hinagiku
2016/03/06
鶴岡八幡宮は、源頼義が1063年(康平6年)に京都府の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺に勧請した後、鎌倉幕府を開いた源頼朝が1180年(治承4年)に現在の地に遷座を行い、鎌倉街づくりの中心としました。
鶴岡八幡宮は、大分県の宇佐八幡宮・京都府の石清水八幡宮と共に三大八幡宮に数えられる神社。
強力なパワースポットとしても人気を集める神社です。
鶴岡八幡宮の御祭神
応神天皇(おうじんてんのう)
八幡様とも呼ばれる武神。そのため、武運・出世・勝負事などの神様とされています。
比売神(ひめがみ)
応神天皇の妃神。
神功皇后(じんぐうこうごう)
応神天皇の母神。
御祭神が武神ですから、鶴岡八幡宮は勝負運や仕事運にご利益があります。
また、境内には源頼朝が北条政子の安産を祈願した政子石(まさこいし)があり、家庭円満や安産、健康長寿、縁結びにのご利益も。
鶴岡八幡宮において、神様のお使いするのは可愛い鳩♡
その昔、八幡宮を全国に勧請する際、鳩が案内をしたと言われているんです。
境内では可愛らしい鳩の根付が入った鳩みくじが人気です。
鶴岡八幡宮:所在地
〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
TEL 0467-22-0315 FAX 0467-22-4667
鶴岡八幡宮:アクセス
「JR鎌倉駅」東口から徒歩10分
「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分
横浜横須賀道路・朝比奈I.C.」から5km
鎌倉駅から徒歩10分というアクセスの良さなので、結婚式ゲストに来てもらいやすいのが魅力。
鶴岡八幡宮の参道の中央は、一段高く造られた段葛(だんかずら)と呼ばれる構造になっており、春になると美しい桜並木とツツジを楽しめます。
鶴岡八幡宮では、舞殿式・若宮式・幸あかり式の三種類の結婚式スタイルがあります。
それぞれ特徴や魅力が異なるため、比較して自分好みのスタイルを選びましょう!
舞殿とは、本殿に続く石段の手前にある、源義経を慕って静御前が舞った若宮廻廊跡に建っている建物です。
明るく開放的な雰囲気で結婚式を行いたいという方にオススメなのが舞殿での結婚式です。
舞殿は外からも挙式の様子が見えるため、鶴岡八幡宮の参拝客からも祝福の言葉をかけてもらえます。
たくさんの人からお祝いされる、華やかな結婚式を望むカップルにおすすめです。
鶴岡八幡宮の御祭神である応神天皇の御子、仁徳天皇ほか三柱の神様がお祀りされているのが若宮です。
寛永年間に建てられた社殿で、重要文化財に指定されています。
若宮は舞殿より小さくなりますが、参拝客から見えないため、落ち着いた挙式を行うことができるのが魅力。
畳敷きで暖かく、リラックスした結婚式を挙げたいというカップルにオススメです。
幸あかり式とは、1日1組限定で日の入りの時刻に行われる特別な結婚式です。
舞殿で行われるもので、かがり火が焚かれ、昼間の結婚式とは違った幻想的な雰囲気が魅力です。
幸あかり式の結婚式が行えるのは3月1日〜10月31日の間です。
かがり火が焚かれる分、昼間に行われる舞殿や若宮での結婚式よりプラス5万円となります。
結婚式にかかる時間は30分程度が目安となります。
開始30分前に集合し、挙式時の説明や親族紹介が行われます。
<鶴岡八幡宮での挙式の流れ>
1.入場(参進の儀)
雅楽奏者や巫女に先導されて入場します。
2.お祓い(修祓の儀)
全員で神職によるお祓いを受けて清めます。
3.神前奉告(祝詞奏上)
斎主が神様へ結婚を奉告し、祝詞を読み上げます。
4.神楽舞
巫女が神楽舞を行い、式を華やかに彩ります。
5.誓いの盃(三三九度)
夫婦となる2人が盃を交わします。
6.誓詞奏上
新郎新婦が神前に進み、新郎が誓いの言葉となる誓詞を読み上げます。
7.玉串拝礼
玉串(神様に捧げる榊)を新郎新婦が奉納します。
8.指輪の儀
新郎新婦が結婚指輪を交換します。
9.親族盃の儀
親戚一同の誓いとして、親族と新郎新婦、媒酌人で盃を交わします。
10.退場
神前に拝礼して退場します。
<鶴岡八幡宮の挙式費用>
舞殿式・若宮式:15万円
幸あかり式:20万円
※平成28年4月1日(正式予約時)より挙式初穂料が改定
舞殿式・若宮式:20万円
幸あかり式:25万円
鶴岡八幡宮での結婚式では、新郎新婦、媒酌人を除き、参列できるのは36名までです。
親族の数が多い場合は、人数の関係上友人ゲストの参列が難しくなることもあるかもしれません。
まず鶴岡八幡宮の公式ホームページから仮予約を行います。
その後10日以内に鶴岡八幡宮を訪れ、正式予約の手続きを行う必要があります。
結婚式を予約できるのは、挙式予定日の1年前からです。
春や秋など結婚式のハイシーズンは人気なのですぐ予約が埋まってしまうため、注意が必要です。
鶴岡八幡宮で結婚式をする場合、披露宴会場などでお支度を終えた後に人力車で神社まで送迎するサービスも選べます。
和の結婚式ならではの演出で、鶴岡八幡宮の景色にふさわしい写真撮影が実現できます♡
鎌倉観光としても人気の鶴岡八幡宮での結婚式は、参拝客として訪れた方からも祝福していただけるのが魅力です!
特に舞殿での挙式は注目の的♡
人力車で入場した時や、参進の儀の際などに、皆さんから「おめでとうございます」と声をかけてもらえます。
鶴岡八幡宮の結婚式では、雅楽の生演奏が行われます♡
美しい雅楽の調べは、結婚式をとっても厳かな雰囲気にしてくれます。
鶴岡八幡宮の結婚式に参列ゲストは、新郎新婦と媒酌人を除いて36名までなので、友人に参列してもらえないことも。
しかし、舞殿式なら境内から見学することができるので、友人にも晴れ姿を見せることが可能です。
鶴岡八幡宮の神社内には、披露宴会場や着付けが行える施設はありません。
神社周辺の貸衣装や披露宴会場を別途手配する必要があります。
結婚式が行われる舞殿・若宮の殿内は神聖な場所なので撮影禁止。
舞殿なら外側の境内から、若宮なら回廊からの撮影になります。
境内での三脚や一脚の使用も不可となるので、プロのカメラマンでないと撮影は難しい状況です。
素人の友人や知人にカメラマンを依頼しようとしている場合は注意しましょう。
舞殿には窓がなく開放的な構造であることから、雨風が強いと挙式場所が舞殿から若宮に変更になる場合があります。
多少の雨なら全く問題ありませんが、台風の多い季節に結婚式を行う場合は気をつけたいですね。
鶴岡八幡宮での結婚式は、境内で外国人観光客や参拝客など知らない方からも写真に撮られることがあります。
多くの方から祝福されるのは嬉しいことですが、人から見られるのが恥ずかしいと思う方もいますよね。
芸能人気分が味わえるけど、恥ずかしがりの方は舞殿よりも若宮での挙式が向いているかもしれません。
鶴岡八幡宮での結婚式はとっても人気!
早めにリサーチを開始し、希望する日に予約出来るよう準備していきましょう。
素敵な結婚式になりますように♡
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