読書の秋!ノーベル文学賞受賞の《カズオ・イシグロさん》とは?
wanderson
2017/10/11
読書の秋、外は肌寒くなってくる季節ですよね。そんな時はコーヒーでも飲みながら、ゆっくりとお家でまったり読書が一番♡
今回はあなたの考え方を変えてしまうような、心に響く本を3つご紹介します。あなたが生きて来た人生、そしてこれから生きていく人生に対する見方が、きっと変わりますよ♡
「私の人生を変えた」「魔法のような本」。パウロ・コエーリョの小説「アルケミストー夢を旅した少年」を読んだ人は、みんな口を揃えてそう言います。その中には、アメリカの著名人ウィル・スミスさんも♡
「アルケミストー夢を旅した少年」は、あるスペインの羊飼いの少年のお話。ある日ピラミッドに宝物が眠っているという夢を見た少年は、親の反対を押し切り遠く離れたピラミッドのある地までその宝物を探しにいくのですが、その道中様々なことを学んでいきます。
あらすじだけではなんだかありがちなストーリーかなと思ってしまいますが、この本のすごいところはパウロ・コエーリョの書く全てのページに、誰もが忘れかけていた大事なことを綴られています。
例えば……
・最も突飛なことが、人生の中で最も単純なことであったりする。
・ある人が大衆の思うような人でなければ、みな怒り狂う。しかし他人に対しては厳格な理想像があるのに、自分に対しては理想がまったくない。
・あなたが涙した場面をしかと覚えておきなさい、そこにあなたの宝がある。
などなど、とってもシンプルなんだけれど、忘れかけてしまっているような言葉ばかりが、ほぼ全てのページに書かれているのです。
そしてこれらの言葉だけでなくストーリーの構成やエンディングにも、「あぁ……そっか。」と口に出してしまうようなストーリー展開が!
ぜひぜひ、これからの人生に大きな決断を下そうとしている就活生に、一度読んでいただきたい本です♡
人気作家ミッチ・アルボムの名作「天国の5人」は、映画化もされた有名な作品♡
なんとストーリーは、主人公が長年働いて来た遊園地で小さな子供を助けたために死んでしまうシーンから始まります。しかしそこから主人公は、自分の人生に影響を与えた、もしくは自分が影響を与えた、5人の人物に天国で出会うのです。その中には知っている人がいれば、まったく会ったことのない人も。
この本は、「自分って人の役に立っているのか、価値のある人間なのか」と悩んでいる方に読んでいただきたい作品♡主人公自身も決して幸せで想い通りの人生を生きていた訳ではなかったのですが、そんな彼でもある人の人生を変え、またある人のおかげでその人生を生きていたことに気付かされます。
この本を読んだあとは、きっと今ある全ての出会いに感謝し、全ての出会いを大切にしようと思えるはず!
数年前に映画化されたロイス・ローリー作の「ザ・ギバーー記憶を伝えるもの」は、アメリカでも知る人が多い名作。その理由は、多くの高校の必須読書課題として課されている作品だから。つまり学校が学生に読ませるほど、大切な意味を持っている作品でもあるのです♡
あらすじは、あるユートピアという架空の世界に生きている主人公がギバーという職業を与えられたことをきっかけに、自分が今まで生きてきた世界のおかしさに気付くというもの。主人公が住んでいる世界は全てがその世界のトップの人々に管理されており、職業から学校はもちろん、自分の家族までもトップが構成する。毎日ある薬をとることで感情は抑えられ、性欲や怒りが抑制されるため犯罪も誰かに恋をすることもない。
全てが管理されていて一見平和の世の中とも見ることができますが、全てが管理されている世の中って、正直どこかの国に似ているようにも感じませんか?
ぜひ一度読んで見て、全てを他人に決められる人生と、自分の人生は自分が決める人生、どちらがいいか考えて見てください♡
これらの本は、筆者が実際に読んで感激した本でもあります♡映画のような激しいストーリー展開があるわけでも、衝撃的な結末が待っているわけでもありませんが、どれも人生において重要なことを教えてくれます♡
ぜひ何か悩みを抱えている方や、大きな決断を下そうとしている方に読んでいただきたい作品です!
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