【参考】着物初心者必見!覚えておきたい着物の基本の柄一覧

日本の「伝統文化」と言えば「着物」ですよね!これから着物を着てみたい人や勉強したい人は必見です。今回は、基本的な着物の柄を柄のジャンル別にご紹介します!解説もついているので、着物初心者の人は是非、この機会に覚えてみましょう。

着物を着るなら、基本の柄の名前を覚えよう!

着物は日本の美しい文化ですよね。

これから着物を着てみたい!勉強してみたい!

そんな人は、まずは基本の着物の柄を覚えてみませんか?
着付けや着物を種類を覚えるのも良いですが
着物の柄を覚えると、更に楽しいですよ。

それでは、さっそく「基本の着物の柄」を
ご紹介していきます。

着物の柄【吉祥文様】の意味

吉祥文様は、不老長寿を願う柄で縁起がいいとされています。

代表的なものでは、鶴・亀・鳳凰・龍・松竹梅・四君子・牡丹・宝尽くしなどがあり、お祝いの席などで好まれます。

着物の柄【吉祥文様】>>鶴


単色の鶴柄です。白と黒だけですが美しいですね。


金の鶴柄。

羽の裏が朱色になっていて映えますね。


青地に白の鶴が飛んでいて鮮やかですね。

赤いのは松でしょうか。

珍しい色合いですね。

着物の柄【吉祥文様】>>鳳凰


ピンクや水色など淡い色がたくさん入った鳳凰の柄です。

あまり見たことがない色合いです。


山吹色の背景に紺やえんじ、深緑色の鳳凰が描かれています。

渋い色合いですが古典的で美しいです。

着物の柄【吉祥文様】>>松竹梅


富士山と松の柄です。

一富士二鷹三茄子というように、富士山柄はめでたい感じがしますね。


緑が鮮やかな竹の柄です。

タッチが独特で全体像が気になりますね。


美しい梅の柄。白梅でしょうか。背景も相まって本当に美しいですね。

覚えておきたい着物の柄【有職文様】

平安時代以来、公家の装束や調度などに用いられています。
中国唐朝の文様を日本化したもので、格調ある伝統的な文様です。

代表的なものでは、 立涌・丸文・菱文・花菱襷文・七宝・唐草文など。

基本的な文様から、アレンジされたものまでいろいろあります。

着物の柄【有職文様】>>菱文


基本の菱文柄。

シンプルで男の人の浴衣などにありそうな柄ですね。


花や鳥をあしらった菱文柄。

陶器に描かれていそうな柄ですね。

着物の柄【有職文様】>>花菱


基本の花菱柄。色合いが素敵です。


淡い色合いですが華やかな花菱柄ですね。

着物の柄【有職文様】>>立涌


基本の立涌柄。

紫が鮮やかですね。最近あまり見かけない柄のような気がします。


花と手毬をあしらった立涌柄。紺地がきれいですね。

着物の柄【有職文様】>>亀甲文


基本の亀甲文柄。色鮮やかで素敵です。


花をあしらった亀甲文柄。

中に花が描かれている亀甲模様もあるんですね。

着物の柄【有職文様】>>七宝


基本の七宝柄。

背景が渋い茶色にもかかわらずかわいらしい印象です。


細かい柄をあしらった七宝柄。

グラデーションのようになっていますね。

季節感のある着物の柄【花柄】

着物の柄【花柄】>>辻が花

室町時代から続く、独特で華やかな柄です。

絞り染めと手描き染を主に用いています。


ピンクと紫の中間のような淡い色がきれいですね。

花や葉っぱに縁取りがされているようですね。

着物の柄【花柄】>>華文

花を丸くデザインして作られた柄で、

一般に花名のないものを指し、正倉院風のものが多いようです。


地色が金だからか豪華絢爛なイメージです。

仏教を思い出すような柄ですね。

着物の柄【花柄】>>花丸文

花を丸型に文様化したもので、菊・桔梗・水仙・梅・燕子花などが代表的です。

背景のくすんだ赤がきれいです。


菖蒲でしょうか。丸型に文様化とはこういうことなんですね。

着物の柄【花柄】>>花の本

本に花が描かれていたり、開いた本から花が溢れ出ていたり、華やかな柄付です。


白地に金の本、赤い花が映えますね。

覚えておきたい着物の柄【古典柄】

着物の柄【古典柄】>>短冊


これまでより細かい模様ですね。


花をあしらった短冊柄。

短冊の形が浮き出るように見えて奥ゆかしい雰囲気です。

着物の柄【古典柄】>>扇


基本の扇柄。


花を散りばめた扇柄。

赤い扇にピンクの花がかわいらしいです。

着物の柄【古典柄】>>鼓


華やかな鼓柄。


金の鼓柄。豪華な印象です。

着物の柄【古典柄】>>御所車


落ち着いた御所車柄。緑が美しい。


華やかな御所車柄。

大柄な花が美しいです。

着物の柄【古典柄】>>源氏車


鮮やかな源氏車柄。色合いが珍しいですね。


花の源氏車柄。

一瞬、扇に見えてしまいそうです。

着物の柄【古典柄】>>源氏香


基本の源氏香柄。


紫に白、金は鉄板の組み合わせですね。

覚えておきたい着物の柄【まとめ】

さて、今回は着物初心者の人向けに
「基本の着物の柄」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

お気に入りの柄は見つかりましたか?

柄によって意味があったりするので勉強になりますね!

また、紹介した柄以外にも、着物には様々な柄があります。
興味がある人は是非調べてみて下さい。

お気に入りの柄に出会えるといいですね。

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