意外と知らないかも?!これで大丈夫!覚えて安心、お歳暮のマナー!

お歳暮って一般的な事柄のように感じますが、本当のマナーを知っていますか?マナーをしっかり押さえておけば、上司や年上の方からの好感度もアップし、また、お嫁さんの場合も「いい嫁」として好印象を持ってもらえると思います。お歳暮のマナーを再度確認してみましょう!

★お歳暮って?★

11月~12月頃になると、スーパーや百貨店等でお歳暮のコーナーが設置されたり、ネット通販でも特集が組まれたりと、この時期はお歳暮って言葉をよく聞きますね?
そもそもお歳暮ってどんなことを指すのでしょうか?

日本では、暮れに世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周り(せいぼまわり)と呼ばれる年中行事が行われることが多い。このときに贈り物がされるが、この贈答品がお歳暮と呼ばれ、現在では「歳暮」「お歳暮」といった場合、この贈答品、または贈り物の習慣を指すことが一般的である。

出典:https://ja.wikipedia.org

お歳暮という言葉は、もともとは年の暮れ、年末(歳暮=さいぼ。せいぼ)という意味を表わす言葉でした。
 毎年、年の暮れになると、一年間にお世話になった人に贈り物を持参してまわる習慣ができ、これを歳暮回り(せいぼまわり)と言うようになり、やがて、贈答品そのものを「御歳暮」と呼ぶようになり、現代に至っています。

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なるほど…一年間お世話になった方に贈り物を持参する…その時に持参する物が「お歳暮」と呼ばれるようになったのですね。

つまり、お歳暮とは、「お世話になった方々への贈り物」…と言ったところでしょうか?

そんなの知ってるよ!って方も多いかと思いますが、お歳暮のマナーについてしっかりと確認をしたことがありますか?
なんとなく毎年贈っているけど、これでいいのかな?なんて思っている方もいるかもしれませんね?

ここで確認の意味も込めて、「お歳暮についてのマナー」をしっかりと覚えておきましょう。

★お歳暮のマナー★   「誰に贈る物?」

★お歳暮のマナー★  「贈るのはこんな人に」

お歳暮っていったい、誰と誰に贈るべきなのでしょう?
そして、絶対に贈るべき物なのでしょうか?

お歳暮の時期と言えば12月上旬〜12月20日頃です。お世話になった方に感謝の気持ちを込めたり、またこれからもよろしくお願いしますという気持ちをこめて贈るのがお歳暮です。もともとお歳暮と言えば、以前はお世話になった人に贈るものが中心でしたが、近年では社会生活を営む上でお世話になった人だけでなく、親愛の情を込めて友人・知人や親族にも贈るお歳暮へと少しずつ変化してきました。

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自分が日ごろお世話になっている方に贈るのですね。その範囲は決まっているものではなく、個人の判断になるようですが、仕事や私生活でお世話になっている方はもちろん、友達等にもちょっとしたプレゼント的な感じで贈るのも良さそうですね。

[お歳暮の贈り先の例]
◎いつもお世話になっている方
◎結婚している場合にはお互いの実家の両親
◎上司
◎仲人
◎結婚して間もない場合には、結婚式の時に主賓としてお招きした方
◎子どものお稽古ごとの先生
◎お礼の気持ちをあらわしたい友人、知人
◎兄弟姉妹、親戚など。

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★お歳暮のマナー★   「周りの方に確認を!」

●日頃お世話になっている人や、ふだん会えない人に感謝の気持ちをこめてお歳暮を贈ります。

●結婚の日取りが決まったカップルの場合には、お互いの実家から相手の実家に送ることもあります。

●学校の先生に贈るのはNGです。ピアノやバレエなど、お子さんのお稽古事の先生に贈ることはあるようです。

●上司にお歳暮を贈るケースは減ってきているようです。会社として禁止しているところもあります。新入社員の方は親しい先輩か総務部などの担当者に確認をしてみて下さい。

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上司や、学校の先生等は、確かにお世話になっているのですが、周りの方たちと合わせないと、一人だけういてしまいそうです。
一人だけ贈ってしまっても、また、その逆でも、今後の周りとの付き合いに支障がでてきそうですね。

今年初めてお歳暮を考えている方は、周りの先輩方に聞いてみるのが良いですね。

★お歳暮のマナー★   「時期は?贈り方は?

