和の髪飾り簪。普段使いできるの？簪のバリエーションをご紹介します

髪飾りは古くは簪（かんざし）と呼ばれ、先の尖った一本の細い棒に呪力が宿ると信じられていたため、その細い棒を髪に刺すことで魔を払うことが出来ると信じられていました。

時代と共に簪も変化し、いつの時代もお洒落に敏感な女性たちの間で「髪飾り」は必需品となっていきました。

和の髪飾りと聞くと「着物をイメージした落ち着いたデザインのもの」という人も多いかと思いますが、今では立体的できらびやかな和の髪飾りがたくさんあるんです！

牡丹の花をモチーフ

牡丹（ぼたん）の花がモチーフとして作られた華やか髪飾りです。
花びらと涼しげなブラ飾りが、浴衣や夏着物など、温かい季節の和装によく似合います。
大きすぎないので、洋服のオシャレにも合わせやすいタイプです。

大和撫子

ネクタイの形を元に作られた、大和撫子の和の髪飾りです。
デザインが新しく、使い方で古風にも、斬新なイメージにもなれる髪飾りです。

菊の花

色とりどりの立体的な菊の花が大胆に飾り付けられた髪飾りです。ボリューム感が感じられます。
丸く絵を描いた金色のワイヤーループがクラシックなデザインです。

大きな迫力のある

大きく迫力のある作りと、真っ白な花びらにレースが施してある髪飾り。
卒業式やパーティーに使えて、視線を集めるデザインです。

コサージュ

古典的なデザインに流行を組み合わせた新しいニュアンスのデザイン。
手軽に使えるコサージュタイプなので、軽く髪飾りを付けたいときにおすすめ。

簪タイプ

和柄丸玉のデザインの簪です。
一本の棒のタイプで、この棒で長い髪をぱぱっと束ねることもできます。かさばらず、いつでも鞄に入れておくと便利な一本です。

二本足の釵子（さいし）タイプ

バチ型と呼ばれる形の髪飾り。
四角い作りのバチ型もあります。よく映画・極道の妻が付けているイメージのある簪ですね。

櫛タイプ

櫛タイプは七五三や成人式にも人気の高い髪飾りです。
手のひらサイズで使いやすく、そのまま櫛にも使えます。

シックにまとまった

着物の生地や柄の色に合わせた髪飾りで、全体的にまとまった印象に。
ブルーの花が印象的な表情を作ってくれます。

派手すぎない赤

赤い着物に合わせた赤い髪飾りで、若さと情熱が伝わる髪飾りです。
白い小花が可憐さも足してくれています。

七五三に

着物を着る機会といえば、まず最初は七五三。
最初の節目のお祭りごとには櫛タイプがおすすめです。赤地にゴールドで装飾された髪飾りで初めての着物をさらに輝くものに。

大きな花

ピンクの大きな花が印象的な髪飾り。
黒の花びらを混ぜることで、幼すぎない大人の女性を表現してくれます。

パール

洋服にも合いやすい、シルバーで作られた和の髪飾りとなっています。
パールが洋風に仕上げてくれている簪です。

バチ型の仲間

まとめた髪によく合う髪飾りです。こちらも洋服に合いやすいようシルバー。
シンプルながらも和のテイストを感じさせます。

和のデザイン

洋風なデザインに見えて、よく見ると和をモチーフにしたポイントが付けられている和の髪飾り。
髪色も選ばず使いやすいです。

リーフ

揺れるリーフが、女性らしさを表現してくれる髪飾りです。
洋風なデザインを、簪の和のテイストで楽しんで。

簪は今日、世界中の人に親しまれているのも頷ける和の髪飾りでしたね。
デザインや使い方まで、仕様の幅は広い優れものです。