旬の果物をおいしく食べよう！《甘夏》をつかったおすすめレシピ

今スーパーでみかける旬のフルーツといえば、”甘夏” ですよね！初夏にかけて旬をむかえる甘夏、ただそのまま食べるだけでなく、料理にいろいろなアクセントを加える、スパイスにも使えるって知っていますか？

甘夏は、「夏代々（ナツダイダイ）」とも呼ばれ、熊本県を主な産地とする、甘味系夏ミカンとよばれる果物の一種です。

みかんやオレンジなどと比べると酸味が強めですが、それとともに甘みがあり、さっぱりと食べられる清々しい後味が楽しめます。

旬は３月後半～５月いっぱいにかけて、まさに今が旬の、食べなきゃ損なフルーツなのです！

実は甘夏は、美容効果もとっても高い食べ物。

まず豊富に含まれているのが、柑橘類でおなじみのビタミンCとそれにともなうクエン酸です。

いわずとしれたビタミンCは、肌、髪、目、歯、あらゆるところを美しくしてくれる栄養素であり、美白効果や、くすみの予防にも効果的です。くわえて甘夏に含まれるクエン酸は血液をさらさらにしてくれる効果があり、風邪をひきにくくなるなどの免疫アップ効果も期待できます。

ついで、カロテンという栄養素も豊富なのが、甘夏のいいところ。カロテンを豊富に摂取すると、多くの女性の悩みの種である "むくみ" がおこりにくくなる効果があるのです！

房がしっかりしている甘夏は、料理にいれても崩れることなくおいしく食べられます！

甘夏と豆苗、レンコンの食感も楽しいお皿いっぱい食べられるサラダ。甘夏はさっぱりとした後味なので、水菜などとの相性もバツグンです。お通じにもよさそうですね♡お好みでスイートチリのドレッシングなどでスパイスを加えてもいいかも。

甘夏に、菜の花、アスパラ、新玉ねぎを合わせた、THE・旬の食材たっぷりのサラダ。旬の食材は味は深く栄養価が高いのにくわえ、価格も安く押さえられるのがいいところです。彩も爽やかなので、食卓がぱっと明るくなりますね。

どうせなら箱で買いたい甘夏は、保存食としても活用しましょう。甘夏の皮を丁寧にとりのぞき、砂糖と一緒に煮詰めれば、甘夏マーマレードのできあがり。パンにぬったりヨーグルトにかけたり、毎日の朝食がちょっと楽しくなるレシピです。

ここだけの秘密のポイントは、薄皮・白皮を丁寧に取り除くこと。これらはエグみの原因になるので、ひと手間加えるだけでとってもおいしく仕上がります。

シロップを作り置きしておけば、料理にやわらかな酸味と甘みを加える調味料としても、炭酸や紅茶で割って夏のドリンクとしても楽しめます。

しかも、作り方は甘夏をスライスして密閉ボトルに砂糖と一緒にいれておくだけ！甘夏が本来もつ水分が少しずつ染みだして、何日かたてばぎゅっと甘夏のおいしさが凝縮されたシロップができあがります。

正直にいうと、おいしい甘夏の見分け方は難易度が高めです。

①色が均一濃く、表面が滑らか。
➁表面に艶があり、ヘタの部分に青みが残っている。
➂持った時にずっしりと重みを感じる。（果汁がつまっている）

これらのことに注意して見分ければ、みずみずしくておいしい甘夏に出会えるはず♡

甘夏は、ただフルーツとしていただくだけでなく、料理に彩りや新しい食感を加えることもできる万能フルーツです。旬は５月いっぱいなので、ぜひ食卓に一品くわえてみては
？♡