★お歳暮のマナー★  「いつ頃贈る?」

12月上旬〜12月20日

●左記は関東地区を中心とした、平均的なお歳暮の時期です(本来は12月10日頃から20日頃に贈るのが正式なマナーとされています。最近は贈りはじめる時期が早くなり、12月の声を聞くと御歳暮が届くようになりました。)。

●ただし、鮭、昆布巻きなどのお正月用品は、年末ギリギリに届くようにしても良いでしょう。

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お住いの地域によって若干時期が異なるようですが、一般的には12月中旬~20日頃までに贈るのがマナーのようです。

お正月に食べる物や使用する物等は、年末近くでも良いようです。

★お歳暮のマナー★  「持参?直送?」

お歳暮は、持参でも直送でもどちらでもマナー違反ではないようですが、できれば持参して直接感謝の気持ちを伝えたいですね。

持参する場合は紙袋に入れっぱなしではなく、風呂敷に包んで持参しましょう。
それだけでも、ぐっと印象が良くなりますね。

●風呂敷に包んで持参するのが正式なマナーですが、遠方であったり忙しかったりとの理由から、最近は宅配便で送るケースも増えてきました。

●持参する場合
◎早朝や食事どきは避け、午前10〜11時、午後14〜16時くらいに訪問します。
◎事前に相手の都合をうかがわずに急な訪問をする場合には、玄関先で御歳暮をお渡しし、すぐに失礼するのがマナーです。

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それでは、宅配で直送する場合のマナーはどうでしょう?

●宅配便で送る場合
◎やむを得ず宅配便で送る場合にも、送り状を郵送するのが正式なマナーです。品物に同封するか、または品物が届くよりも早く「送り状」が届くようにしましょう。「送り状」には日頃お世話になっていることへのお礼や、お歳暮を送ったということをはっきり書くようにします。

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本来はお歳暮ギフトを持って先方にお伺いし、直接日頃のお礼を伝えたいところですが、最近はインターネットや店舗からの配送が主流。配送の場合には、品物が到着する前に別送で送り状を送りましょう。送り状にはあいさつのほかに、いつ、何を、どの店から送ったのかなど、できるだけ詳しく書き添えます。

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宅配でもマナー違反ではないですが、送り状を送るというのは案外やっていない方もいるのではないのでしょうか?

送ったら送りっぱなしではなく、直接渡せないからこその気遣いを忘れないようにしたいですね。

★お歳暮のマナー★  「喪中の場合は控えるの?」

年賀状同様、喪中の場合はお歳暮も控えるのがマナーのように感じますが、お歳暮は贈っても良いようです。

ただ、時期には気を付けないとマナー違反になってしまうようです。

不幸があった方は、心も敏感になっていますので、ちょっとした事でも気になります。
失礼のないように、贈る時期は考えて贈りましょう。

●御歳暮には、日頃の感謝の気持ちを表わす意味がありますので、贈り手、受け手のいずれが喪中でも問題ありません。但し、初七日が終わらぬうちや、法要の日に持参するのはやはり避けた方が良いでしょう。

●デパートやお店などで相談し、外のしとして紅白の水引きの立派なのしを用いずに短冊のしなどのシンプルなのしにして頂く等の心遣いをしても良いと思います。
また、ご不幸があって間もないお宅にお歳暮を贈る場合には、時期をずらして「寒中お見舞い」「寒中御見舞」「寒中お伺い」としても良いでしょう。

ただし、年始のおめでたい時期に持参するのは避けましょう(一月七日までの松の内は避ける)。

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★お歳暮のマナー★   「どんな物が良いの?」

★お歳暮のマナー★  「品物選びのポイント」

お歳暮で一番の悩みどころだと思います。

値段の相場は3000円~5000円位のようですが、特別お世話になっている方や、気軽な友達等、自分との関係性も含めて決めましょう。

まずは、贈る相手のことを良く知っておく必要があるようです。

お歳暮を贈るときに大切なのは、贈る相手のことを考えて品物を選ぶことではないでしょうか。

季節感を考えることはもちろんですが、相手のことをよく知っておくことは重要です。

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家族構成をチェック
・例えば子どもがいる家庭には、子どもも大人も食べられるお菓子を。
・例えばお酒が好きなご主人がいるご家庭には酒の肴にもなるものを。
・例えば三世代同居のご家庭には、世代を問わずよろこばれるものを。
・例えば、大家族には、家族みんなでわけられるように数が沢山入ったものを。

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季節感
・冬においしい蟹、牡蠣など。
・冬に喜ばれる鍋の材料を。
・お正月のおせち料理に使われる伝統的な食材を(荒巻鮭、数の子など)
・寒い冬にほかほかあたたまる入浴剤を
・燗酒がおいしい日本酒など。

