【実録】食事デートでワリカンは常識?アラサー女子の恋は実るのか

結婚を焦っているのに、友達以上・恋人未満のような関係で悩んでいる人は多いもの。さらにアラサーになると、過去の経験や知識がじゃまになり、恋がうまくいかないこともあるんですよね。今回は、そんな恋に悩む女性のために、筆者のリアルな恋愛体験をお伝えしていきます!

つきあう前、初デートでワリカンはあり?

みなさん、最近男性とデートはしていらっしゃいますか?「YES」と答えた方のデートの相手は恋人?それとも、まだ「お友達」的な関係の方でしょうか。

男性とデートをしても、イマイチ相手の気持ちがわからないという女性は多いはず。そこで今回は、筆者が年下男性との恋愛から学んだことを、小説形式でお届けします。

出会いは友達の紹介でした。

2014年当時、29歳だった私は、飲食店で働くかたわらライターをしていました。その後恋人候補となる、2歳年下のN男との出会いをふりかえってみます。

出会いはある日、映画館で

2014年の9月、私は友達に誘われて、映画鑑賞のつどいに参加しました。

そのとき観た映画はたしかキーラ・ナイトレイ主演で、可もなく不可もなくといったところ。映画を観る会はさほど盛り上がることもなく、鑑賞後はすぐにお開きとなりました。

初対面のカレの印象は、「人のよさそうな顔の人」。ただ、それだけでした。

SNSを通じて食事に行くことに

映画を観たあと、Facebookで友達リクエストをして、カレとつながった私。どうやらカレは、映像関係の仕事をしているみたい。

Facebookのタイムラインを見る限り、グルメでお酒もイケる感じで、私と気が合うかも……と思い始めました。

タイムライン上でカレが「和食食べに行きたい~誰か行く人~!」と呼びかけていたので、気軽に名乗りをあげてみたんです。

初デートは銀座でお食事♪

まずは、どこに何を食べに行くか、SNS上でカレに確認。当時私が勤めていたお店が銀座にあったため、銀座にお寿司を食べに行くことにしました。

お店の前で待ち合わせをして、お寿司屋さんのカウンター席へ。どんなお酒を頼むか相談したら、なんとカレは一番高い日本酒をオーダー。

久しぶりのハイクラスなお店、美味しいお酒に酔いしれて、なんだか幸せ気分に酔いしれていました。
その後あんな仕打ちを受けるとは、夢にも思わず…。

あれ?おごりじゃないの?

「私の諭吉を返して!」

お寿司のあとは、宮崎県産の高級マンゴーでお口直し。お茶を飲んでひと息ついたところで、そろそろお会計です。

伝票をチラッと見ると、ワリカンでも福沢諭吉が2枚あれば足りるかな……。私はどうせ返ってくると思い、カレにお札を2枚渡しました。

カレはそのあとブラックカードで支払いを済ませますが、結局その日、私の諭吉が返ってくることはありませんでした。

正直、ガッカリ。
「私、女性として見られていないのかな?」という思いが頭を巡りました。

アレがきっかけでワリカン解消

そのあとも何回か、カレとの食事デートは続きました。もちろんお会計はいつもワリカンです。

カレが転職したり、私がフリーランスになってバタバタしていたこともあり、定期的に合うような関係ではありませんでした。

ところが久しぶりにカレとバーで会った日。
ひょんなことから一線を超える出来事がありました。

すると…
「お会計は一緒で大丈夫です。」
あっさりワリカンが無くなり、カレはいつも私の分まで支払いをしてくれるようになり、逆にびっくり。
内心、「ケチなわけではなかったのか…」とホッとしました。

男の気持ち、意外と単純でした。

友達と恋人は、やっぱり違う

今回私が学んだことは、とにかく男性は合理的な考え方を好むということ。つきあう前のデートでおごってくれる人は、下心を持っているからお金を払ってくれるのです。

私の出会ったカレは、「お友達」の関係でおごる必要はないと割り切っていたんですね。

つい焦って関係を急いでしまう女性も多いかと思いますが、ワリカンデートで相手をよく知ってから次の関係に進むことで、使ったお金以上にいい勉強になりました!

みなさんも、今、気になる人が奢ってくれなくても、早とちりしないようにしましょうね♡

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