たっぷり野菜が食べられる☆お手軽でおいしい中華丼のレシピ公開☆
tsushima
2016/08/21
中華料理に用いられていることが多いチンゲン菜。
普段そんなに頻繁に食べる訳ではないチンゲン菜ですが、そもそもチンゲン菜はどんな野菜なんでしょうか?
チンゲン菜を使ったレシピをご紹介する前に、チンゲン菜について予習をしてみましょう!
青梗菜(チンゲンサイ)は中国から伝わった野菜で、白菜などと同じ仲間で、不結球タイプになります。和名では「たいさい(体菜)」と呼ばれています。葉柄部分は加熱してもシャキシャキした良い歯ざわりが残る野菜で中華料理には欠かせない食材ですが、洋食系でもよく使われるようになりました。「雪白たいさい」なども同じ仲間になります。また、同じ仲間に「パクチョイ」がありますが、青梗菜が青軸なのに対し、白軸のものを「パクチョイ」と呼びます。
また、アブラナ科の野菜なので、春先には菜の花と同じように花芽をつけますが、この花芽も『青梗菜の菜ばな」として食用になります。
チンゲンサイは通年各地から出荷されており、あまり旬を感じない野菜ではありますが、東京中央卸売り市場での取引が多いのは、多い順に5月59t、4月54t 11月52t、3月52t、10月51tとなっています。チンゲンサイは春と秋の穏やかな気候の時に路地物が多く出回ると言うことです。(平成22年度東京中央卸売市場実績)
●チンゲンサイに含まれる豊富なβ-カロテン
βカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
●チンゲンサイはカリウムやカルシウムを豊富に含んでいます。
カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。また、カルシウムは骨を生成する上で欠かせない成分です。骨を丈夫にし、健康を維持します。また、イライラの解消にも効果があります。
●ビタミンC
風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
それでは早速チンゲン菜を使ったレシピをご紹介していきましょう!
どんなレシピが登場するのか楽しみですね!
チンゲン菜を使ったレシピ1品目は、チンゲン菜のからし和えです。
1
チンゲンサイを軽く塩茹でし、冷水にとったらしっかりしぼる。
2
ボウルにからしとしょうゆを入れて混ぜ合わす。
3
チンゲンサイを3cmくらいに切り、ボウルに入れて和える。かつおぶしをふって軽く和える。
チンゲン菜を使ったレシピ2品目は、厚揚げとチンゲン菜の照り焼きです。
材料 (1~2人分)
厚揚げ1枚
チンゲン菜 1株
サラダ油大さじ1
マヨネーズ・七味唐辛子適量
■ <調味料>
麺つゆ(2倍濃縮)大さじ4
砂糖小さじ1
片栗粉小さじ1/2
1
厚揚げはお湯で洗って油分を取り、食べやすい大きさに切ります。
2
チンゲン菜は茎と葉に切り分け、食べやすい大きさに切ります。
3
熱したフライパンに油を入れて、ほんのりと焦げ目がつくまで中火で①を炒めます。
4
茎を入れて30秒ほど炒めたら、葉も加えてサッとひと炒め。
5
混ぜ合わせた<調味料>を流し入れて、とろみがついたらお皿に盛ります。マヨネーズと七味をかけて完成。
チンゲン菜を使ったレシピ3品目は、チンゲン菜のクリーム煮です。
材料 (2人分)
チンゲンサイ 2束
あさりのむき身又は牡蠣、ホタテ貝柱適量
明治おいしい牛乳100cc
生クリーム(なければコーヒーフレッシュで代用可)大2
鶏がらスープの素(顆粒)大1/2
塩、こしょう適量
☆片栗粉大2
☆水大2
酒少々
1
①チンゲンサイは縦に4等分に切る
2
②フライパンに油を引き、チンゲンサイを強火で炒める。水50ccを加え蓋をして1分蒸す。時間が来たら、ザルにあげておく
3
③フライパンに油を引き、貝を強火でサッと焼き目を付ける。6の工程で完全に火を通します。酒を振りかける。
4
④すぐに牛乳、チンゲンサイを加え、続いて鶏がらスープと、手早く加えていく
5
⑤沸騰したら、一旦火を止め、生クリームを混ぜて、水溶き片栗粉を回しかける
6
弱火で火をつけトロミが出たら、最後に塩コショウで味を整える。
温まったら出来上がり。
チンゲン菜を使ったレシピ4品目は、エビとチンゲン菜のオイスター炒めです。
材料
海老10尾ぐらい
○塩少々
○酒小さじ2ぐらい
○片栗粉適量
青梗菜 2株
胡麻油適量
■ オイスター炒めのタレ(ID:1828490)
★水大さじ2(小さじ6)
★オイスターソース小さじ5
★醤油小さじ4
★酒大さじ1(小さじ3)
★砂糖小さじ2
★片栗粉小さじ1
1
★の調味料をすべて混ぜ合わせてタレを作っておく。
2
海老の殻をむき、背ワタを取ってさっと洗う。
※むき海老の場合は片栗粉(分量外)をまぶしてぬめりがとれるまで洗う。
3
水気を切った2の海老に○の塩と酒を揉み込んで下味をつけ、片栗粉をまぶす。
4
青梗菜を洗って葉と茎に切り分け、それぞれを食べやすい大きさに切る。
5
フライパンに胡麻油を熱し、青梗菜の茎から炒める。
6
油が回ったら、海老を入れてさらに炒める。
7
海老に火が通ったら、3のタレを入れて全体に絡める。
8
最後に青梗菜の葉を入れ、さっと混ぜてできあがり♪
チンゲン菜を使ったレシピ5品目は、チンゲン菜のさっぱり卵あんです。
ささっと作れる簡単レシピなので忙しい時におすすめです。
材料 (2人分)
青梗菜 中2株程度
卵1個
片栗粉小さじ2
水(片栗粉用)大さじ2程度
塩コショウ(青梗菜用)少々
ごま油小さじ1
サラダ油小さじ1~2
水2カップ
鶏がらスープの素小さじ1
塩小さじ1
こしょう適量
1
青梗菜は3センチ幅くらいに、茎は斜めにそぎ切りにしておく。
卵は溶いておく。
片栗粉も水に溶いておく。
2
フライパンを中強火にかけ、ごま油とサラダ油を入れ、煙が出るくらいまで温める。
温まったら、青梗菜の茎だけを入れる。
3
1分程炒めたら、裏返しまた炒める。しんなりしてきたら、葉っぱを入れ、塩コショウをし軽く火を通し、皿に盛る。
4
そのままのフライパンに水、鶏ガラスープ、塩を入れ、沸騰したら火を一旦止めて水溶き片栗粉を入れてダマにならないように混ぜる
5
片栗粉が混ざったら、火を付けて卵を入れてかき混ぜる。
1分程度で固まり始めたら火を止めて、皿の青梗菜にかけて完成。
チンゲン菜を使ったレシピをご紹介してきましたがいかがでしたか?
チンゲン菜を使ったレシピはたくさんあるという事がよくわかりましたね。
ぜひチンゲン菜を調理するときには今回のレシピを参考にしてみてくださいね。
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