SNSに人生を左右される感覚。筆者が試した《ソーシャルデトックス》

ここ数年でスマートフォンやSNSが普及し、欲しい情報を簡単に手に入れられる時代になりました。

友達の近況や何を食べたのか、どこに行ったのか。連絡手段、情報収集、暇つぶし。人それぞれ使い方は違いますが、私たちの生活に‘‘なくてはならないもの’’になりつつあります。

簡単に連絡を取り合えて、やろうと思えば世界中の人と一瞬で繋がれる。筆者にとっても、SNSのない生活など考えられなくなっていました。

TwitterやInstagramをやらなければ流行に乗り遅れると思ったり、必要‘‘かもしれない’’情報を読み漁ったり……みなさんはどうでしょうか？

筆者はそれと同時に、‘‘SNSに人生が左右されているような感覚’’にも陥ったのです。「この時間を勉強に使えるのに、この時間で将来のために何かできるはずなのに。」と。

電車の中でも暇な時でもスマートフォンを見ることが習慣になっていた筆者は「これではいけない」と感じたのです。

そこで筆者は、SNSを辞めようと思い立ち、その日にTwitter・Instagramを辞めてみました。‘‘SNS疲れ’’しているMARBLE女子たちのために、筆者の《ソーシャルデトックス》による効果をお伝えします。

みなさんもSNSやスマートフォンに縛られた生活から解放されませんか？もしかしたら、今後の人生が変わるかもしれません。

ソーシャルデトックスのやり方はカンタン。SNSに疲れたら、それから一旦離れてみるだけ。

アプリを消さずに‘‘見ないようにする’’だけでも良いのですが、いつでもどこでもSNSを見てしまう、いわゆる‘‘SNS中毒’’の人はアプリを消すことをオススメします。

筆者はよく見ていたTwitterはアカウントごと消し、見るとしても1日に1回程度のInstagramは見ないようにしました。

ソーシャルデトックスを初めて1日目から効果は出始めました。なんだか空気が美味しいのです。退勤して駅から自宅までの帰り道では、‘‘梅雨前のにおい’’を感じました。

必要かどうかもわからない膨大な量の情報が、1日に何度も頭の中に詰め込まれてパンク寸前だったのでしょう。

電車の窓の向こう側にはいくつもの紫陽花が見え、「2017年ももう下半期に入るのか」と思ったり、今日の夜ご飯は何を作ろう、家族は元気かな、と考えるなどしました。

いつもスマートフォンの画面ばかり見て、‘‘見るべきもの’’に目が行ってなかったのです。

1日に何回も膨大な量の情報が脳に送り込まれれば、そりゃあ「何がしたいのかわからない」という状態にもなるだろうな、と今は感じています。

誰が何かを成し遂げた、どこに行って何を買った、これを食べたいあれを飲みたい……。正直‘‘自分の人生’’に必要ではない情報を日常的に目にし、‘‘自分はどうしたいのか’’がわからなくなっていませんか？

ソーシャルデトックスをすると、必然的に自分を見つめる時間が増えます。何を食べたくて何をしたいのか、今自分に何が必要なのか、本当に興味のあることが見えてくるのです。

筆者は今までSNSに使っていた時間を、仕事のための勉強に使い始めました。

それまでは仕事に対して不安しかありませんでしたが、ソーシャルデトックスをしてから自信を持ち、やる気で燃えています。

しばらくSNSから離れ、「私たちは他人から影響を受けすぎている」ということに気が付きました。

大抵SNSで人は‘‘自分の生活の良い部分’’しか見せないので、‘‘他人が良く見えて当たり前’’なのです。他人の生活を羨ましがって自分も同じ店に行ってみたり、同じものを食べてみても、その人にはなれません。

無意識のうちに他人から影響を受けて、本当にやるべきことを疎かにしてはいませんか？

ソーシャルデトックスをすると、本当の意味で‘‘自分の人生’’を生きられるようになる、と筆者は思います。

必要な情報があればネットで探せば良いですし、SNSを断てば現実世界でもっと人とコミュニケーションをとりたいと思うようになるはずです。それはあなたに良い影響を与えることは目に見えています。

最後に、筆者はSNSを否定しているわけではありません。ですが、使い方次第では今後の自分の人生を大きく変えてしまうかもしれない、と思っています。つまり、自分の使い方次第ということ。

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あなたの今後の人生がもっともっと輝き始めるはずです♡