美容室のパーマに満足していますか? 美容室パーマトラブルあれこれ

美容室でパーマをかける人が多いと思いますが、かけたパーマに満足していますか?ちょっとかかりすぎたとか、パーマを頼んでいないのに前髪までパーマをかけられた、などということはありませんか?意外に多いのが、美容室でのトラブルです。美容室パーマについてみてゆきましょう

とうとう起きた パーマ訴訟!パーマが失敗してチリチリ毛になった!

結婚式が台無しになった!美容室を提訴!

パーマの失敗で髪の毛がチリチリになった高松市の女性が、傷んでしまった髪の毛のせいで結婚式が台無しになったとして、香川県内の美容室を訴えました。女性はデジタルパーマをかけたのですが、髪の毛がもつれるようになったので、美容室の男性から勧められてストレートパーマをかけました。

ストレートパーマにしたら 縮れ毛になった!

美容室側の勧めで、ストレートパーマにしたら縮れ毛になってしまいました。少し時間をおいて再度パーマをかけたら、毛先から25cm縮れ、髪の毛を15cm切らなければなりませんでした。間近に迫った結婚式で、自慢の長い髪の毛を生かした衣装を用意していたのに、髪の毛を短くされたので、予定を変更しなければならなくなった、というのが訴訟の内容です。

デジタルパーマのトラブル

美容室を経営しているある美容師は、「起こるべくして起きた失敗パーマ《ビビリ毛》、いつか訴訟が起きるのではないかと思っていた。」と語っています。髪の毛のトラブルの相談は、ストレートパーマをかける人が多く、それらはパーマが作用しているのではないかとのことです。ビビリ毛の修復はかなり難しいので、美容室は信頼できるところを選ぶのがいいでしょう。このところ人気の、デジタルパーマによるトラブルも増えているといいます。

訴訟を起こした女性の場合、その原因はどこにあるの?

訴訟を報道した新聞記事には❔マークがついていました。なぜかというと、デジタルパーマやストレートパーマを短時間に繰り返し行ったという点が疑わしいのです。パーマを2か月おきにするということ自体は珍しくありませんが、パーマで傷んだ髪の毛を、さらににストレートパーマでダメージを与えたことに?なのです。

美容室の責任 本人の自覚

この女性にパーマをかけた美容室の人は、最初にかけたデジタルパーマで髪の毛を損傷させ、傷んだ髪の毛にストレートパーマをかけて縮れさせたのです。さらに、縮れた髪の毛を再度ストレートパーマで縮毛にさせて、もうこれ以上どうしようもない状況になってしまったのです。この間に美容室のフォローはあったのでしょうか?女性に危機感はなかったのでしょうか?

多くの女性が泣き寝入り?

前述の美容師さん曰く、「髪の毛のトラブルの相談に見えた方に、美容室に手直しや保証を求めないのか聞いたら、ひどい髪の毛にした美容室とは関わりたくない、という答えが返ってきました。言うべきことははっきり言った方が良いと思います。」

デジタルパーマとストレートパーマは髪の毛を無茶扱い!!

デジタルパーマの発想は、戦時中の電髪(電気パーマ)と同じもので、髪の毛にカーリング剤を塗布して、放置した後乾かし、デジタルパーマ用のロッドで巻いて加熱、さらに2液を付けて固定させる方法です。通常パーマに用いられるコールド剤と比較して、カーリング剤は還元力が弱く、髪の毛にカールを付けるために、熱を入れて無理やりパーマをかけているのです。髪の毛の状態によっては、お金と時間がかかるパーマだといえます。

美容室内のトラブル 美容師は苦労の連続?

美容室で働くフリーランスとは?

美容室で働いている美容師には二通りの種類があります。美容室の正社員として働く場合と、フリーランス(個人事業主)として、美容室のオーナーと業務委託契約を結んで働く場合です。働く形態は、「面貸し」と呼ばれ、収入は歩合制です。フリーランスの美容師は、独立して自分のお店を持ちたいという人が多いようです。

弁護士保険に加入する

フリーランスの美容師にはトラブル訴訟が付いていまわります。ですから、フリーランス美容師の多くは弁護士保険に加入しています。美容師が抱えるトラブルで最も多いのは、顧客との問題です。カット・カラー・パーマをしたら、自分がイメージしたものと違う、などとクレームをつけられることが多いようです。

こんなトラブルもあります

美容師さんにお任せといわれたので、似あいそうなヘアスタイルにしたら、納得してもらえず後日無償で直せといわれた、髪が傷んでいるお客さんに、これ以上パーマや縮毛矯正をかけたらますます髪の毛が傷んでしまう、と説明しても聞き入れてもらえず、施術をしたら案の定髪の毛がさらに傷んでしまい、文句を言われた、などというトラブルは日常茶飯事だといいます。

さらに深刻なトラブル 裁判沙汰になった!

