【ネタバレ注意!】人気漫画「東京喰種(東京グール)」のあらすじ
sio-daifuku
2017/05/25
【東京グール】
石田スイのデビュー作。コンセプトはダーク・ファンタジーとなっていますが、サイエンス・ファンタジーの要素もあります。「めちゃくちゃ面白い!」と評判の大人気コミックスで2014年にアニメ化、2017年には実写映画化も決まっているほどです。
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延る東京。上井大学に通う青年カネキは喰種・リゼに襲われ瀕死となるが、鉄骨の落下により捕食は免れる。しかしその後、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。
『東京喰種トーキョーグール:re』
連載は2011年4月から集英社の「週刊ヤングジャンプ」にて始まりました。現在は新編となる「東京喰種トーキョーグール:re」が連載されています。この漫画はストーリー性も人気のひとつですが、新人とは思えない画力にも注目が集まっています。
滝澤政道(たきざわせいどう)
所属 喰種捜査官養成学校卒業(次席)、CCG本局所属 二等捜査官
血液型 A型
身長 171,5cm
体重 67kg
足のサイズ 26.0cm
like スポーツ観戦、刑事ドラマ、犬
respect 亜門鋼太郎、有馬貴将
喰種対策局の二等捜査官で、法寺項介のパートナー。
アカデミーを次席で卒業(主席はアキラ)。まっすぐな性格で、華々しい功績を残す有馬と亜門に憧れている。アキラとは同期。アカデミーでも現場でも、いつも“2番”であることにコンプレックスを持っており、アキラやジューゾーに劣等感を抱いている。
真戸 暁(まどあきら)
『東京喰種』に登場するCCG本局所属の捜査官。アカデミーを首席で卒業し、亜門鋼太朗とコンビを組むことになります。滝澤政道とは同期でもあり、二人が絡む場面も多くあります。
東京グール無印における滝澤はこんなに健康的な青年でした!
人物描写としては、アキラという同僚がいることで常に自分が2番であることや、そのアキラに男として見向きもされていないことに苛立ちや嫉妬を感じているような描写もあります。また東京グール無印では、特に昇進して仕事で活躍することを望んでいたエリート志向のキャラの一人でもありましたね。
滝澤が捜査官になることを決めたのは家族が大きく関係しているようです。
家族は、父親と母親と大学生1年生の妹(滝澤聖奈)がおり、かなり立派な家に住んでいる。また、幼少期に近所に住んでいた佐藤のおばさんを喰種に殺され、母が不安定になった事から、捜査官になる事を決意していた。
主要キャラクターというわけではありませんが「家族を守るため」に捜査官になった彼は優しいキャラクターですね。
前作の東京喰種では、CCG捜査官として活躍していた彼が「東京喰種トーキョーグール:re」では衝撃的な展開を迎えます!
オウルとなった滝澤
滝澤はなんと喰種化してしまいました!しかもその強さはSSレート喰種相当ということでものすごい強さを誇っています。
『東京グール:re』ではアオギリに実験体として回収された後に芳村の赫包を移植されて半喰種となり、アオギリのメンバー「オウル成功体タキザワ」として登場。
赫眼は左目に発現し、喰われた左腕は完全に再生。白髪となり、爪と唇は赤黒く変色している。人としての理性を完全に喪失しており、人間の捕食に対する抵抗はなく、逡巡も一切見られない。対峙した相手を食物として捉え、捜査官の殺害を嬉々として行うなど、その言動は凄惨かつ狂気的なものとなっている。
東京グール無印の梟戦で死亡したと思われていた滝澤は、東京グール:reのオークション編で再登場します。しかしその姿はかつてのものではありませんでした。一体滝澤の身に何があったのでしょうか…?
「東京グール:re」で半喰種となって再登場した滝澤に、読者の方々はどのような感想を抱いたのでしょうか?!以下より滝澤に対するネット上の声を見ていきましょう。
驚き、同情、嫌悪…などなど、半喰種と化した滝澤にいろいろな声がありますね。
何にせよ滝澤は、東京グール:reが始まってから、最も衝撃的な登場をしたキャラクターの一人と言えるのではないでしょうか?今後、東京グールの物語の中で滝澤がどのような末路をたどっていくのか、物語の進行も見逃せませんね。
では、滝澤はどうして半喰種化し、オウルになってしまったのでしょうか?
