願いをかなえるミサンガには、色と付ける場所に意味があった！

ミサンガは、かなり一般的に知られるようになっていますが、実際のところ、ミサンガの意味がよくわかっていないまま広まっているので誤解も多いようです。
例えばミサンガはハワイの民芸品なのだとか。。

ミサンガは3色くらいの糸で編み上げるものが多いのですが、このように非常に複雑な模様でカラフルなものまであります。

ミサンガが切れたというのは、こんな感じです。
なお、切れたミサンガはなるべく早く処分するのが良いです。
記念に．．．といって取っておいたりすると、願い事がかなわなくても良いという意味になるそうです。

ミサンガが広まった理由には、日本人の縁起かつぎ好きがあるようです。
またＪリーグブームがきっかけということもあり、学生のスポーツ系の部活で好まれています。
みんなで同じミサンガを付けていると、何かしら一体感が増したような気持ちになれます。

ミサンガには単色のものがあります。
手作り品などでは、単色のものが普通です。
願いを込めて切れるまで付けるという事から、シンプルなものが好んで使われています。

その一方で、たくさんの色を使い、色の組み合わせによって複雑でカラフルな模様のミサンガもあります。
こちらのミサンガは、願いをかけるというよりファッションアクセサリとしての意味で使われています。

願いをかなえるために付けるミサンガには、その色に意味が込められています。
主な色と込められる意味は以下のようになります。
　　赤：恋愛、運動
　　ピンク：恋愛、モテる
　　青：仕事、勉強、運動
　　水色：笑顔、美しさ
　　黄：勉強、金運
　　緑：金運
　　オレンジ：友情、笑顔
　　白：健康
　　黒：好意、意志

ミサンガは願い事の意味の色だけの単色でも良いのですが、自由に色を組み合わせることができます。
例えば部活のチームで付けるなら、赤と青、そしてオレンジでしょうか。
このミサンガの色の持つ意味を知っておかないと、恋愛成就のためにミサンガを付ようと、黄色のミサンガを選んでしまい、テストの成績は良かったが、告白は失敗だった．．．なんて笑い話みたいなことになってしまいます。

ところでミサンガには、付ける場所が決まっています。
手と足です。
ミサンガを首に巻いていた．．．なんて人はいません。

ミサンガは付けたら、切ったり、取ったりしてはいけません。
なので付ける際も、取れないような結び方で取り付けます。

なお、ミサンガ１つについて、こめる願いも1つです。
なので、いくつかの願いがある人は、願いの数だけミサンガを付けましょう。

ところで、ミサンガを付けるところが手と足なのは良いとして、それはどうしてなのでしょうか？
実はミサンガには色だけでなく、付ける場所にも意味があったのでした。

ミサンガを付ける手と足には利き手や利き足であるかどうかで、意味が変わります。
先ほどのミサンガの色の意味と同じで、恋愛成就のためのミサンガを効き足の反対の足に付けてしまったら、小遣いが増えたが、告白は失敗に終わったりしてしまうかも．．．
ミサンガの意味をおさえて付けましょう。

利き手に付ける場合：意味は「恋愛」
利き手の反対の手に付ける場合：意味は「学問」
利き足に付ける場合：意味は「友情」
利き足の反対の足に付ける場合：意味は「金運」

せっかく付ける場所の意味まで確認して付けるミサンガです。
利き足を間違えませんように。

ＮＨＫの朝ドラ「あまちゃん」の主人公「アキちゃん」の大事なミサンガ。
白と水色系のミサンガです。
色からは、笑顔、美しさ、健康を願う意味。
付けている手からは学問についての願いの意味という、まさに朝のテレビドラマとしては模範的なミサンガの使い方でした。

ミサンガは、いつも手や足に付けているので、込めた願いをいつも忘れずに持ち続けることができます。
ミサンガが摩耗して切れる時間は、願いを持ち続けて頑張っていた結果が出ることなのかもしれません。
ミサンガの色の意味と付ける場所の意味まで、しっかりと考えることができる人は、願いがかなうための努力もしっかりとやれる人でもあるということです。