いつの時代も高視聴率!時代を超えた恋愛人気ドラマをご紹介!

観はじめるとついついハマってしまうドラマ。特に人気ドラマのトップをしめるのは、いつの時代も恋愛モノです。ドラマの中の話なのに、自分の恋愛と重ね合わせてついのめりこんでしまいます。時代を超えて今でも語られる、そんな心に残る恋愛人気ドラマをご紹介します。

恋愛人気ドラマの視聴率の秘密

視聴率が高い恋愛人気ドラマには、実はいずれも共通点があります。それは、見ている視聴者たちが、まるで自分たちのことのように疑似体験ができる内容であることです。

テレビの画面の前で見ているひとりひとりが、自分の恋愛事情と重ね合わせ、まるで自分が、今見ている連ライ人気ドラマの主人公になったような気分にさせる、そんなシナリオが人気の秘密です。

また、恋愛人気ドラマに必須の、いくつかの条件があることにもお気づきですか?知らず知らずのうちに、私たちは恋愛ドラマの中に、いくつもの要素を期待しています。

恋愛人気ドラマに期待する一番の要素は、もちろん「ハッピーエンド」です。いろいろありながらも、最後は主人公がハッピーになれる、そんな最終回をみんな待っています。

しかし、逆に「主人公が病気、あるいはひどいケガをしてしまう」などの、悲しくつらいシナリオでありながら、愛がそれを救う、といった究極の恋愛ドラマも視聴者は期待しています。

また、恋愛をしている主人公たちが、政治的あるいは社会的地位の違いや不倫など「許されない恋愛」をしているというあまり一般的ではない恋愛の形にも、視聴者は憧れを抱いているようです。

視聴者にとってこれらのある一定の条件を満たしたとき、普通の恋愛モノが一気に人気ドラマに化けてしまうのです。

コメディタッチの恋愛人気ドラマ

「ブスの瞳に恋してる」(2006年)

人気放送作家の鈴木おさむと、女芸人の森三中・大島美幸の実話を元にした、フィクション・恋愛人気ドラマです。

鈴木おさむ役をSMAPの稲垣吾郎が、大島美幸役を同じ森三中のメンバー村上和子が演じたことでも話題になった人気ドラマです。

超売れっ子の放送作家が、ひょんなことから出会ったブスな女芸人に一目ぼれする、という一見現実離れした恋愛ストーリー。

しかし、実はそれが本当の話だったということで、視聴者にも「もしかしたら自分にもこんなことが起こるかもしれない」という疑似恋愛感覚を持たせたことが、人気ドラマとなった要因のひとつと言われています。

「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年)

「リケジョ」X「ニート」=「恋愛不適合者」という、なんとも今時の流行の男女像における恋愛ストーリーの展開が、コメディータッチで人気ドラマと化けました。

「どこか欠点がある男女」が織りなす恋愛ドラマに、視聴者たちも自分自身を重ね合わせ、ドタバタコメディーでありながらもどことなく切なく、いつしか応援したくなる、そんな要素が人気ドラマに仕立て上げた作品です。

社会派テーマの恋愛人気ドラマ

「流れ星」(2010年)

恋愛のテーマは「偽りの愛から、真実の愛へ」。恋愛ドラマ激戦区の月9ドラマで人気ドラマとして名を残すことになりました。

肝臓移植や風俗嬢という社会派テーマを中心に展開する恋愛ドラマ。人生の影の部分が切なく、視聴者たちの共感を呼びました。

コブクロが歌った主題歌「流星」が、胸がきゅんと痛くなるような恋愛ドラマの切なさを一層盛り上げてくれました。

「神様、もう少しだけ」(1998年)

HIVやAIDSをテーマにした恋愛ドラマ。まだHIVやAIDSが世の中に浸透していない時代だったため、その啓蒙の意味も込めた恋愛ドラマでした。

そんな社会的テーマがキッカケとなって人気ドラマの仲間入りを果たし、ドラマの最終回では、視聴者に向けてHIVに対する正しい理解を求めるテロップが流れました。人気ドラマを通して社会にある種のメッセージを送る恋愛ドラマでした。

障害を乗り越えた恋愛人気ドラマ

「愛していると言ってくれ」(1995年)

聴覚障がい者と健常者の恋愛ストーリー。恋愛人気ドラマの基本条件ともなる「障害を乗り越える恋愛」の代表的恋愛ドラマです。

DREAMS COME TRUEが歌った主題歌の「LOVE LOVE LOVE」は、恋愛人気ドラマとして、この切ない恋愛ドラマをさらに盛り上げてくれました。

「オレンジデイズ」(2004年)

こちらも手話が使われた恋愛ドラマ。今回は女性主人公が聴覚障がい者で、2人とも大学生という青春恋愛人気ドラマです。

主人公の2人を含め、取り囲む友人たちもみんな大学生ということで、それぞれの恋愛模様を描きながらも、大学生ならではの将来への不安など青春をテーマにしています。そんな等身大のストーリー展開が、人気ドラマとして名を残すに至る要因になったと思われます。

時代を超えて後世まで残る恋愛人気ドラマ

「東京ラブストーリー」(1991年)

「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」のテーマの通り、視聴者みんながまるで自分のことのように、自身の恋愛を投影させながら見入った恋愛人気ドラマです。

平均視聴率はなんと22.9%、最終回に至っては32.3%という、恐るべき記録を残す恋愛人気ドラマのひとつです。

ドラマのクライマックスで、完璧なタイミングで流れる小田和正の歌う主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」は、人気ドラマと並行してシングル270万枚を売り上げました。

いかがでしたか?あなたはこの中の恋愛人気ドラマを、いくつご覧になっていますか?ココでは、人気ドラマとしての要素をそれぞれにしっかりおさえており「さすが!」という作品ばかりをご紹介しました。機会があったら、ぜひ一度ご覧くださいね♪ (mp)

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