上手な水の利用方法!意外に知られていない水の硬度の違いとは?
NANAT197
2016/09/15
気分も上がる夏!暑くても外へ出て仲間と遊びたくなる季節ですよね。でもそんな時期に一つだけ心配な事は日焼け。
酷いと水ぶくれにもなる日焼け。一体なぜ水ぶくれになるのでしょう。そしてその対処法は?今回はそんな日焼けの水ぶくれに関する事をご紹介します。
ではなぜ日焼けすると水ぶくれにまでなるのでしょうか、ヒリヒリするだけの日焼けと何か違いがあるのでしょうか?
そもそも水泡とは皮疹の事で、皮膚が火傷等のダメージを受けた際、傷を治そうと体から水分がにじみ出ます。
その為水分が皮膚の内側にたまり、水ぶくれができます。この水は血清やフィブリン等の血液中に含まれる成分で出来ていて、皮膚ダメージを修復する天然の成分なのです。
1度熱傷
一般的な日焼けはこちらです。皮膚の表面がヒリヒリし、赤くなる状態の事です。一時的にシミ等色素沈着することもありますが、1週間ほどで治り、跡も残りません。
2度熱傷
1度熱傷よりも酷いダメージを肌が受けており、皮膚の深いところにまで炎症がおこっています。治るまでには1~2カ月と、かなり時間がかかります。
また水ぶくれが出来るまでの日焼けになると、適切な治療が必要です。やけど跡が残ったり、皮膚が硬くなるといった症状が残る事もあります。”酷い日焼け”とはこの段階にあたる事も。
3度熱傷
水ぶくれよりさらに進んだ状態で、皮膚の全層がダメージを受けています。ここまで来ると痛覚が失われ、痛みは感じません。ただしやけど跡はくっきりと残り、ケロイド状態になることも。
夏になると日焼けを自慢している人いませんか?日焼けを甘く見てはいけません!日焼けは例え1度熱傷であっても火傷なんです。
とにかく日焼けをしたら、冷やす事がとても大切。また、3度熱傷まで火傷が進んだ場合は、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。
日焼けで水ぶくれが出来た場合、それを絶対に潰さないでください。先ほども説明したとおり、この水には火傷を火傷を治してくれる作用があります。
また、適切に処置しないと細菌感染の恐れもあり、跡が出来てしまう事もあるので、潰さないようにしましょう。
大切なのは冷やすことです。水ぶくれを潰さないように気をつけながら、流水で優しく冷やすか、タオルやガーゼで保護し、氷で冷却するのもおすすめです。
この時、出来れば流水で冷やすようにしましょう。常に清潔な水で冷やす事が出来て、しかも水温が上がる事がありません。水ぶくれを潰さないように優しい水圧で冷やすようにしてください。
冷やしすぎるのもあまりよくありません。10~30分冷やす事が出来れば大丈夫です。
また、冷やしすぎると体温が低下するだけでなく、さらなる損傷が出来ることもあります。冷やしても症状が改善しない、我慢できない時は医療機関を受診しましょう。
日にちが経てば治る、と楽観視するのは危険です。必ず冷やすようにしてくださいね。
水ぶくれを潰してはいけない事はご説明しましたが、注意していても潰れてしまう事があります。そんな時はどうすればいいのでしょうか?
水ぶくれが潰れたくらい、と思わずに潰れたら医療機関へ。潰れたその日に行ければいいのですが、時間帯的にどうしても無理なら翌日には医療機関を受診しましょう。皮膚科なら適切な処置をしてくれます。
一番ダメな事は放っておく事です。潰すことで跡が残ったり、細菌感染により感染症の恐れもあります。潰れたら可能な限り病院へ。
保湿クリームとしておなじみのワセリン。もし仕事等でどうしても病院に行けないのなら、このワセリンを使ってみてください。
1、患部を水で洗い流します
まずは患部を水道水でしっかり洗いし流しましょう。水圧は弱くして優しく洗うようにしてください。
2、ワセリンをラップに塗って覆います
次にワセリンをラップに塗り、患部を覆いましょう。これで患部を潤った状態で保つ事ができます。
モイストヒーリングと呼ばれるこの方法は、患部を乾かさない事で痛みを軽減、傷跡も残りにくくしてくれます。ただ、潤いが残るという事は湿った環境になっているという事。細菌にとって過ごしやすい環境とも言えます。
一日一回は必ず患部を洗うようにし、その時に火傷ではがれかけた皮膚があればそれを取り除きましょう。そしてワセリンで保湿し、体液を保持することで自然治癒力がアップします!
これまで水ぶくれが出来た時の対策をご紹介しましたが、もっと大切な事は日焼けを出来るだけ防ぐ事です。その為に大切な事はやはり日焼け対策をすること。
特に日焼け止めは、朝塗って終わりというわけではなく、汗をかいたり、拭いたりしたところはこまめに塗りなおすようにしましょう。それだけでかなり違います。
また、日焼け止めを塗った際は、皮膚に残らないようにしっかりと洗い流すことも大切です。
あなたの美しい肌を守るためにも、しっかりと日焼け対策をして、水ぶくれが出来ないようにしましょう!
いかがでしたか?
日焼けは放っておくと、思っている以上に大変なことになります。特に水ぶくれは潰さずにしっかり冷やして治すようにしましょう。
しっかりと日焼け対策をして、思いっきり外出を楽しんでくださいね!
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