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イチ押し、オススメのもの
・あなた自身がその美味しさ、良さをぜひ先方に味わってほしいと思う品を。
・先方のために特別に取り寄せた珍しいものを。
・安心しておすすめできる有機栽培,無農薬栽培の食品や、原料,製法をはじめとする素性のはっきりした商品を。

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特徴づけ、印象づけ
・毎年同じものを贈るというのも良いでしょう。先方もきっと毎年楽しみにしてくださるはず。あなたは「毎年◯◯を贈ってくれる佐藤さん(例)」というイメージになります。

・先方が特にお好きなものを。 例えばお酒がお好きな方の場合には地元の名酒を…先方の個人的な好みを汲んだプレゼントということで、好感度アップにつながります。

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★お歳暮のマナー★  「贈ってNGな物はある?」

では、贈ってはいけない物、避けた方が良い物はあるのでしょうか?

現金類

ひと昔前では、現金に類するものは避けられてきました。しかし、最近では各種のギフトカードやビールなどの金券が広く普及されてきて、一般的にも使われるようになり、相手によっては喜ばれるケースも増えてきています。

肌着類

靴や靴下やスリッパなどは、「踏みつける」とゆう意味合いを含むようなので、目上の人に対しては、避けるようにしましょう。直接身に付ける下着や肌着なども贈るのは避けましょう。

縁起類

はさみや刃物などは「縁を切る」につながるといわれており、よくないでしょう。
そのほか、「勤勉」であることを奨励する意味を持つ、筆記用具類も避けた方が無難のようです。

賞味期限

保存がきかないもの(生物や賞味期限の近い食料品)を大量に贈るのは避けた方が良いでしょう。家族構成や年末年始に長期旅行や帰省で不在の場合は、食べきれないどころか、腐らしてしまう可能性もあります。食べきれない場合の保存についても気配りをしますよね。

趣味・インテリア

絵画や趣味であるインテリアなどは、その人の「好みがわかれる」「場所をとる」等の理由で避けた方が良いでしょう。あらかじめ相手の好みや欲しいものが分かっている場合は、もちろん大丈夫かといえます。

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★お歳暮のマナー★   「気持ちを込めて贈りましょう」

★お歳暮のマナー★  「一番のマナーは、相手の事を思って!」

お歳暮を贈る時には、何よりも贈る相手の事を思って贈りたいものです。

形式だけのお歳暮なのか、気持ちがこもったお歳暮なのか、相手には微妙に伝わるものです。

金額よりも感謝の気持ちが重要です。お歳暮を贈るとき、相手がどんなものをもらったらうれしいか考えることが、相手に喜ばれる品物選びで重要だと思います。

また、お歳暮の品物選びで重要なのは、受け取る側の負担にならないようにすることです。

あまり高価なものを贈りすぎても、気を使わせてしまいます。

そういう意味でも、普段使いできる品物を贈るのがお勧めです。

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★お歳暮のマナー★   「何を選ぶか考える時間も楽しんで」

贈る相手が喜んでくれる顔を想像しながら、選んでみましょう。

「考えるのがめんどさい」などと言わずに、選ぶ楽しみを見つけながら選びたいですね。

お歳暮は、ちょっとしたものでも心遣いが伝わります。

相手の喜ぶ顔を想像しながら選ぶことは楽しいですし、日々、商品の知識や情報を集めておくと、役立つはずです。

贈るという行為そのものを楽しんでください。

出典:http://www.hakuraidou.com

ただ、「贈りたい物」と「贈られたい物」ではちょっと違ってくるようです。

自分が「贈りたい物」と相手が「贈られたい物」のランキングがありますので、参考にしてみて下さい。

お歳暮に何を贈るか悩んでいる人は、参考にしてみては?あなたはどれが欲しい?「もらったらうれしい」お歳暮トップ10
1位 グルメギフトカログ(6位)
2位 洋菓子(1位)
3位 精肉・ハム(2位)
4位 フルーツ(7位)
5位 和菓子(3位)
6位 カタログギフト(グルメカタログ以外)(15位)
7位 海産物(5位)
8位 ビール(4位)
9位 コーヒー・紅茶(9位)
10位 海苔・佃煮(8位)
(カッコ内は贈りたいものランキング順位)

出典:http://www.excite.co.jp

いかがでしたか?

毎年の事ですが、自分らしいセンスある物を選んで、相手に喜んでもらえたら最高ですね。

日本の昔からある贈り物ですから、マナーをしっかり身に付けて恥ずかしくないようにしたいものです。

社会人1年生の方や、新婚さん等、今年初めてお歳暮を贈る方も、毎年贈っているけど、なんとなく贈ってしまっていた方も、今年は感謝の気持ちをこめてお歳暮を贈りましょう!

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