東京グール無印から、東京グール:reにかけて滝澤の身にどのような事が起こったのか、考察していきます。
「隻眼の梟討伐作戦」で左腕を負傷した滝澤。
同作戦ではアキラと同じく第一隊に所属。 彼女や他の隊員らと共に喰種と交戦していたが、亜門の窮地を察するも班長補佐の任を負うために現場から動けないアキラに代わり、命令違反を承知の上で彼の救援に向かった。亜門および第四隊との合流には成功するものの、突如現れたタタラによって第四隊は壊滅。自身も亜門の制止を振り切り果敢に立ち向かうが、ノロに左腕を喰われる。その後提出された報告書では死亡扱いとなった。
この中のノロが滝澤の左腕を奪ったキャラです。ノロは現段階では正体はほとんどわかっていませんが、アオギリ幹部で常にタタラやエトらと共に行動にしています。
前述したとおり、滝澤は東京グール無印の最終戦であった梟戦で死亡扱いとなっています。戦闘中にアオギリの樹のタタラとノロに遭遇し、半身を食われたためです。
この様子を見ると、絶体絶命であったために死亡したものと思われていたようですが、実は滝澤に関してはそれ以前からこの後も生存しているのでは…?と囁かれるれっきとした理由と証拠があったのです。
123話「銃後」
滝澤が書いた遺書。死にたくないと壮絶に書いていると同時に文面の「し」という文字を全て消しているようです。
滝澤の遺書のシーンについての考察
遺書の文字列の上から死にたくないと描き、その中から「し」の文字が塗りつぶされていることから、「し」がない→「死」がないということで、読者の間では滝澤生存説が囁かれてきました。そして実際に、滝澤は東京グール:reで半喰種化したものの、生存した状態で再登場したのでした。
東京グールではタロットナンバーを持っているキャラクターが多くいます。そしてそれぞれのキャラクターに隠されているタロットナンバーは東京グールの隠された伏線ともいわれています。このナンバーに注目して漫画を読むのも面白いかもしれませんね!
滝澤の涙の描写が数字の15に見えるところがあります。滝澤の数字15のタロットの意味は「悪魔」。そのため、この時点からいつか闇堕ちするのでは…とも言われていたんですよ!
その他のキャラクターのタロットナンバーは?
鈴屋什造の数字「20」
什造のタロットナンバーはヘアピンの「20」。これは比較的わかりやすいですね!「20」は審判などを意味します。
有馬貴将の数字「13」
喰種対策局(CCG)に所属する喰種捜査官の一人である有馬。謎の多いキャラクターの一人ですが彼の洋服の襟には「13」のタロットナンバーが隠されています。13は死神を意味しています。
家族を守るために戦ってきた滝澤だが、意味不明な叫びの中に家族の行方が判明しています。「おれがたべたんだかあちゃんのないぞう」と解読された言葉からは、守るべき対象を自ら食べて殺したという事が判明。
東京グール:reのオークション編で再登場した滝澤が叫んだ意味不明の台詞の中にも、実は滝澤が東京グール無印の最後から今まで辿ってきたのであろうあまりに残酷な道のりが仄めかされていました。
もしも拷問の一環として家族を自ら喰わされていたのだとしたら、あまりにもひどすぎますよね…。家族を守るために捜査官になった彼が自分自身の手で家族を殺してしまったという結末は悲しいですね。
滝澤の思い人!?
真戸暁(まど あきら)
所属 喰種捜査官養成学校卒業(首席)、CCG本局所属 二等捜査官
血液型 A型
like クインケ作り、謎解き、猫
respect 父母、有馬貴将
亜門鋼太朗(あもん こうたろう)
東京グール無印の最終巻で垣間見えた、同僚アキラへの滝澤の恋心。
しかし、物語の進行を見ると、アキラは先輩である亜門に少なからず関心を抱いている様子。
滝澤はそのことも承知の上で、東京グール無印の最終巻ではアキラの不安を拭うために危険な状況にある亜門の安否を確かめるために戦線離脱します。
ピエロコースだ、というのは好きな女の子を自分のものにしたいのなら恋敵の安否など確かめなくても良いはずが、アキラのことを思い図ってその逆の行為をしているという点を自ら揶揄しているのでしょう。
亜門の助けに向かう滝澤
危険だとわかっているのにアキラのために亜門のもとへ向かう滝澤。優しくてまっすぐな彼らしい行動ですが、この行動が結果的に滝澤がオウルになるきっかけとなってしまいました。
東京グール無印最終決戦後、亜門と滝澤は死亡したと報告されています。その報告を毅然とした態度で受け入れていたアキラですが、最後にはその悲しみを滲ませました。
この反応を見るに、滝澤にもまだチャンスがあるんだぞ!と思いたいです!
前述の通り、現在の容貌や性格から以前の面影はほとんど見受けられないが、人間時代及びに捜査官であった頃の記憶や縁の深かった人物に対する思いは未だ失われておらず、オークション相討戦においてもそれを裏付ける描写が多くなされている。
人の心も記憶もなくしたかのような状態で東京グール:reで再登場した滝澤。けれども内心には、捜査官であった頃の記憶も、アキラへの想いもまだ残っているようです。どうか滝澤にも救いのある方向へ東京グールという物語が進行していってほしいものですね。
いかがでしたでしょうか?
東京グールという作品の中で、最も劇的な変化を見せたキャラクターの一人である捜査官・滝澤について画像やエピソード等を交えながら紹介してきました。
本編では滝沢はまたしばらくの間登場することはなさそうですが、最後には皆にとって救いのある終わりにしてほしいものです!!
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