結婚できないと不安になっているあなたへ!「結婚」はcan't?don't?

20代は余裕だった女子たち。まわりがそろそろ結婚だ妊娠だとざわつきはじめる30代にもなると、いよいよ焦って不安になるものですよね。「結婚できないかも」と考えだしたらその不安はもう止まりません。「結婚できない」と「結婚しない」はまったく別物なのはわかりますか?

「結婚できない不安」がはじまる瞬間

いきなりの質問ですが、あなたにとって「結婚」って何ですか?本気で、ホントに真剣に「結婚」について考えたことありますか?

20代の若い頃は、結婚なんてまだまだ先のことと思っているものですが、社会人になり学生時代の友人たちや会社の同僚たちが結婚していくのを見ているうちに、なんだか急に焦りだして不安になってくるのが「私、結婚できないかも」という最大の不安のはじまりですよね。

それでも、彼がいればまだその不安はあまり深みにはハマってはいないでしょう。しかし、20代後半~30代にかけて突然彼と別れることにでもなったら、「もしかしたら結婚できないかも」という不安は一気にピークに達してしまうでしょう。

漠然とでも今の彼と結婚を考えていたのに、突然の別れでパニックに陥り「結婚できないかも」という不安がどっと押し寄せてきます。

「これからまた誰かに出会うのだろうか」「結婚相手なんてそんなに簡単に現れるはずない」などと、不安はどんどんと大きく膨らむばかりです。そしてあなたは「私・・・結婚できないかも」とつぶやきます。

ここで最初の質問をもう一度!あなたにとって「結婚」っていったい何なのでしょう?なぜあなたは「結婚できないかも」という不安に悩まされるのでしょう?

「結婚はゴール」が不安の大元

不安になっているあなたは気づいていますか?自分も含めて、多くの人たちは「結婚はゴール」だと思っているふしがあります。「結婚できない」は「ゴールにたどり着けない」という漠然とした不安につながっているのです。

結婚するまでは「誰かお付き合いしてる人いないの?」「今の彼と結婚しないの?」「いつ結婚するの?」と、まわりはあなたを不安にさせることばかり聞いてきます。「結婚できないかも」という不安にまでおとしいれてくることすらあります。でも実際に結婚してしまえば、もう誰も何も聞いては来ません。

そして当のあなたも「自分は結婚できないんじゃないか」と不安で不安で仕方なかったのに、お年頃で彼ができれば、結婚に向けて進んでいるという想像だけで安心感を持ってしまいます。

しかし既婚者は知っています。結婚式の教会の鐘の音は、実はリング上のゴングの音だということを・・・つまり、結婚はゴールではなく、すべての試合は今開始したばかりの「不安定な結婚生活そのもの」なのです。

それを踏まえた上で、それでも「結婚してみたい」でも「結婚できないかもしれない」と不安を抱えているあなた、その不安をどうやって取り除いたらいいのか、一緒に考えてみましょう。

自分に自信がない「だから自分は結婚できない」

どうせ私みたいな容姿では誰も好きになってくれない、だから結婚できない。どうせ私みたいに引っ込み思案では誰も相手にしてくれない。だから私は結婚できない。

「どうせ私なんか・・・結婚できない」が口癖になっていませんか?自分でこの言葉を繰り返し言っているということは、この「結婚できない不安要素」を繰り返し自分自身に言い聞かせていることになります。

知らず知らずのうちに口癖になっているこの「どうせ私なんか・・・だから結婚できない」という不安は、まわりで聞いている人たちをも知らず知らずのうちに巻き込んでいき、じょじょにそう思わせてしまう強いネガティブの力を持っています。

このように「結婚できないかもしれない不安」や不満のネガティブ要素を持っている人は、例え近くに良縁があっても、それを逃しやすく、恋愛まで発展することすら難しい状況を、自分で作りだしてしまいます。

確かに容姿が良ければ第一印象は好意的かもしれません。でも話し出してしまえば容姿のことなど二の次になるものです。まずは自分の中の「結婚できないかも」という不安を取りのぞいてやることが大切なのです。

容姿があまり良くなくても、いつもニコニコしていて一緒にいるだけで、こちらの不安まで忘れさせてくれる人っていますよね?

話しが楽しかったり、一緒にいるだけで癒される相手となら、人はまたこの人に会ってみたいなと思うものなのです。不安ばかり口にしている人なんて、また会って話したいと思いますか?

「結婚できない不安」を取りのぞく一番の方法

少し理屈っぽいな話になるかもしれませんが、結婚できないかも、と考えている人は、結婚を相手に求めるのではなく「自分の中に取りこむ」ことができたなら、不安は案外簡単に取りのぞくことができるのではないでしょうか?

「自分の中に取り込む」というのは、結婚相手を他人に見るのではなく「自分自身」として考えるのです。「結婚できない自分」ではなく「自分が結婚したいと思える自分になる」こと。

それは何よりも「自分を好きになること」からはじまります。「どうせ私なんて結婚できないわ」と思っている人は、自分の中の不安要素ばかりに焦点を当てています。

「私なんて結婚できないわ」とは逆に、自分自身を磨いて「こんな私なら私が結婚したいくらい!」と思えるような自分になれたら、ステキだと思いませんか?

それはもちろんそんなに簡単なことではないかもしれません。そして自分の中の不安を一掃するなんて急にできることでもありません。

でもこれから先、何十年も続くかもしれない結婚生活を少しでも幸せなものにしたいなら、「不安を取りのぞいて少しずつ自分を好きになることへの努力」なんてそれほど難しいものではないはず。

「結婚できない」と「結婚しない」

不必要な不安を取りのぞくには「結婚」に対する気持ちの持ち方も大切です。「結婚できない」という考え方は自分に主導権がありません。

しかし、自由恋愛の許される現代社会には「結婚しない」という選択があることもわかっている必要があると思います。自分の意思が自由にならないところでは、人は不安におちいりやすいのです。

「I can’t get married」(結婚できない)と「I don’t get married」(結婚しない)では、まったく意味が違いますよね。前者には漠然とした不安がありますが、後者には自分の意思が隠れています。

「自分を好きになる」ということには「結婚できない」という不安からあなたを解放してくれる魔法が潜んでいます。

さぁ「新しい自分」への第一歩を踏み出してみましょう。「結婚できない不安な自分」から解放されたとき、きっと目の前に突然あなたを探していた人が現れるに違いありませんよ!

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