洋髪から今風の可愛い日本髪まで白無垢のオシャレな髪型を大特集!
chocolata
2016/12/28
七五三とは、7歳・5歳・3歳の子供の成長を祝う日本独特のお祝い事です。
本来11月15日に行いますが、近年は11月中に済ますことが多いようです。
3歳
3歳で行う七五三は「髪置きの儀」とされています。
江戸時代までは男の子も女の子も3歳までは髪を剃る習慣があったので、この髪置きの儀を行って初めて髪を伸ばし始めたといいます。
5歳
5歳で行う七五三は「袴着」とされています。
男子が袴を着用し始める儀として行われていました。
7歳
7歳で行う七五三は「帯解きの儀」とされています。
女の子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀として行われていました。
江戸時代から子供が大人に近づく一歩として行われてきた行事なのですね。
改めて子供の成長を感じる機会にもなりますので、現代でも大切にされている行事の一つです。
まずは3歳の女の子にオススメの髪型を紹介します。
洋装か和装かでどんな髪型をするのかは変わってきますが、まだ3歳だと髪の毛の量も長さも十分でないことが多いです。
ですから、髪が少なくても出来る髪型を選ぶと良いですね。
まだまだおてんぱな年頃ですから洋装で七五三を行うお宅も多いです。
前撮り・お参りで洋装と和装で分けるのも良いですね。
二つ結び
二つにわけてふわふわとカールさせたスタイル。
お花をつけることで華やかに仕上がりますし、髪が少ない子でも簡単に華やかになります。
ダウンスタイル
髪の長さが足らない場合はダウンスタイルも可愛いです。
軽く巻くことでエレガントにもなりますし、カチューシャをつければ一気に華やかになります。
アップスタイル
髪の量が少なくても、全体的に長さがあれば華やかなアップヘアも可能です。
巻いた髪の毛を無造作に散らして締めにヘアアクセをつけましょう。
七五三の髪型!とあまり力まずにおでかけヘアをイメージすればバッチリです。
ふわふわっとさせたアップスタイルや、大きなお花などで華やかな雰囲気を出すといいですね。
3歳の女の子の着物は「三つ身の着物」といって、背中の縫い目がないつくりになっています。
帯を締めるにはまだ幼いので、上から被布という上着を着せることが多いです。
3歳で帯を使って着付ける方もいるようです。
多少重みはあるものの、着ている時間は短時間なので案外大丈夫な子が多いようですね。
小さな体に大人顔負けの着物姿も独特な可愛さがあります。
日本髪
やはり和装に合うのは日本髪ですね。
3歳でも、髪の長さが肩甲骨より長ければ日本髪を結うことができます。
ぷっくりした顔の3歳児の日本髪は、なんともいえない可愛さですよ。
おだんごヘア
日本髪が難しいという子にはおだんごヘアもオススメです。
おだんごの中につけ毛やたぼ毛を入れれば、髪の毛が少ない子でも簡単にボリュームを出すことができますよ。
アップヘア
前髪を大人っぽくまとめたアップヘアで、大人っぽい雰囲気に。
これなら髪の毛が少ない子でもきれいにまとまります。
二つ結び
まだまだあどけない3歳児だからこそ、和装でも叶う二つ結び。
髪の毛が短い子の場合はつけ毛(ウィッグ)を使うことも多いです。
おかっぱスタイル
古風な着物にはおかっぱスタイルも可愛いです。
大きめなお花をつけて、モダンに仕上げれば一気にオシャレな仕上がりに。
男の子の着物も基本三つ身のものを使用します。
上から羽織を着て、下は袴を履くことが多いようです。
男の子の場合の髪型ですが、髪の毛自体が短い子が多いのであまりバリエーションに富んでいるわけではありません。
基本的にはワックスなどでオシャレに仕上げることが多いようです。
シンプルなので洋装・和装共に使える髪形が多いですね。
全体的に長めの髪形をトップに重点的にワックスで整えたスタイル。
大人びていて成人男性顔負けのかっこよさですね。
