fujigasako
2016/08/05
イギリスと言えば、ティータイム。ティータイムと言えば、テーブルいっぱいに敷き詰められた、お菓子、お菓子、お菓子……
日本人にとっても、あのイギリス式のティータイムはとても憧れのものですよね。
イギリス人と紅茶
イギリス人にとってティータイムは無くてはならないもの。
特に労働階級にとっては昼食が現在で言うところのディナー、夕食に簡単な食事と紅茶を摂っていた、すなわち夕食がティータイムだったのだそうです。
戦争の時でも、イギリス人はティータイムを欠かす事は無かったと言います。
ティータイムになると、イギリス軍からの攻撃が止んだ……なんて逸話があるほどです。
そんなティータイムを大事にするイギリスですから、当然ティータイムに欠かせないお菓子は、食事と比べてとても発達しているのです。
女子の憧れ、イギリス式ティータイム。
ケーキスタンドにいっぱい乗った色々な種類のサンドイッチやお菓子やスコーン。
薫り高い紅茶とともに、優雅なティータイム……。
憧れのイギリス式ティータイムですが、日本でもその夢を叶えてくれる場所があるんですよ!
今回のまとめとは少し外れますが、いくつかご紹介しておきますね。
それでは、イギリスのティータイムに欠かせない素敵なお菓子をご紹介します!
どれも日本ではあまり馴染みのないものですが、美味しそうなお菓子ばかりです!
機会があれば一度食べてみたいものですね!
ヴィクトリアサンドイッチケーキ
ヴィクトリア女王のために作られたと言われているケーキ。
プレーンなスポンジでラズベリージャムサンドを挟んだだけと言う、実はとてもシンプルなお菓子です。スポンジ自体も、卵とバター、砂糖と小麦粉を全て同量ずつ入れて混ぜるだけと言うとても簡単な物。
お菓子作りが好きな方は手作りしてみても良いかも知れませんね!
生クリームを挟んでも美味しく頂けます!レシピを貼っておくので参考にしてくださいね!
スコーン
小麦粉にベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめてから捏ねて焼きあげた、これまたシンプルなお菓子。ドライフルーツを混ぜて焼いたものもあるそうです。ハチミツやジャムなどを付けて頂きます。
粗挽きの大麦粉を使って焼いたバノック(bannock)というお菓子がその起源とされています。イギリスでは本当に良く食べられています!日本でもよく見かけますね。
作り方も材料もとてもシンプルですので、一度ご家庭で作ってみてはどうでしょうか?
ミンスパイ
ドライフルーツから作った「ミンスミート」を詰めたパイ。独特な形が特徴のお菓子です。
クリスマスに食べるお菓子として知られています。元々は挽き肉を入れて作っていたのが、次第にドライフルーツを主体とした物に変化していったようです。
12月のイギリスは、目を瞑っていてもミンスパイにぶつかると言われているほどミンスパイで溢れかえっているそうですよ!
今年の12月はイギリス人のまねをして、ミンスパイを用意してみるのも楽しいかもしれませんね!
トリークルタルト
こちらは余り耳に馴染みが無い名前のお菓子です。
なんと、フィリング(パイなどの具材部分を指します)にパン粉を使うと言うとても変わったお菓子です!
このお菓子、実はとってもとっても甘いそうです!
材料とフードプロセッサがあれば、とても気軽で簡単に作れてしまうお菓子なんだそうですよ!
問題は、材料の『ゴールデンシロップ』が日本では手に入りにくいと言うところでしょうか……。
さらに続けてイギリスのティータイムに欠かせない素敵なお菓子をご紹介します!
どれも本当に美味しそうなお菓子ばかりで、見ているとお腹がすいてきます!
是非一度は味わってみたいお菓子ばかりで困ってしまいますね…!イギリスの人が羨ましい!
メイズ・オブ・オナー
イギリスを代表する伝統的なお菓子、メイズ・オブ・エナー。
なんとこのお菓子、イギリスでも『ニューエンズ』と言う小さなお店でしか味わえないそうです。
濃厚なミルクの味がとても美味しく、一度食べるとハマッてしまうと言うすばらしいお菓子なのだとか。一体どんな味のお菓子なんでしょう……。
イギリスへ行かれた際には、お店に寄ってみてはいかがでしょう?
