの理由でしょう。

英語教育となれば、はやりその大多数はアメリカからの受け入れが多いようです。オーストラリアやイギリスからも教師はやってきますが、なぜか日本女子はアメリカ人への憧れが強いように思います。

それは日ごろからテレビや映画で親しんでいる「アメリカ人」への親近感からなのか、他国の外国人よりもアメリカ人を好む傾向にありますよね♪　そしてアメリカ人との国際結婚までも夢見てしまいます。

背が高く、青い瞳、いつも優しく包んでくれて、顔を見れば「I LOVE YOU!」、電話をかければ「I MISS YOU!」を連発してくれるアメリカ人・・・そんな憧れを抱いている女子は少なくないのでは？

偶然の出会いを待つのは不可能に近いので、アメリカ人との国際結婚を強く望むなら、アメリカ人が出入りするクラブやバーなどに積極的に行ってみる、あるいは国際結婚を推奨しているインターネット・サイトに登録する、または自らアメリカ大陸に乗りこんで、国際結婚の相手を探す、などのどれかの方法を探るしかありません。

さて、日本にいながらにして運命の糸が2人を結びつけ、アメリカ人の彼と出会ったあなたは、見事無事に国際結婚しました。

アメリカ人の彼は仕事で来日、あるいはもともと日本に興味があったので、自ら日本にやってきたわけです。なので、すでに日本文化あるいは日本女性のこともある程度は理解があります。

このパターンの国際結婚なら、日本人であるあなたはあまり苦労はないかもしれません。日本人女性はアメリカ人にとってもある種「憧れの国際‘結婚相手」でもあります。

アメリカ人男性には「男性を立て旦那さんに尽くす」というイメージが、すでに日本人女性に対して出来上がっています。ですから、アメリカ人の彼にとっても、おそらくこの国際結婚は「望みが叶った国際結婚」だったのではないでしょうか？

彼の仕事が日本にある、あるいはアメリカ人の彼がこのまま日本に住みたい、と考えているならきっとその選択が良いと思われます。

国際結婚と言えども、あなたはこれから英語を学ぶ必要もないし、自分の親の近くで暮らすことができ、これから生まれてくる可愛いハーフの子供の子育ても日本ですることができます。

もしこれから起こるかも知れない問題があるとすれば、アメリカ人の彼が、彼の家族の問題で帰国を考え始める、あるいは急に心変わりをして帰国したくなる、という可能性が起きることかもしれません。

自分の留学先のアメリカで彼と出会い、そして国際結婚にいたる・・・自然な流れでありこのパターンの国際結婚カップルはとても多いと思います。

しかし、それでいても国際結婚となると、憧れていた夢の中の国際結婚と現実のそれとはギャップがあることもあるようです。

結婚当初は、日本の友人たちからもうらやましがられ、「アメリカ人との国際結婚」を手にした自分に酔いしれて「世界一幸せ！」などと思ってしまうでしょう。

しかし実際にアメリカで腰を据えて家庭を築くとなると「夢の国際結婚生活」はそうそう長くは続かないことも多いようです。

「文化の違い」や「超え切れない言語の壁」といった問題が、国際結婚の元凶になることが多く、この問題をいかに2人で解決していくか、が今後の2人の将来を大きく二分するものと考えられます。

日本人同士の結婚でさえ、今では離婚率がどんどんと上がっています。国際結婚とは「文化」や「言語」を超えたところにあるものなので、やはり「コミュニケーション」は一番重要のようです。

国際結婚をした女性に聞くと、英語で愛を語るのは簡単、でも「いざこざ」やケンカが起きると、自分が伝えたい細かいことが英語で伝えられない、と言います。

自分の文化に相手を招き入れた場合も、自分が相手の文化に飛び込んだ場合も、結局は「国際結婚の成功の鍵はコミュニケーション」なのではないでしょうか？

夜遅く2人で出先から帰宅してちょっと小腹が空いたとき、日本人の私たちが「ちょっとお茶づけでも食べようか」というところを、アメリカ人の旦那さまは「宅配ピザをとろうか」となるのですから、国際結婚は「2人の根本がまったく違うところからのスタート」ということを念頭に置いて、しっかり自覚を持って踏み切りましょう。そして・・・末永くお幸せに♪