短髪ヘアを元気に全体的にツンツンとセットしたスタイル。
少年らしいあどけなさが出ていて可愛らしいです。
前髪からがっと上げたかきあげスタイルも雰囲気が出てかっこいいです。
なんとなく色気まで感じますから不思議ですね。
5歳までがんばって髪の毛を伸ばして、当日ちょんまげヘアに挑戦する方もいるようです。
一生に一度ですからこういう思い出の作り方も素敵ですね。
七五三の7歳にもなると、女の子の個性や趣味が色濃く出始めます。
子供自身とも相談しながら、お互いに満足した七五三を迎えたいですね。
着物を着たがらない子がいたり、事情によって和装が出来ないお宅もありますよね。
洋装でのお参りの基本は「華美すぎず、厳かな雰囲気に合った衣装を選ぶ」ということです。
色がシックで肌の露出が少ない衣装を選びましょう。
シックな服装に合うように、髪飾りも大人しめなものを選ぶと良いでしょう。
前髪を流すことで大人っぽいスタイルに仕上がっていますね。
ショートの子の場合は、トップを高く上げて毛先を散らせばお出かけスタイルの完成です。
大きめなお花も暗めな色を選べば派手にならず、七五三の雰囲気を損なうこともありません。
7歳のお参りでは大人と同じ帯を巻き、四つ身の着物を着ます。
はこ迫と扇子を胸元にいれ、志古貴という芯のない帯を帯び下に結びます。
袴を身に着けさせる人もいますが、本来はこれは間違い。
「帯解きの儀」である7歳祝いにはそぐいませんので、避けましょう。
日本髪
髪の量も長さも十分になる7歳は、本格的で綺麗な日本髪を結うことができます。
かなり華やかな仕上がりになりますので、大変オススメです。
アップスタイル
髪の毛を使ったリボンが華やかなアップスタイル。
これならヘアアクセが控えめでもいいですね。
ダウンスタイル
全体を片側に流して、おろしたスタイル。
パーティーにも使えそうな華やかな髪型ですね。前髪を上げることで大人っぽく仕上がっています。
髪の毛もしっかり伸びてきているので色んな髪型が楽しめますね。
着物の雰囲気で色々と試してみるのもいいですね。
美容室に頼むとお金がかかるし、せっかくの七五三だからわが子の髪の毛を自分でやってあげたい。
そう思っているお母様も多いのではないでしょうか。
「新日本髪」ならご自宅でも簡単に挑戦できますので、紹介します。
新日本髪とは
元来、日本髪とは専用の油やクシをつかって結いあげるもので一週間ほど崩れず維持することができるものだそうです。
しかし、これには手間も時間もかかりますので、ピンやゴムなど現代のヘアアレンジ用品を使って簡易的にまとめあげるものを「新日本髪」といいます。
日本髪に比べて小さめの仕上がりで、崩れやすいのが特徴です。
新日本髪を結うために必要なもの
・ゴム
・ピン(Uピンとアメリカヘアピン二種類あると良いでしょう。)
・ハードスプレー、ヘアワックス
・毛たぼ(すき毛・あんこともいいます)
・かのこ
・髪飾り(ちんころやかんざしなど)
桃割風 日本髪の作り方
桃割という種類の日本髪風につくりあげる新日本髪の動画です。
ゴムやピン、たぼ毛を使って簡易的につくっています。
これなら練習すれば自宅でもできそうですよね。
七五三などにも便利!簡単日本髪
モデルは大人の女性ですが、14分でできる簡易的な新日本髪を紹介しています。
必要な道具なども説明してくれているので、かなり参考になるのではないでしょうか。
七五三の髪型を年代と服装にあわせて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
その時の状況にもよりますが、意味のある儀式ですのできちんと準備したいですね。
もちろんその子供に似合うものが一番です。
そして、一緒にお参りするご両親も子供に合わせたスタイルにしなくてはいけないことも忘れずに。
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