神様にお願いしたい縁結び。最強スポット出雲大社にまつわるあれこれ

神社でする頼み事と言えば、縁結び・恋愛成就が多いのではないでしょうか。縁結びの神様は日本全国にいらっしゃいますが、何といっても有名なのは出雲大社。出雲大社の縁結び守りを持って数週間で効果があった、なんていう人。神様と上手に対話して最高の縁を結んでもらいましょう

恋愛運・開運・縁結び・・・神社には欲しいご利益がいっぱい

境内に一歩入ればそこには神聖な空気が

神社の鳥居をくぐった途端、「あれ?空気が違う・・・」なんて思った経験、きっとあるのではないでしょうか。神社には身を清めるパワーが充満しています。恋愛・縁結びを願ったり開運・仕事運を願ったりと、たくさんの願い事が日々神様の所に集まってきます。
ところで、私たちが普段やっているお参り、実は「略式」だったというのはご存知ですか?

『正式参拝(特別参拝)』と『略式参拝』

普段私たちがやっている、お賽銭を入れて→鈴を鳴らして→二礼二拍手する参拝は「略式参拝」と言われるものです。例えるなら、訪問先でチャイムを鳴らし玄関でご挨拶を済ませているようなもの。これが「正式参拝」となると受付で正式な申し込みをし、拝殿で祝詞をあげてもらいます。初穂料(5000円くらいのところが多いよう)がかかることなのですが、本気のお願い事なら是非正式参拝で!縁結びでも厄払いでも、神様により近い所でお願いができますよ。

お願いしたいのはやっぱり『恋愛成就・縁結び』?!

気になる恋愛運・縁結び

仕事運や厄除け祈願はもちろんだけど、恋愛運・縁結びは特に気になるところですよね。恋愛・縁結びにご利益がある神社は全国にたくさんありますが、有名な縁結び神社といえば「出雲大社」「東京神宮」「箱根神社」「赤坂氷川神社」など。どこも縁結びを願う女性たちで連日賑わっていますね。

『縁結び』よくみると素敵な言葉ですね~

人と人の縁を結ぶ「縁結び」。人と物を結ぶ「縁結び」。人と場所を結ぶ「縁結び」。人と仕事を結ぶ「縁結び」・・・縁結びには恋愛だけでなく色々な意味があります。縁が結ばれるとそこからそれぞれの物語が始まります。縁は結ばれた時からがスタート。神様が繋いでくれた縁をしっかりきちんと紡いでいきたいものですね。

縁結びのご利益

「好きな人がまだいないから良い縁を引き寄せたい」
「好きな人とこれから更に進展したい」
特定の相手がいるかいないかで縁結びの意味も変わってきますよね。縁結びのご利益は,その人にとって必要な縁を呼んで結んでくれるものと、既に知り会っている者同士の絆を更に強く結んでくれるものとあります。

「縁結び」のもう一方の意味

縁結びにはもう一つ重要な意味があります。それは、自分にとって不要な縁を切り必要な縁だけを引き寄せる、ということです。人との縁や恋愛の執着からつい繋がり続ける縁を願い縋りがちですが、神様の意にお任せし、不要な縁を断ち切る勇気も大事なことです。いらない縁を捨てた途端、新しい出会いが・・・なんてことも実際あるのですから。

縁結びの最強スポットといえばなんといっても『出雲大社』

出雲大社 神紋

神紋とは各神社で用いられる固有の紋のことです。家紋のようなものですね。そしてこれが出雲大社の御神紋『二重亀甲に剣花菱』とよばれるものです。亀甲は縁起の良いとされている亀の甲羅のこと。昔の都、京都から見て出雲大社は北に位置しています。中国の四神で北の守り神は「玄武」。玄武は亀の姿に尻尾は大蛇という姿。そして日本にも北の守り神として敬われている神様がいるのです。その方こそが、『大国主命』。出雲大社の御祭神です。

古代より杵築大社(きづきたいしゃ、きづきのおおやしろ)と呼ばれていたが、1871年(明治4年)に出雲大社と改称した。 正式名称は「いづもおおやしろ」であるが、一般には主に「いづもたいしゃ」と読まれる[1]。宮司の正服の紋様は神社本庁の定める黒綾文輪なし裏同色平絹ではなく黒綾にご神紋である二重亀甲剣花角の文様を練り込んだものであり他に類を見ない。現在も、皇室の者といえども本殿内までは入れないしきたりを守り続けている。

出典:https://ja.wikipedia.org

縁結びの神社として有名な『出雲大社』。古来より受け継がれた由緒正しき歴史があるからこそのご利益に納得できます。本殿内は皇室の方々さえも入れないというしきたりには驚かされます。

出雲大社の御祭神「大国主命(オオクニヌシノミコト)」

出雲大社の御祭神は大国主命、因幡の白兎の神話で良く知られている神様です。なぜこの神様が縁結びと言われるのでしょう因幡の白兎のお話からもわかる通り、とっても優しい大国主命。女性たちからモテモテでした。なんと色々な女性との間の子が180人も!そんなことからも縁結びの神様と考えられたのでしょう。

