「和乃果」とは?山梨県産の高品質フルーツの魅力を引き出すスイーツブランドの魅力
SBY731
2021/08/18
思い出してみてください。最後に本を読んだのはいつでしょう。最後の1文を目で追い、丁寧に閉じ、表紙をもう1度見て ふぅ、と息をついたのはどのくらい前でしょう。
本を読むと、まるで眼鏡からコンタクトレンズに変えたときのように、世界が360°変わって見えます。遠くのものまで見渡せるほど、視野が広くなるのです。
スマホやSNSが、私たちにとってかけがえのないものになりつつあるこの時代。しかし私たちが目を向けるべきものは、果たしてスマホなのでしょうか。
今回は、読書好きな筆者が《読書》のメリットをお伝えするとともに、筆者の人生を変えた3冊をご紹介します。
とある論文によれば、【全世界42か国のすべてで家庭内にある本の数が多ければ多いほど、子どもの学業成績は確実に向上する】ことがわかったのです。
また、大卒の親がいる子供よりも、定期的に図書館へ通い本を読んでいた子どものほうが【4倍以上】も学力が向上したのだそう。
とある調査で16歳以上の男女3000人の中で【1ヶ月に1冊も本を読まない人は47.5%】という結果が出ています。
つまり1ヶ月に1冊読むだけで、日本人の約半数が知らない知識を手に入れられるのです。
月に7冊以上読む人はたったの3.7%、10冊読めば日本人の中で‘‘1%’’の存在になれるのです!それが12ヵ月続けば、周りと圧倒的に差をつけられます!
【問題解決能力】とは何か問題が起こったときに、自分の中にある情報を探り、最善だと思う手段で目標を達成する力のこと。
《読書》をすると、先人の経験や知識から自分には無いアイデアややり方を身に付けられるので、問題を解決する時の選択肢が圧倒的に増えるのです。
つまり本を読むことで、人生を有利に進めやすくなるのです。AIが増えているこの時代、状況に臨機応変に対応できる人間は重宝されるはず。
筆者は知識を蓄えれば蓄えるほど‘‘無知’’の恐ろしさを痛感しますし、そのたびに「もっと本を読もう」と思えます。
みなさんはキレイな花を見たとき・カラフルなアイスを目の前にしたとき、それぞれ何と言いますか?どちらを見ても「かわいい~!」とは言いませんか?
筆者は《読書》をするようになってから【語彙力】を褒められることが増え、今ではこのライターという仕事をしています。
言葉を知っていればいるほど、伝えたいことをより正確に伝えることができるのです。そのぶん人を納得させることもできるので、コミュニケーションにおいてとても有利。
また、不用意な発言が減ることもメリットの1つ。毎度毎度きちんと発する言葉を考えるようになるのです。
どう伝えたら相手にわかってもらえるか、この相手にはこういう言葉を選ぶべきだ、のように、語彙力が増えるほど、メリット3につながる【想像力】も身に付くのです。
夢や目標を実現するうえで1番重要なのは【想像力】。想像できたのなら叶ったも同然だ、という言葉がありますよね。
筆者は本を読むとき、その世界に自分もいるような感覚を持つようにしています。登場人物の姿かたちや性格、出てくる情景やその色、におい、音、触感にまで想像力を働かせるのです。
さまざまな本を読み想像力をフル活用していくと、「今の自分ならここまでできる、ここからはできないから、あの本を参考にして頑張ってみよう」と、大体の仮説を立てて実現へと踏み出せるのです。
また【想像力】があれば、相手の気持ちを考えた振る舞いや、求められていることを正確に行動に移すこともできます。恋愛や人間関係にも良い影響をもたらすのです♡
星の王子さま サン=テグジュペリ/著、河野万里子/訳
¥518(税込)
読み始めると、凝り固まった心が少しずつやわらかくなる感覚、じーんと胸に広がるあたたかさ。王子さまの素直で真っすぐな言葉に、ハッとさせられます。
さまざまな経験をするたびに「あれはこういうことだったのか」と分かる、そしてこれだけたくさんの‘‘人生の教訓’’が書かれている本は無いでしょう。
自分や相手の至らなさも、どうしようもない出来事も、全部抱き締めてあげたくなるほどの愛で胸がいっぱいになること間違いなし。
白いしるし 西 加奈子
¥497
筆者はこの本を読み終えた後、しばらくその場から動けませんでした。動きたい気持ちはあるのに手足が言うことを聞かないのです、まるで神経が切れてしまったかのように。
「この世でいちばん美しい」、そう思いました。すべてに圧倒的され、知ってはいけない秘密を知ってしまったような気分に陥ったのです。
狂気はこんなにも恐ろしく、美しく、私はそこに居ないのにそこに‘‘縛り付けられている’’ような、しかし「見なくてもいいのよ」と目隠しを手渡されているような、そんな感覚でした。
愛するということ エーリッヒ・フロム (著), Erich Fromm (原著), 鈴木 晶 (翻訳)
¥1,363
愛を渇望しながらも、愛する技術を学ぼうとしない人間たちが増える世の中。高校時代に保健師を志した著者が夢中になった【愛するということ】。
スピリチュアルなものと思われがちな‘‘愛’’は技術であり、「対象」の問題ではなく「愛する能力」の問題であると教えてくれますが、読み進める手が止まるほどに正直‘‘精神的にくる’’本でもあります。
消費される‘‘愛’’と泣きながらも向き合わずにはいられない、「愛される」ではなく「愛する」ということがいかに困難であるか、そして「愛する」ことがいかに私たちを救うのかを考えるにはピッタリの1冊です。
読書に割く時間なんてない!と思っている方もいらっしゃるでしょうが、物は試しに1度本を開いてみてください。
そこには自分の知らない世界が広がり、‘‘知らないことを知る’’感覚にドキドキワクワクが止まりません!
たくさん本を読んで、常に私をアップデートしちゃいましょう♡
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