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凄すぎる!成績から見る、ホームラン王・王貞治さんの偉大さ

元巨人軍の選手として活躍し、現在は福岡ソフトバンクホークスの取締役兼GMとして、球団に貢献する王貞治さん。何となく、選手時代は凄かったということは知っていたのですが、改めて調べてみると凄い成績を残していました。王貞治さんの偉大さを、成績から辿ってみました。

王貞治さんのプロフィール

【生年月日】  1940年5月20日(77歳)
【国籍】    台湾
【出身地】   東京都本所(現:墨田区)
【身長】    177㎝

中国国籍の父親と、日本人の母親の次男として王貞治さんは本所(現:墨田区)で、二卵性双生児の弟として生まれました。

早稲田実業高校に進学した王貞治さんは、1年生にして夏の甲子園に出場します。2回戦では1年生ながら、先発登板をしましたが強豪・県立岐阜商業高校に敗れてしまいます。
3年次は惜しくも、甲子園出場を逃しましたが、高校3年間の間に数々の成績を残しました。

転機となった荒川博コーチの出会い

1959年、背番号『1』をもらい、読売巨人軍に入団します。入団後はバッターとして打席に立ちますが、思うような結果が残せませんでした。

入団2年目の1961年のシーズンオフ、荒川博コーチが巨人の打撃コーチに就任します。
当時の監督、川上哲治さんは王貞治さんの素質を見抜いており、荒川博コーチに王貞治さんのフォーム改造を命じます。
この頃、荒川博コーチと二人三脚で練習に励んた王貞治さんは、代名詞である『一本足打法』を編み出します。

1977年には初めて、本塁打王・打点王を獲得し、これ以降数々の成績を残す選手に成長しました。

1980年11月、王貞治さんは引退を表明し、野球選手としての生活に幕を閉じました。
その後、巨人・ダイエーホークスや日本代表の監督を務め、現在は福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役会長兼ジェネラルマネージャーに就任し、球団に尽力しています。

あのイチローも慕う王貞治さん

メジャーリーグで活躍しているイチロー選手は、王貞治さんをとても尊敬していることでも有名です。

同じ球団で戦ったことはありませんが、2006年のWBCでは日本代表として共に戦いました。
イチロー選手は、WBCへの出場を決意し監督である王貞治さんに非通知で直接電話をしたとき、何の躊躇もなく王さんが電話に出たことに対し、度肝を抜かれたそうです。

また、イチロー選手が8年連続で200安打をメジャーで達成した時も、王貞治さんはイチロー選手に直接連絡をし祝福の言葉を述べたそうです。
イチロー選手は、これらのことがあり「あの電話は、度肝を抜かれました。すごいですよ、大きい。やっぱ、この人のためにやりたいって思うよね。」と語っています。

2017年4月、イチロー選手がメジャー通算3000本安打を達成した時、サプライズで王貞治さんがビデオコメントで祝福しました。クールなイチロー選手も、この時ばかりは目頭を熱くしていました。

王貞治さんの成績①<本塁打>

王貞治さんの成績で最初にイメージするのが<本塁打>です。
本塁打とは、ホームランのことを指します。

現役生活で868本塁打を打ち、世界最高記録として現在も破られていません。
この成績だけでも王貞治さんの偉大さを感じます。

王貞治さんの成績②<塁打>

塁打とは、打った安打のうち単打を1、二塁打を2と集計した数です。

王貞治さんは、この塁打成績でも正解記録を保持しています。

王貞治さんの成績③<得点>

得点とは、ヒットやホームランを打ち、得点を得た数を指します。

王貞治さんは、この成績でも日本最高記録を維持しています。

現在とは昔では、出場する試合数が異なるため(昔は、デーゲームの後にナイターゲームが組まれることがありました)、この記録を破るのは難しいと言われています。

王貞治さんの成績④<打点>

打点とは、ヒットやエラーなどで一塁に出塁したことを指します。

王貞治さんは、とにかく打点を取ることに執念を燃やしており、凡打であっても一塁に一生懸命走って打点(安打)にしたそうです。
そうした姿勢が日本最高成績を達成した要因かもしれません。

王貞治さんの成績⑤<四球>

本塁打(ホームラン)も打つ打者、王貞治さんを打席にいるとなれば、四球(フォアボール)を選びたくなるのが、投手の心情ではないでしょか。

四球(フォアボール)とは、ストライク3球で仕留めることができず、一塁に歩かせることです。王貞治さんは、この成績でも日本最高記録を持っています。

バッターを歩かせることで、得点を与えてしまう可能性もありますが、本塁打(ホームラン)を打たれるよりはまだ良いと思っていた投手・監督は当時多かったのではないでしょうか。
それほど、王さんを止める手立てはなかったようです。

王貞治さんの成績⑥<敬遠>

敬遠とは四球(フォアボール)と同様な意味合いで、一塁にあえて歩かせることです。

四球同様、ホームランを打たれたら困る状況で王貞治さんを歩かせる苦肉の策だと言えます。

この成績でも王貞治さんは、日本最高記録を持っています。

成績から見た王貞治さんって凄い人だった

王貞治さんの凄さを、成績から見てまいりました。

王さんが引退して、約40年経ちますが今でも多くのファンに愛されています。

王貞治さんの偉大さをご理解いただけたでしょうか。

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