出雲大社の神在月

10月は神様たちが出雲大社に集合するため一般には「神無月」と言われますが、出雲大社ではその逆で「神在月」と言われます。なぜ神様たちは出雲大社に集結するのか?神様たちが出雲大社で縁結びの相談をするからです。誰と誰の縁を結ぶ、この人とこの人を更に強く絆を繋ぐ・・・そんな会議をするからだと言われています。

出雲大社の縁結び

さあ、出雲大社へ

出雲大社の鳥居は4つ。1番目は石の鳥居。2番目は木の鳥居。3番目は鉄の鳥居。4番目は青銅の鳥居。一つ一つ心こめて礼をして通りましょう。

出雲大社参拝

出雲大社の鳥居からお参りのコースを辿っています。とても賑わっていますね。縁結び・恋愛成就に御利益がある出雲大社は、優しいおおらかな空気に包まれています。これも御祭神に「大国主命」様がいらっしゃるおかげでしょうか。

出雲大社の縁結びに関する噂

ところで、「出雲大社にカップルで行くと別れる」という噂があります。一瞬、え?!縁結びなのにどうして?と思いがちですが、考えてみれば理にかなっていること。相手が運命の人なら神様も大きく
GOサインを出してくれるのでしょうが、そうでない場合は不要な縁を断ち切る縁切りの効果があらわれるのです。

出雲大社 縁結びのお守り

出雲大社の縁結び守りの効果は絶大

各地に縁結びの神社はありそれぞれに御利益のあるお守りが置かれていますが、中でもここ出雲大社のお守りの効果は絶大。人によっては持ってから数週間で「素敵な出会いがあった」「恋人ができた」「彼との結婚が決まった」ということもあったようです。

勾玉ストラップ

勾玉はその形から「お母さんのお腹の中にいる胎児」「腎臓」「太陽と月の形」「動物の牙」をあらわしていると考えられてきました。なので、『魂を持った生き物ように扱う』ことで更に力を発揮するとも言われています。縁結びのみならず、魔除けや幸運引き寄せなどたくさんのところで守ってくれることでしょう。

神様たちの手仕事

縁結びの糸、切ってしまって大丈夫・・・?なんて不安になってしまいますが、切れた・切ったからといってそれで縁が切れるというわけではないので安心してください。出雲大社の神様たちはこの縁結びの糸を使って、ちょっとした小物を作ったり編み物をしたり、装束の補修を行ったりするそうですよ。神様たちは手仕事が好きなのかもしれませんね。

お守りは神様からの授かりもの

まさかお守りをぞんざいに扱う人はいないかと思いますが・・・お守りは神様からの授かりものだと思って大切にしましょうね。出雲大社には年一度、神々が集合します。そこで誰と誰の縁を結ぶのかの相談をするのです。出雲大社は大事な会議の現場なのです。ご利益があるのもうなずけますね。

出雲大社の独特な参拝作法

出雲大社の参拝方法

一般に『二礼二拍手一礼』のところ、出雲大社では『二礼四拍手一礼』です。これは、明治初期の神仏管理の時代に、神社独自の作法を許されたことで残っているしきたりです。出雲大社以外には「伊勢神宮」「弥彦神社(新潟県)」「宇佐神宮(大分県)」も二礼四拍手一礼です。

四拍手なのはなぜ?

一般的に四というと不吉な数字と言われがちですが、ここ出雲大社では「幸せのシ」と考えられています。古来より幸せを呼ぶ、とも伝えられていて大変縁起がよい数字であると伝えられているのです。更に四拍手には神と人の4つの魂、「和」「荒」「奇」「幸」それぞれへ向けられているとも考えられています。魂を意識し、心を込めて4回拍手をしましょう。

出雲大社以外の縁結びパワースポット

伊勢神宮

出雲大社と並び最強のパワースポットとして有名な伊勢神宮。「天照大神」がいらっしゃる最高品位の神社です。ちなみに外宮は左側通行、内宮は右側通行で、真ん中は神の通り道なので当然歩いてはいけません。外宮→内宮の順でお参りをしましょう。

東京大神宮

伊勢神宮にお参りしたのと同じ御利益がある、とされています。女性の縁結び・恋愛成就に特に御利益があるとされている東京大神宮には、可愛い鈴蘭の形のお守りや当たると評判のおみくじなどがあります。

猿田彦神社

「道開きの神社」としても有名な猿田彦神社。新しい道へ進む後押しをしてくれたり、問題を良い方向へみちびいてくれたり、縁結び以外にも御利益があります。

富士山本宮浅間大社

御祭神は「木花開郁姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」。この女神さまは夫に不貞を疑われ、身の潔白を晴らすために自ら火を放った小屋の中で赤ちゃんを生み落としました。その激しい情熱と強さと覚悟から、女性に人気の縁結びスポットです。

繋がった縁を大切に

縁は結ばれてからがスタートです

最高の縁結びスポット、出雲大社の御利益にあやかって繋がった縁をどう紡いでいくかは自分たちの努力次第。どんなに素敵な縁でもそれを高める努力がないと、残念な結果になってしまいます。つながった縁を生かすもダメにするも人間次第です。神様から頂いた御縁を大切に、素敵な関係を紡いでいってくださいね。

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