恋する乙女には憧れるけど、恋とは程遠い・・・恋ができない理由は?
chihiro1009
2016/04/15
みなさん、最近男性とデートはしていらっしゃいますか?「YES」と答えた方のデートの相手は恋人?それとも、まだ「お友達」的な関係の方でしょうか。
男性とデートをしても、イマイチ相手の気持ちがわからないという女性は多いはず。そこで今回は、筆者が年下男性との恋愛から学んだことを、小説形式でお届けします。
2014年当時、29歳だった私は、飲食店で働くかたわらライターをしていました。その後恋人候補となる、2歳年下のN男との出会いをふりかえってみます。
出会いはある日、映画館で
2014年の9月、私は友達に誘われて、映画鑑賞のつどいに参加しました。
そのとき観た映画はたしかキーラ・ナイトレイ主演で、可もなく不可もなくといったところ。映画を観る会はさほど盛り上がることもなく、鑑賞後はすぐにお開きとなりました。
初対面のカレの印象は、「人のよさそうな顔の人」。ただ、それだけでした。
映画を観たあと、Facebookで友達リクエストをして、カレとつながった私。どうやらカレは、映像関係の仕事をしているみたい。
Facebookのタイムラインを見る限り、グルメでお酒もイケる感じで、私と気が合うかも……と思い始めました。
タイムライン上でカレが「和食食べに行きたい~誰か行く人~!」と呼びかけていたので、気軽に名乗りをあげてみたんです。
まずは、どこに何を食べに行くか、SNS上でカレに確認。当時私が勤めていたお店が銀座にあったため、銀座にお寿司を食べに行くことにしました。
お店の前で待ち合わせをして、お寿司屋さんのカウンター席へ。どんなお酒を頼むか相談したら、なんとカレは一番高い日本酒をオーダー。
久しぶりのハイクラスなお店、美味しいお酒に酔いしれて、なんだか幸せ気分に酔いしれていました。
その後あんな仕打ちを受けるとは、夢にも思わず…。
「私の諭吉を返して!」
お寿司のあとは、宮崎県産の高級マンゴーでお口直し。お茶を飲んでひと息ついたところで、そろそろお会計です。
伝票をチラッと見ると、ワリカンでも福沢諭吉が2枚あれば足りるかな……。私はどうせ返ってくると思い、カレにお札を2枚渡しました。
カレはそのあとブラックカードで支払いを済ませますが、結局その日、私の諭吉が返ってくることはありませんでした。
正直、ガッカリ。
「私、女性として見られていないのかな?」という思いが頭を巡りました。
そのあとも何回か、カレとの食事デートは続きました。もちろんお会計はいつもワリカンです。
カレが転職したり、私がフリーランスになってバタバタしていたこともあり、定期的に合うような関係ではありませんでした。
ところが久しぶりにカレとバーで会った日。
ひょんなことから一線を超える出来事がありました。
すると…
「お会計は一緒で大丈夫です。」
あっさりワリカンが無くなり、カレはいつも私の分まで支払いをしてくれるようになり、逆にびっくり。
内心、「ケチなわけではなかったのか…」とホッとしました。
友達と恋人は、やっぱり違う
今回私が学んだことは、とにかく男性は合理的な考え方を好むということ。つきあう前のデートでおごってくれる人は、下心を持っているからお金を払ってくれるのです。
私の出会ったカレは、「お友達」の関係でおごる必要はないと割り切っていたんですね。
つい焦って関係を急いでしまう女性も多いかと思いますが、ワリカンデートで相手をよく知ってから次の関係に進むことで、使ったお金以上にいい勉強になりました!
みなさんも、今、気になる人が奢ってくれなくても、早とちりしないようにしましょうね♡
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