himari10
2017/05/17
デトックスを一言で説明すると、「体内にある不要な有害物質を排出すること」です。
もともとは、「解毒」を差す意味があり、そこから派生して、体の老廃物、有害物質を追い出すことをデトックスと呼ぶようになったようです。
大気汚染や食品添加物など、私たちの生活と有害物質は無縁でいることは難しいです。
だからこそ、上手にデトックスしていくことが重要になってきます。
体内の有害物質を分解・排出するため、活躍しているのが肝臓です。
つまり、デトックスには健康な肝臓が不可欠といえます。
体内に溜まった毒素の75%は便から、20%は尿から、3%は汗から、2%は毛髪と爪から排出されると言われています。
そうなると、効率の良いデトックスのためには、腸内環境を整え、排便を促すようにすると良さそうですね。
具体的な物質名としては、尿酸、尿素、乳酸、クレアチニンがあげられ、これらは汗となったり尿や便となって排出されます。
紫外線などを受けて皮膚の脂質が酸化されてできる、過酸化脂質なども老廃物にあたります。
他には、フケやアカ、食品に含まれる添加物なども老廃物に含まれます。
体内の老廃物を分解・排出するのが肝臓ですが、その老廃物を肝臓に贈る役割を担うのがリンパです。
このリンパの流れがスムーズかどうかで老廃物の排出しやすさが変わってきます。
色々を説明をしてきましたが、「デトックス効果高めるためには何を食べたらいいの?」という声に次からは応えていきたいと思います。
どんな食材をレシピにとりいれたらいいのか、デトックス効果のある食材をまとめました。
酵素は、「消化」「代謝」を助けるタンパク質の一種です。
野菜や果物はこの酵素をたくさん含んでいます。
野菜では、菜の花、レタス、トマト、にんじん、ほうれん草、大根、玉ねぎ、ブロッコリーなどがあげられます。
果物では、リンゴ、イチゴ、バナナ、マンゴー、パイナップル、オレンジ、スイカ、グレープフルーツなどが酵素を多く含むと言われています。
酵素は熱を加えると壊れてしまうので、スムージーなどにするのがおすすめです。
アボカドのもつ、強力な抗酸化作用のあるグルタチオンは、肝臓を強化する効果があるそうです。
ごぼうに含まれるイヌリンという物質には、利尿作用があり、腎臓機能を高め、血糖値の降下作用や糖尿病にもよいといわれています。
また食物繊維を多く含むので、整腸作用があり、胞内の余分な水分を排出させるので、むくみの解消にもつながります。
ごぼうはまさにデトックスレシピに不可欠な食材といえますね。
あさりは肝機能を高め、利尿作用もあるデトックス食材です。ぜひデトックスレシピに取り入れたい食材ですね。
それでは、次からは実際にどうやってレシピに取り入れたら良いのか、デトックスレシピをご紹介していきます。
それではいよいよ、デトックス食材を使ったレシピをご紹介していきます!
今回ご紹介できるのはほんの一部ですが、自分に合ったレシピを見つけて毎日の生活に役立ててくださいね。
とろとろまろやかな口当たりのジュースです。アボカドをたっぷり摂れます。
アボカド 1/2個
牛乳 200ml
クルミ 6個
練乳 大さじ1
飾り用クルミ 適量
氷 適量
1.アボカドは種を取って、中身をスプーンでくりぬきます。
2.飾り用の少量のアボカドをとっておき、それ以外の全ての材料をミキサーに入れて撹拌します。
3.しっかりと攪拌できたら、グラスに注ぎ、アボカドと飾り用のクルミをのせて出来上がりです。
食物繊維が豊富で、利尿作用のあるカリウムも豊富なきのこ。お好きなきのこを入れて、ごぼうのデトックス効果も得られるレシピです。
ごぼう 200g
玉ねぎ 1/2個
キノコ(なんでも) しめじなら1袋ぐらい
無添加コンソメ 1個
塩 小1/2
粗びき胡椒 適量
オリーブオイル 大1
調整豆乳 200cc
セルフィーユなどのハーブ(あれば)4枚
1.ごぼうは皮をこそげ摂り、斜めに薄切りにしてサッと水にさらしてざるにあげます。玉ねぎは薄切りに、キノコは小房に分けます。
2.オリーブオイルを厚手の鍋に熱し、1を入れて、しんなりするまで炒めます。
3.塩少々(分量外)をふり、蓋をして弱火で10分程蒸し煮にします。
4.水800ccとコンソメを加えて強火にして煮立ったら塩を加えます。蓋はせずに、水面がふつふつをするくらいの火加減で20分煮込みます。
5.火を止めて豆乳を入れます。粗熱がとれてからミキサーにかけたら出来上がりです。お好みで粗びき胡椒を振ってどうぞ。
キムチは発汗新陳代謝を促進するといわれています。肝臓によく、利尿作用のあるアサリと組み合わせたレシピです。
絹ごし豆腐 1/2丁
白菜キムチ 30g
あさり 100g
にら 50g
塩 少々
ごま油 小さじ1
しょうゆ 大さじ1
水 カップ4
1.あさりは砂抜きをします。にらは3cmの長さに切ります。
2. ごま油小さじ1を鍋に熱し、白菜キムチを炒めます。水カップ4、あさりを入れて中火で加熱し、あさりの口が開いたら、豆腐をちぎりながら入れて弱火で2~3分ほど煮ます。
3.しょうゆ大さじ1、塩少々で味をととのえ、にらを加えてサッとひと混ぜして火を止めます。
腸の働きを活発にするひじきと、肝臓に良いアボカドを使ったレシピをご紹介します。
アボカド 1コ
たまねぎ 1/4コ
ひじき (ドライパック缶詰) 1缶(110g)
ひよこ豆 (水煮缶詰) 1/2缶(60g)
(A)塩 小さじ1/3
(A)こしょう 少々
(A)赤ワインビネガー 小さじ1
(A)オリーブ油 大さじ2
1.アボカドは半分に切って種を取ります。玉ねぎは薄切りにします。
2.(A)の調味料をボウルに混ぜ合わせ、ドレッシングを作ります。
3.別のボウルに、賽の目に切ったアボカド、たまねぎ、ひじき、汁けをきったひよこ豆を入れ、最後に2のドレッシングを加えて混ぜ合わせたら出来上がりです。
デトックスレシピで大切なのは、普段から、野菜、果物、魚介、海藻を多く含む献立を心がけることです。
ぜひ、レシピを試してみて、あすからの健康にお役立て下さい。
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