美容室で働くフリーランス美容師にはもっと怖いトラブルが存在します。実際に裁判になってしまったケースです。その一例として挙げます。パッチテストや頭皮チェックをしないでカラーリングされ、リンパ液が出てくるほど頭皮がただれ、医者にカラー剤による接触性皮膚炎と診断され、損害賠償を求められたケースでは、実際に訴訟を越され裁判まで発展してしまいました。

美容師とお客のトラブル

美容室内にはカミソリやハサミなどの刃物類が多く存在します。美容師が管理、注意を徹底していないと、大変な事故に繋がることがあります。フリーランスの場合は、若し事故を起こせばすべて自分の責任になってしまいます。誤ってお客さんの耳を切ってしまい、慰謝料と損害賠償で220万円支払ったフリーランスがいます。細心の注意をもってお客様に接したいものです。

悪い評判はネットで広がる!

縮毛矯正をかけたら失敗して髪の毛がチリチリになってしまい、訴訟を起こされ、そのことがネット上で広まり、お店の評判が落ちて廃業に追い込まれた美容室があります。特に安さを売りにしている美容室は、お客様を掛け持ちすることが多いので、パーマや縮毛矯正の時、必要以上に放置して、髪の毛が傷んでクレームが付く場合が多いようです。

パーマが得意な美容室のご紹介

大阪 サロン ド コア フィール オッズ

お得なセットコースが人気です。カット+エアウェーブ+選べるトリートメントで、15,293円です。スタイルの再現力と持ちの良さが自慢のパーマが売りの美容室です。セットメニューはこのほかにもあります。

前橋 ラグーン

カット技術とダメージの少ないクリープパーマが自慢の美容室です。クリープパーマは髪の内部へゆっくり浸透させるので、他のお店でパーマが上手くかからなかった人におすすめのパーマです。是非お試しください。

上田市 マーメイズヘアー

美容室内のすべての施術にナノスチームを使用しています。仕上がりの良さ、手触り、艶の違いを体感してください。ふわふわなのにしっかりカールが付くクリープパーマを行っています。今どきのラフなスタイルが楽しめます。

パーマが得意な美容室に聞きました

パーマを長持ちさせるにはどうしたらいいの?《パーマをかけた当日》髪の毛の形状が安定していないのでシャンプーはしないでください。髪を乾かすとき、髪を引っ張らないでタオルで優しく包みこむようにします。

多様化するパーマ どれがおすすめですか?

パーマには大きく分けて2種類があります。「コールドパーマ」と「ホットパーマ」です。「コールド式」と呼ばれる普通のパーマは、髪が塗れている時にウェーブが強く出て、髪が乾くと緩やかになります。ホットパーマは熱を加えてかけます。デジタルパーマやエアウェーブなどがそれです。あなたが求めるヘアスタイルや髪質によって変わるので、美容師さんと相談してパーマの種類を決めてください。

パーマのお直しってできるの?気になる美容室の対応

ほとんどの美容室はお直し可能!

多くの美容室は、カットやパーマなどが気に入らなかった場合、後日無料でやり直してくれるようです。しかし、中には美容室の決まりでお直しができないところもあります。多くの美容室では、パーマ後〇日までならお直し可能、という注釈があります。

パーマのお直しは?

パーマの場合は、強くかかりすぎた、カールが弱すぎるなどという場合はお直しができます。また、パーマ後すぐに取れてしまった場合もお直しができます。髪質によってパーマがかかりにくい人もいるので、お直ししても意味がない、という場合もあります。パーマをかける時に美容室サイドと話し合うようにしましょう。

お直しで注意したいこと

美容室へパーマが気に入らないと言って電話をするときは、あまり威圧的にならないように注意しましょう。場合によってはお直しができないこともあるので、そこは素直に受け入れることが大切です。美容師さんの気持ちも考えてお直しの電話をしてください。

諦めの選択肢も用意しておこう!

髪質によっては、お直しができないということもあります。カットなどの場合は、短く切りすぎた、と美容室にお直しを依頼しても、切りすぎてしまった分は戻ってきません。時にはその事実を受け入れて、柔軟な対応を心がけましょう。

お直しを頼む ちょっと気が引ける

お直しを美容室に頼むのはちょっと気がひけるな、という人も多いと思いますが、美容師の方は、お直しに関してあまり気にしていない人が多いようです。髪型が気に入らないけど、お直しを頼むのは申し訳ないから、と我慢するより、きちんと自分の思いを美容師さんにぶつける方が良いです。

美容室とのトラブル 訴訟して勝ち目はあるのか?

美容室でパーマをかけたところ、失敗して髪の毛がチリチリになった女性が、後日お直しでストレートパーマに戻しました。パーマ代は請求されませんでしたが、カット代は請求されました。返金を求めたのですが断られました。明らかに美容室のミスなのに連絡が取れなくなりました。顧客を馬鹿にしていると思い、民事調停を考えています。このような場合は、裁判所沙汰ではなく、消費者センターや保健所に苦情を入れる方が得策だと思います。調停は費用がかかるので、それ相応の金額を請求しなければなりません。

美容室 パーマ まとめ

美容室のパーマについて色々見てきました。美容室のスタッフもぴんからきりまでいます。腕のいい美容師さんなら、起こりそうもないことが美容室で起こります。残念なことに、年々美容師の技術が落ちてきているといわれています。若い美容師はカミソリも使えないと、老練な美容師は言います。電気で熱するパーマは特に失敗が多いようです。やはり、信頼できる美容室を探して施術してもらうのが一番です。後で嫌な思いをしないように、賢い美容室選びをしましょう。

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