sanasan
2016/05/31
まずは結婚の話の前に、公務員という職業について説明します。
公務員は、利益目的ではなく、公共のために働く仕事をします。
国民や国のために働く仕事であり、公務員になるしか出来ない仕事もあります。
そのため責任も多いため、保障が手厚いのも特徴の一つです。
また昔から「親方日の丸」という言い方をされているように、雇用が安定しています。
公務員はリストラやボーナスカットなどのリスクが少なく、不景気の昨今特に人気のある職業です。
上記の話を聞いていると、結婚したら安定しそう!いいな!と思う人も多いはずです。
さらに詳し公務員についてまとめましょう。
公務員は、大きく3つに分かれます。
その名の通り、国際的な仕事を行う公務員です。
職場としては国連やその専門機関に勤めます。
日本国だけに限らず、世界各国のために中立な立場で働きます。
結婚する場合、海外赴任もあることを視野に入れておきましょう。
国家公務員とは、国の業務に携わる公務員のことを言います。
所属省庁や機関がによりますが、基本的に業務範囲が日本全土に渡っています。
そのため結婚後の全国転勤は視野にいれておきましょう。
地方公務員とは、地方を支える仕事をしている公務員です。
試験を受けて合格した県、市などで勤めます。
意外と知られていないのが、地方公務員も転勤があるということです。
県内であれば出先機関などへの転勤はあることを、結婚前に知っておきましょう。
公の範囲が大きい国際・国家公務員は、より責任が大きく、仕事の規模も大きくなります。
対して地方公務員は、地域密着なので仕事の成果が目に見え、より大きなやりがいを感じられます。
公務員は、全体の奉仕者として働く素晴らしい仕事です。
公務員というと、お堅いイメージはありませんか。
スーツを着て、役所で業務をするというのが、一般的に思い浮かぶ姿だと思います。
市役所や県庁、省庁などに勤めるお役員もいます。
しかし公務員にはその他、いろんな種類があるのです。
裁判所関係に勤める公務員です。
普通に生活していれば、なかなか関わることのない場所ですね。
専門的要素が強く、公務員になるしか携われない仕事ですね。
警察官、消防士、刑務官など、体力系な公務員です。
危険が伴う仕事なので、結婚後はその理解も必要になります。
子供の多くが憧れる仕事でもあり、ヒーローのような存在です。
警察官、消防士、刑務官など、体力系な公務員です。
危険が伴う仕事なので、結婚後はその理解も必要になります。
子供の多くが憧れる仕事でもあり、ヒーローのような存在です。
学校の先生や保育士といった仕事です。
公務員試験ではなく、教員試験や保育士試験を受けてなります。
人の見本になったり、指導者として教える、やりがいのある仕事です。
税務署や財務省で働く公務員です。
税金、お金のスペシャリストであり、とても大切な仕事です。
難しそうなイメージありますよね。それだけ一般の人には出来ない立派な仕事ということです。
では次に、公務員の彼と結婚した場合の想定されるポイントを押さえましょう。
結婚するとき第一に決めなければいけないことと言えば、住まいですね。
同居なのか、宿舎なのか、アパートなのか、持ち家なのか。
結婚する前に結婚してからのことを、あらかじめ話し合っておきましょう。
地方公務員の場合、ほとんど転勤はなく部署内異動で終わる場合が多いです。
そのため結婚して、夢のマイホーム!!も夢ではありません。
しかし旦那さんの地元であることが多く、同居や二世帯なども視野に入れておく必要があります。
国家公務員の場合は、転勤があるため公務員宿舎に入る場合が多いです。
基本的にはこのような古い団地官舎が多いです。
もちろん民間のアパートへ出ることも可能ですが、結婚する前に決めておいた方がいい事項ですね。
運よく新しく立て直した公務員宿舎に入れる場合もあります。
公務員宿舎は、古くても新しくても家賃が格安です。
結婚後すぐは貯金のために宿舎で過ごすというのも、ライフプランの一つですね。
公務員はお堅いというイメージがあるかもしれませんが、実は付き合いが多い職業なのです。
それは旦那様だけでなく、結婚した伴侶も同じことです。
毎年誰かが転勤、異動のある職場なので、必然的に飲み会が多くなります。
業務上接待などは基本的にありませんが、縦とのつながりが大切になってきます。
結婚したらいつも家にいてほしいと思う奥さんは多いと思いますが、仕事の付き合いならば快く送り出してあげたいですね。
先ほど話したように宿舎住まいになると、どうしても近所付き合いが濃くなります。
上司の奥様や、部下の奥様が近所にいることになるからです。
無理に付き合う必要はないですが、結婚したからには旦那様の立場や仕事のことを把握して、挨拶や世間話は出来るようにしておきたいですね。
生活するにはお金が必要になります。
結婚後あなた自身が、専業主婦になるのか、共働きにするのか、パートをするのか・・・
自身の生き方もあるでしょうか、旦那様の稼ぎも関係してきますね。
公務員と結婚したいという女性が近年増えております。
不景気の時代には、安定を求めるからです。
では給与は多いのでしょうか?
公務員の安定の特徴の一つに、「収入の安定」が挙げられます。
国や地方の仕事を行なっているため、倒産や営業不振などの危機がないからです。
毎月、毎年安定した収入があることは安心することですが、それは収入多いというわけではありません。
実は公務員の給与は、世の中の状態に合わせて決められているのです。
公務員の給与は人事院や議会で決められます。
法律や条例にのっとっているのです。
公務員の仕事は業績などが見えない仕事であるため、基本的に民間企業の給与水準に合わせて決められています。
そのため特別職公務員(国会議員や都道府県議員、裁判官など)を除いては、高給取りとは言えないのが現状です。
また民間企業と違い、頑張れば頑張るほど業績が伸びて給与が増えるというものでもありません。
安定した結婚生活を送るだけの収入は期待できますが、贅沢はできないでしょう。
また子供を何人もうけるかなどでも、ライフスタイルは変わってきます。
自分の生き方、そして彼との話し合いで、結婚後のお金のこと仕事のことを決めていきたいですね。
これはどの仕事にも共通しますが、公務員も急な呼び出しがあることがあります。
また自宅待機と言い、休みの日も家にいなければいけないこともあります。
結婚したての頃は休みの日は出かけたりしたものですが、理解してあげましょう。
転勤による引っ越しを想定して、ライフプランを立てておきましょう。
引っ越し手当が出るとしても、動くお金は大きく必ず赤字になります。
また結婚して夫婦だけならいいですが、子供がいれば学校の問題もあります。
一生ついていくのか、どこかで単身赴任してもらうのか、話し合いたいことですね。
いかがでしたか。
公務員の彼との結婚、いいところも沢山ありますし、考えるところも沢山ありますね。
しかし大切なのは彼を思う心です。
結婚するからには、彼の仕事に理解を持ち支えてきたいですね♪
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