社内恋愛経験者に聞いた！彼氏が同僚で良かったこと、苦労したこと
oyoyo
2016/05/27
仕事・就職78713
社内恋愛は、職場が違うとなかなか踏み込めない部分を共有できるという点で、公私ともに充実した付き合いが生まれることもあります。
相手の日常に長くに関わることができ、性格や性情をよく把握することができるのも社内恋愛の最大の利点です。
仕事や職場の付き合いで忙しいと、何日も音信不通なんてことが社会人の恋愛では日常茶飯事です。社内恋愛の場合、恋人が常にそばにいる安心感は仕事のモチベーションにもつながるようです。
真剣に仕事に取り組む姿を間近で見ていたら、高感度もアップするものです。社内恋愛の場合、オープンにしないという共通の秘密というシチュエーションも盛り上がる一因です。
社内恋愛御法度の場合、バレないように通勤の際わざと違う電車に乗ったり、逆方向に歩いて待ち合わせ場所で合流したり。面倒なことも多くあります。折角の休日でも社内の人に会わないように、行先の選定に一苦労もあるのが社内恋愛です。ちょっとしたストレスが掛かっているのかもしれません。
社内恋愛真っ最中、特にラブラブ期にありがちな、「素敵なダーリン（ハニー）」、きっと誰もが羨ましがっているという幻想。これが、職場の同僚に影響する嫉妬につながる要因にもなってしまいます。
彼が他の女性社員と仲良くしているところを見てやきもちを焼いて、彼とけんかになるそんな経験がある社内恋愛体験者は多いでしょう。「素敵な彼」とのぼせた状態では、みんな彼が素敵に見えると思いこんでいる節もあります。
自分だけに笑いかけてほしい、自分にだけ優しく接してほしいと思っているのはわかりますが、同僚との会話や、ちょっとしたしぐさでだんだんイライラしてきたら、社内恋愛のイエローカードです。
特に後輩や部下に対しての接し方は、かなり気をもむと思います。新人が入ってくる時期は女性はかなりナーバス。「新人にかわいい子がいた」なんて男性社員が噂していると、ついつい心配になって過敏反応して嫉妬していることがあります。
仕事の相談されてというパターンも結構あるようですが、社内恋愛をオープンにしている場合でもかなり嫉妬の地雷のスイッチが潜んでいます。相談の場所も時間も気をつけたいですね。「飲みながら」なんて回避しないと大変なことになります。
後輩や部下が、指導を受けていて社内恋愛中の相手からものすごい顔で睨まれたという話はよくあります。指導を受けているほうは、仕事の内容によってその人以外を選ぶことはできないし、悪いことはしていません。
悪気もなく、「業務を行っているだけなのになぜ？」となるのですが、社内恋愛の嫉妬の恐ろしさはここにあります。社内恋愛の嫉妬は「理不尽」なことが多いのです。
社内恋愛中のことを知らずに接していて、嫉妬から相手にいわれなき悪意を向けられてしまう。そんなリスクは同僚に及びます。当人同士が嫉妬からけんかが絶えないのは、よろしくやってと受け流せますが嫉妬から矛先が向いてしまうことがあるのです。
嫉妬の度合いがひどくなると、同性同士で社内いじめのような状態に発展することも。社内恋愛中だと知らずにいたのに、ちょっかい出したような噂がたったり、オープンにしているカップルの場合だと「付き合っているのを知っているのに、許せない」と過激な攻撃をされることもあります。
同期や後輩からの嫉妬で嫌がらせを受けているなら、迷惑な話ですがまだ対処は楽ですし業務上影響も少なくて済みます。嫉妬に狂わされている相手は、結構わざとミスをしておいたり期限ギリギリに面倒なことを起したり、無駄なエネルギーを使わせるのが快感のようだったらまだカワイイものです。
嫉妬している人が、後輩の場合。
指導する側であるなら、仕事に支障が出る以外は黙認してしまいましょう。もちろん、社会人としての指導もありですがあまり関わると、返ってマイナスになってしまうことも。しばらく放置して相手が自然冷却するのを待つのも一手です。
嫉妬をしてくる相手が同期の場合。
新人研修の期間にかなり社内恋愛カップル成立があるものです。とことん話し合いができそうなのも、同期のよさかもしれません。同期の他の同僚を巻き込んで対処するのも手っ取り早いはずです。「嫉妬されて光栄だわ」くらいの強さを持ってもいいかもしれませんね。
嫉妬で攻撃してくる相手が同僚や後輩の業務範囲であれば、自分の業務の範疇で対処することも可能ですが、上司や先輩の場合は仕事の信用を失ったり、ひどいと職場にいられなくなることもあります。
「私には付き合っている人が別にいます。」と直談判したという人のケース。納得してくれて、その後穏やかな対応になった成功ケースもあります。ただ、嫉妬の度合いによっては、さらに炎上「二股、不特定多数」などといった不名誉な噂をされることになってしまったケースもあります。
嫉妬であらぬ攻撃を受けている場合、社内恋愛中の相手に苦情や相談をするのはタブーでしょう。それが新たな嫉妬の火種になってしまうことが予想されます。結局は、嫉妬している本人と自分の人間関係でしか解決の道はないかもしれません。
では、社内恋愛中の人にうっかり嫉妬されて理不尽な思いしている解決策は？ひたすらスルーです。仕事を失いたくなければ、理不尽でもキレては逆効果です。
ただ我慢しろというのではありません、業務に支障がある嫌がらせなら直属の上司に相談しましょう。最終手段だと思って下さい。
社内恋愛は、冷静さと周囲への配慮が必要になります。いま社内恋愛中のカップルにいやな思いをさせられているなら、反面教師としてよく観察しておきましょう。必要ないかもしれませんが、もしかしたら次は自分が社内恋愛の当事者になるかもしれませんよね。
社内恋愛は成婚率が高い事実。四六時中一緒にいて、相手をよく知ることができる社内恋愛。仕事で忙しくて、出会いが限定されてることもあってゴールインへの近道でもあります。
社内恋愛の原則、以外に男性は口が軽いのをお忘れなく。
男性同士で、「誰と付き合っている」または「付き合っていた」という会話を飲み会など出ています。社内恋愛の相関図に不名誉に登場しないよう、社内恋愛中、破局後まで気をつけたいものです。
社内恋愛の現実。お互いの年収や出世の予想が簡単についてしまいます。プライドの高い男性の場合、年収や職責によってうまくいかなくなることがあります。反対にあやうくヒモ状態になることもあるので、慎重に相手を見極めなくてはいけません。
社内恋愛歓迎の社風でオープンにしている場合の破局。破局はかなりネタとしていじられる可能性があります。破局後、相手に新たな交際相手ができた場合もあまり手放しで祝福する気分になれないこともあります。後始末が大変なのも、社内恋愛といえます。
社内恋愛中の相手の嫉妬もかわいいレベルならいいのですが、周囲を巻き込むような度を越さないようにお願いしたいものです。嫉妬というと女性側と思われがちですが、男性でも嫉妬深い人はいます。嫉妬でけんかばかりしているというのも見かけます。「どうでもいいから余所でやってくれない？」とあきれてしまうようだと本人の評価に関わってしまいます。慎重な態度、男女の雰囲気を極力悟らせないスキルが必要ですね。