今でこそイギリスのどこででも売っているバノフィーパイですが、その昔は『The Hungry Monk Restaurant』と言うレストランでしか味わうことが出来なかったそうです。
ベイクウエルタルト
ベイクウエルタルトはイギリス中部の同名の村から名付けられたと言われているお菓子です。タルト生地の上にラズベリージャムを敷詰め、その上にバター、砂糖、卵、アーモンドパウダーなどで作られた生地を詰めて焼いた物なのだそうです。
ベイクウェルの村でこのお菓子が誕生した当初は、タルトではなく『ベイクウェルプディング』と呼ばれていたそうです。生地やフィリングも今のベイクウエルタルトとは違っていて、プディングに近いお菓子だったようです。
こちらもイギリスでは定番のお菓子なんだそうですよ!すごく美味しそうです!!
ピーター・ラビットの生みの親であるビアトリクス・ポター作の絵本、『ひげのサムエルのおはなし』に出てくるお菓子です。いたずら好きの猫トムがねずみのサムエルに、ぐるぐる巻きの『ローリーポーリープディング』にされそうになる!と言うすごいお話。
ローリーポーリープディングは、小麦粉と牛脂を練った生地に干し葡萄を巻いて蒸したと言う、ちょっと味の想像がつかないお菓子です。
牛脂をバターに変えて、後は家にある材料で簡単に作れてしまうお菓子なので、一度作ってみてはいかがでしょうか?
続けて、日本でも手に入りやすいイギリスのお菓子をご紹介していきます。
こちらに紹介したお菓子は輸入食品を取り扱っているお店や、大手通販サイトなどで買うことが出来ますので、気になった方はぜひ一度食べてみてくださいね!
モルト・ウイスキー最大の産地として知られるスコットランド北東部スペイサイドで、まぶしい緑、澄んだ空気、そして清らかなスペイ川が流れる美しい環境に魅かれた若き“ジョセフ・ウォーカー"が、1898年にウォーカー社の前身となるベーカリーを開業。
以来、110年以上に渡り、上質のショートブレッドを作り続けています。
“ショートブレッド"はスコットランドならではのお菓子で、原材料の24%以上のバターまたは油脂を含むことが条件です。
ウォーカーでは純粋にバターしか使用していないため、あえて“Pure Butter Shortbread"と呼んでいます。
原材料の30%以上のバターを使って焼き上げたショートブレッドは、創業以来数々の賞に輝き、今や世界60ヶ国以上で愛されています。
バターの香りが濃厚な、イギリスの伝統的なキャンディの一種です。
日本人には少し甘いかも?紅茶やコーヒーと一緒にどうぞ!
ファッジは英国で古くから親しまれている、口の中でほろりと溶ける食感が特徴のお菓子です。
ほろほろとした食感が特徴。口に入れた瞬間、バターの香り、味わいが広がる伝統的なバターファッジです。
良質の原材料と職人の技にこだわって作られたビスケット。
バターの香りとカリカリの食感がとても美味しいお菓子です!
社名のアーティザンとは“良質の原材料と職人の技術を使って作られた"という意味です。見た目にも味わいにもこだわりがたっぷりで、しかも保存料は一切使っていないため、安心してお召し上がりいただけます。
ほんのりとした甘みに香ばしいアーモンドが絶妙で、コクのあるイングリッシュブレックファストティーにぴったりです。
紅茶本来のタンニン(渋み)とビスケットの旨みがお口の中で絶妙のハーモニーとしてお楽しみいただけます。
シンプキン チョコミント
ミントキャンディーの中にダークチョコレートのフィリングが入っているお菓子。
ミントと言ってもそこまで強い清涼感ではなく、食べやすい。
日本にも根強いファンが多いお菓子です。
1924年、レスリー・シンプキン氏により家族経営で始められたイギリス伝統のトラベルスイート缶入り。
ミントキャンディをなめていくうちの中からチョコレートが出てくる独自のこだわりキャンディ。
ミントのさわやかさとチョコの甘さが絶妙の風味をもたらします。洗練されたパッケージごとにシェフィールドの職人気質が生きる逸品です。
沢山の伝統的なイギリスのお菓子を紹介しましたが、いかがでしたか?
どれもとても紅茶に合いそうな美味しそうなお菓子で、イギリスは本当にティータイムの国なのだなぁと感心しました。
案外自分でも作れそうな物が多いので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
自宅で、憧れのイギリス式のアフタヌーンティーを楽しむのも良いかもしれません!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局