朝英
2016/08/06
皆さんは【アンビバレンス】という言葉を耳にしたことはありますか?
アンビバレンス(ambivalence)とは、ある対象に相反する感情を同時に持ったり、相反する態度を同時に示すことを指します。
例えば、好きだけど嫌い、愛しているけれど憎んでいる、行きたいけど行きたくないなど。
仕事場や学校などでは明るく親しみやすい印象なのに、休日は家に引きこもっていたり、逆に大勢の前では口を閉ざしているのに、仲の良い人とは明るく話していたり。
人は誰しも、表に見せている面と隠している面の2つを持ち合わせています。
二重人格と言われ、世間はあまり良い印象を持ちませんが、社会に出てさまざまな人と関わっていく上で2面性は無くてはならないものなのです。
人が表に出す面は自分が理想とする自分象に近づけるために、あるいは置かれている状況に合わせるために、修正をかけた状態である場合がほとんど。
隠している自分が本当の自分だと認識し、表に出している自分は本当の自分ではないと認識するので「表に出している自分」に不満を持ちやすいのです。
その意表を突くのが【アンビバレンステクニック】。
表に出している面に不満を抱え、隠している自分が本物だと思っているということは、【表に出している面の逆を褒める】ことで【この人は本当の自分を分かってくれている】と思わせることができます。
筆者もひしひしと感じるのですが、例えば顔が整っているカレに「イケメンですね」と褒めていては「その他大勢」と一緒になってしまうのです。
カレがふとした時に見せる表情や仕草から考えられる「隠している自分」を褒めることが「その他大勢」から脱出する唯一の方法。
相手が気付かないことや、今まで言われたことのないような欠点・コンプレックスを探して褒めることで、「この人は他の人とは違う!」と印象付けられます。
【アンビバレンス心理】を活用して、人間関係を充実、改善させることができるのです。
学生時代、好きな男の子と何度も何度も目が合って「私のこと好きなのかな?」とドキドキした経験はありませんか?
それ、あながち嘘ではありません。特定の女性と何度も目が合ってドキドキしてしまうのは男性も一緒。
婚活パーティーや合コン、同窓会などで気になる男性がいたら積極的に自分から目を合わせましょう。アイコンタクトをとるあなたが気になって、声をかけてくれること間違いなし♡
意中のカレと話すチャンス!でも、緊張して何を話したらいいのかわからない……そんなあなたにオススメなテクニックは【バックトラッキング】。
オウム返しのように、相手が言ったことをそのままの言葉で返すことを言います。
例えば「今日食べたカレーが美味しかったんだ」という相手の言葉に「へぇ、今日食べたカレーが美味しかったんですね!」と言うだけ。
相手の言葉に同調するだけで【親近感】を与えられますし、「この子はきちんと話を聞いてくれているんだな」と思わせられるのです。
「どこで食べたんですか?」「何カレーですか?」とそのあとの会話も弾みやすくなり、質問を重ねることで相手が話しやすい雰囲気を作れます♡
「その他大勢の女の子」は見ていない面を褒めること、積極的に目を合わせること、カレの言葉を繰り返して同調すること。
たったこれだけで、あなたのイメージがグンッと上がることは間違いありません♡《アンビバレンステクニック》をフル活用して、カレを手に入れちゃいましょう!
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