好きな人に無意識にしてしまう5つの行動から考えられる心理

    わたしたちは好きな人に対して、些細なことであっても知らず知らずのうちに行動を起こしています。では、その行動にはどのような心理が隠れているのでしょうか。好きな人にとる行動を心理面から探っていきたいと思います。好きな人に対する心理的キーワードとは?

    好きな人との物理的距離を縮めたい心理

    好きな人の近くにいたいと思う心理とは?

    好きな人のところへは、何もないのに足が向くということがありますよね。できるだけ近いところにいたいという思いが行動となります。

    一般的に、身近な人ほど親近感が湧いて仲良くなる確率が高まるといえます。これを心理学では「近接の要因」と言います。

    ということは、近くにいるだけで好ましい人物と認識してもらえる確率が高いということです。好きな人に自然にとっている行動が、実は理に適っているのです。

    好きな人に好かれたいと思っているなら、できるだけ近くにいることは有効です。もしも、パーソナルスペースといわれる親密な人同士がとる距離まで近づいてもOKなら、脈ありかもしれませんね。

    好きな人と会う頻度を増やしたい心理

    好きな人とたくさん会いたいと思う心理とは?

    接触する機会が沢山ある人同士ほど、恋愛関係に発展しやすいものです。同じ学校、職場、趣味の場などで好きな人ができることは多いですね。

    心理学では「単純接触の効果」といわれており、会う回数が多くなればなるほど、人は相手のことを意識して、好きになっていくようです。

    見かける機会が多いだけでも、人は相手を好きになりやすいという性質を持っています。その心理から、好きな人の視界にできるだけ入るようにするのもいいですね。

    好きな人の頭のなかに、自分の占める割合をいかにして大きくするかが鍵となりそうです。心理的要因を知って、好きな人と仲良くなるきっかけをたくさん作っていきましょう。

    好きな人と秘密を共有したい心理

    好きな人と自分だけの秘密が嬉しい心理とは?

    秘密や隠し事をすることによって、親密度が増すことはよく知られています。好きな人と秘密を共有すれば親密になれそうです。

    では、どうすれば好きな人と秘密を共有できるのでしょうか。それができれば、グッと距離が縮まりまる確率が上がります。

    その答えは簡単で、普段の会話でできます。好きな人の趣味や好きな場所、好みのタイプなど、 周りには知られていない情報を共有できるほど、親密度は高まります。

    どんなに小さなことでも、何か個人的な情報を共有することによって、心理的な距離は縮まっていきます。誕生日などを聞くことができれば、嬉しいですね。

    好きな人との類似性を見つけたい心理

    好きな人と似たところを見つけたいと思う心理とは?

    人と好きな食べ物などが同じだったときはとても嬉しいですね。それは共感や賛同する心理が働いて気持ちが満たされるからです。

    また、似た者同士は惹かれ合うという心理もあります。夫婦などを見ていると似ているなと思ったことはありませんか。好きな人とは一心同体になりたいという心理が働きます。

    育った環境が似ていたり、雰囲気や見た目が似通っていることも心理的な安心感につながります。自分が肯定されているというような心理が働くからです。

    考えていることが似ている人に対しても好感を持ちます。好きな人には、その心理的傾向は更に強くなるでしょう。

    好きな人の真似をする心理

    好きな人と同じことをしてしまう心理とは?

    好きな人の真似をしてしまうことはないでしょうか。人は好きな人や気になる人の真似をしたいという心理があります。

    これを「同一視」といいます。好きな人の趣味や服装、考え方などを真似することによって、好きな人と自分を重ねる心理です。

    人にはそのような心理があるために、もしも好きな人が真似をしてきたら、好意の表れと思っていいかもしれません。

    好きな人の好みや生活スタイルなどを真似るのは、相手との心理的距離を近く感じたいからでもあります。恋には大きなエネルギーがあります。

    おわりに

    好きな人に対する行動のキーワードは「接近の心理」と言えそうです。好きな人のより近い存在でいたいという思いからとる行動が、実は好感を持たれる要因となっているんですね。

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