hinagiku
2017/01/18
水の硬度という言葉に聞き覚えはないでしょうか?水には軟水や硬水といった硬さと表現された違いがあります。はたしてどんな単位なのでしょうか?
飲み比べて見ると分かりますが水はそれぞれ風味が違いますよね。それは含有する成分の違いによるものですが、含まれる成分にって軟水や硬水といった硬度が変わります。
水の硬度
一般的には、硬度0~100mg/lを軟水、101~300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水に分けられます。
硬度の単位
水の硬度は、水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値です。
軟水
日本の水の硬度はほとんどが軟水ということをご存知でしょうか?そんな日本人に一番馴染みが深い軟水について紹介していきます!
軟水はカルシウムやマグネシウムが少ないため、とてもマイルドで飲みやすく、使いやすい水です。
軟水は香りを大切にする飲み物に最適です。日本茶、紅茶、コーヒー、ウイスキーなどの香りを引き出します。
そのほかにも軟水はご飯などの穀類のいい香りを引出すのに適しており、昆布やカツオだしの風味も引き出ことができます。
中硬水
硬度100mg以上~300mg/l 未満の軟水と硬水の間に当たる硬度の水が中硬水になります。はたしてどんな特徴があるのでしょうか?
無難な硬度の水と思いきや、中硬水は何かと使い勝手の良い活躍の場面の多い硬度の水です。
中硬水はパスタをゆでる時に向いています。中硬水に含まれるカルシウムがパスタのコシを出してくれます。
肉を煮込む料理では、中硬水に含まれるカルシウムが肉を硬くする成分と結びつき、あくとして出ていくので肉の臭みを抑え、煮崩れを防ぐことができます。
軟水と同様にコーヒー、お茶類、ダシ取りも問題ありません。ダシの場合はより香りを引き立たたせることができます。
硬水は300mg/l 以上のカルシウムやマグネシウムの含有量が多く、ミネラルが豊富な水です。北欧やヨーロッパのほとんどが硬水です。
硬水はミネラル成分を多み、しっかりとした味わいが特徴です。ダイエットにもおすすめですが、ミネラルが強いので胃腸の弱い方はお腹を壊してしまう可能性もあるので気を付けましょう。
硬水は、中硬水同様にビーフシチューなどの肉の煮込み料理、スープストックに適しています。アクが出やすくなり肉の臭みを抑え、煮崩れを防ぎます。
硬水はスポーツ後、ダイエット中のミネラル補給としてや妊産婦のカルシウム補給にもおすすめです。また便秘の解消にも効果を発揮します。
いかがでしたか?
今回は水の硬度について紹介してきました!
水には色々な硬度がありますが、それぞれの硬度によって風味や特徴が違っていました。それぞれの硬度の特徴を使い分けることで料理や水分補給を効率的にすることが出来ます。硬度を理解することで上手に水を活用しましょう。
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