coco1206
2016/05/26
コラム83502
恋愛感情がわからない…
「恋愛感情がわからないなんて、どこかおかしいんじゃないの？」と心無い言葉で傷ついたことはありませんか？実は恋愛感情がわからない女性が増えているのです！
彼氏が欲しいという気持ちが湧かなくなってしまったり、どちらかというと恋愛がメンドクサイと思ってしまうのです。また、恋愛したいけれど恋愛感情がわからないという人もいます。
生まれてから一度も恋愛感情を抱いたことがない、恋愛感情がどういうものかわからない、という人はもしかすると先天的なものの可能性もあります。
無性愛者（アセクシャル）
恋愛感情がわからない先天的な原因と言われている無性愛というのを聞いたことはありますか？ホモセクシャルでもバイセクシャルでも性同一性障害でもない第４の性と呼ばれているものです。
一般的には知られていない無性愛者
公にする人が少なく、日本では概念自体が浸透していないので、「恋愛感情がわからない…もしかして病気？」と悩んでしまうことに…
しかし無性愛者は全人口の約１％、およそ100人に１人はいる計算になります。悩んでいるのはあなた一人ではありません！
後天的に無性愛者になる場合も！
もともとは恋愛感情はあるが性欲がまったくない非性愛者で、だんだんと恋愛感情自体がなくなり無性愛者になるケースや、化学物質やストレスによるホルモンの減少で恋愛感情をいだかなくなるケースもあるようです。
本当に無性愛者ですか？
恋愛感情がわからないからといって、容易に無性愛者だと思い込んでしまうのは危険です！恋愛未経験者なだけであったり、ストライクゾーンが極端に狭いだけの場合もあります。うつ病などの精神疾患などで恋愛感情や性欲を抱かない場合も無性愛者ではありません。
無性愛は治りますか？
自称ではなく、本当に無性愛の場合は病気ではないので治ることはありません。異性愛の人が同姓を愛せないのと同じです。一般的な愛する人としてのパートナーと一緒に生きていくことは難しいし、本人も望んでいないことが多いですが、信頼できる友人として無性愛者同士が暮らしていくことは可能です。恋愛感情がわからなくても友情や家族愛がわからないわけではありません。
一般的に恋愛感情がわからない人はこちらの可能性が高いです！
恋愛感情がわからない原因①恋に恋してしまっている
恋に恋してしまっていて恋愛感情がわからない２
自分だってドラマやコミックのような素敵な恋がしたい！でも好きな人が居ないという状態が、恋に恋している状態です。恋愛や恋愛関係にあこがれを抱くものの、実際に好きな人がいないので、本当のところの恋愛感情がわからないのです。
思春期前であれば、人に対して恋愛感情がわからない状態でもおかしくはありませんので、このタイプの場合は時間が解決することも多いといえるでしょう。
恋愛感情がわからない原因②恋愛から遠ざかりすぎて忘れてしまった
恋愛から遠ざかりすぎて恋愛感情がわからない
原因１が恋愛感情を持ち始めるかどうかという思春期の頃の、恋愛感情がわからない人だとすると、原因2は恋愛から遠ざかりすぎて恋愛感情がどういったものか忘れてしまい、わからなくなっているというパターンです。
恋愛意外に楽しいことがたくさんある
恋愛以外の生活が楽しすぎて恋愛感情がわからなくなってしまったというパターンもあります。例えば仕事が乗りに乗っていて恋愛どころではなかったり、趣味にのめり込んで、空き時間はすべて趣味に費やしたいという人もいるようです。
一人が気楽
自立して、経済力のしっかりしており、一人の生活スタイルが充実している女性には男性との恋愛が面倒くさいという人も！自由な時間を多く取れるし、遊びに行ったり、旅行に行ったりするのも一人、もしくは女友達と行くのが気楽で楽しいと男性を必要としない生活をしているうちに恋愛感情がわからなくなってしまうことも。
今さら恋愛なんて…
また、別のケースとして考えられるのが、ある程度の年齢になってしまい「今さら恋愛なんて…」と自分の気持ちを抑え込んでいるうちに、恋愛から遠ざかってしまい、恋愛感情がわからないようになってしまうことも。
恋愛感情ってなんだっけ？
いずれのパターンにせよ、年単位で恋愛感情を抱く人もいなければ、付き合った人もいないとなれば、それがその人の日常として定着してしまいます。すなわち、恋愛をしていない方が普通という状況になってしまうのです。
そのため、長期間恋愛をせずに過ごした結果、「人を好きになるってどんな気持ちだっけ？」と思ったり、「そもそも好きな人って何？それって必用？」などと思ってしまうのです。このように、長期間恋愛から遠ざかりすぎてしまった結果、恋愛感情がわからないということになるのです。
恋愛感情がわからない原因③恋愛よりも損得勘定を優先してしまった人
損得勘定のせいで恋愛感情がわからない
ある程度の年齢になると、男女とも結婚を視野に入れて恋人を選ぶようになるでしょう。そうなると学生時代のように“恋愛感情”だけで相手を選ぶことができなくなります。性格はもちろん“相手のスペック”も気になってしまうのです。
恋愛感情が置き去りに！
見た目や性格もある程度考慮するでしょうが、年収はいくらなのか？しっかり稼いでくれるのか？良い生活ができるのか？などの条件ありきで恋愛感情は置いてけぼりということもあるでしょう。このように、好き・嫌いの恋愛感情よりも、結婚相手としての条件を優先して相手を探していくようなことが続けば、恋愛感情がわからないという感覚に陥ってしまうのです。
沢山の恋愛を目の当たりにする
もう何年間も恋愛感情がわからないという人は、まずは疑似恋愛でも構わないので恋愛感情を思い出してみましょう。ドラマや映画でも何でもいいので、恋愛でキュンとする感覚を取り戻すのです。長らくトキメキが無かった人は、ここからスタートしてみるといいでしょう。
身の回りのいろんな異性を観察してみる
恋愛感情がわからないという人は、身の回りの人に関して無関心なのかもしれません。相手の良さを知らないと、恋はできません。そのため、恋愛感情がわからないなら、まずは身の回りの異性をじっくりと観察してみましょう。
自然と恋心が芽生えるのを気長に待つ
恋愛をしないのは、まだ恋をするに値する人と出会っていないという可能性と、恋愛感情がわからない人にとって、恋愛はなくても生きていけるものだということです。
きっかけはつくれても、恋愛感情というものは、出そうと思って出せる感情ではありません。そういう方には自然と恋心が芽生えるのを気長に待つという方法もおすすめします。
恋愛感情がわからない…ということで悩みすぎないでください！
恋愛感情がわからない理由は、もともと恋愛感情をもたない人や、なんらかの理由でわからなくなってしまった人など、さまざまでしょう。しかし恋愛感情は無理やりもつものではありません。恋愛感情をもてなかったとしてもあなたの人生がそれで充実しているのであれば何も問題はないのではないでしょうか？
