travelist
2019/02/20
むわっと肌にまとわりつく空気、じっとりと湿った首筋、カラコロと鳴る下駄に、着慣れない浴衣。生温い夏の夜風が頬を撫で、目の前に広がるカレの大きな背中を見つめてみる。どうしようもなく切なくなって、これは風のせい?それとも……。
完全に筆者の妄想ですが、こんな素敵な夜をこの夏経験したいですよね。
そこで今回は、都内の花火大会を日程順にご紹介します♡ぜひ参考にしてくださいね!
都内を今年1番最初に照らすのは、約100年の歴史を持つ‘‘足立の花火’’。荒川河川敷を舞台に、色鮮やかな大輪の花々が次々と打ち上がります。
1時間の間に約1万2000発の花火を土手で見られる花火大会は、他にありません。穴場スポットは西新井川の河川敷。千住側の土手よりも広いので、ゆったりと花火を見られます。開催時間は19:30~20:30です。
打ち上げ場所と観客席が近く、臨場感あふれる花火を見られるのは、‘‘葛飾納涼花火大会’’。19:20~20:20のうちに1万3000発もの打ち上げ花火を楽しめます。
独創的な花火が毎年登場し、さらに今年は玉数が増えたとのことなので、毎年足を運んでいる人にも注目してほしいです♡
ここで穴場スポットをこっそり教えちゃいます!
葛飾区柴又野球場は、別称「江戸川河川敷」。会場となるのは葛飾区側ですが、江戸川を挟んだ千葉県松戸市側なら混雑を避けて花火を楽しめます。出店や仮設トイレもあるので、ぜひそちらへどうぞ♡
1733年に始まった「両国川開き花火大会」を継承し、全国にその名をとどろかせている‘‘隅田川花火大会’’。打ち上げ数はなんと約2万2000発!
隅田川を挟み、墨田区側と台東区側の2つの観覧会場が開設されています。第一会場では大会の目玉でもある、200発の花火コンクール玉を見ることができますよ。
また、スカイツリーとのコンビネーションも最高。今年の夏は、日本最古の花火大会に足を運んでみては?
隅田川
【第一会場】
打ち上げ場所:桜橋(さくらばし)~言問橋(ことといばし)
最寄駅:浅草駅、東武浅草駅より徒歩15分
【第二会場】
打ち上げ場所:駒形橋(こまがたばし)~厩橋(うまやばし)
最寄駅:浅草駅、東武浅草駅、蔵前駅より徒歩5分
胸に響く大きな音と共に、東京最大の大玉「尺五寸玉」が夜空にキラキラと輝く‘‘いたばし花火大会’’。
他では見られない国内最高峰の花火師10人の競演は、花火というよりまるで芸術。また、総延長700メートルに及ぶ「大ナイアガラの滝」も圧巻です。
19:00~20:30まで、色とりどりの打ち上げ花火に思う存分見惚れてください♡
荒川河川敷
都営三田線:高島平駅、西台駅、蓮根駅下車 各駅より徒歩約20分
JR埼京線:浮間舟渡駅下車 徒歩約20分
東武東上線:成増駅、東武練馬駅より国際興業バス利用 各バス停留所より徒歩約15分
※リンク先で交通MAPをご覧ください。
今年の‘‘江戸川区花火大会’’の最初のテーマは「満開!江戸川大輪花!」。
江戸川名物の5秒間1,000発打ちによる、迫力満点のオープニングから始まります。
プログラムは8つのテーマで構成され、まるで映画のシーンが切り替わるように色やイメージの全く異なる花火は、すべての観客を魅了します。
開催時間19:15~20:30という短い時間ですが、心躍る約75分間をお過ごしください♡
江戸川河川敷
JR総武線:小岩駅 下車徒歩25分
都営新宿線:篠崎駅 下車徒歩15分
京成線:京成江戸川駅 下車徒歩25分
都営新宿線:瑞江駅 下車徒歩45分
※駅からの道のりについては、リンク先でご確認ください。
最後は、昨年約100万人がひしめき合った‘‘神宮外苑花火大会’’。新宿区の神宮で行われ、夏の終わりにふさわしい大規模な花火大会です。
1万2000発の花火と共に、豪華アーティストによるライブを楽しめます。神宮球場には大黒摩季とmiwa、神宮軟式球場には岡崎体育やゴールデンボンバーなど多数のグループが集結。
チケットは絶賛発売中。公式HPでチェックしてくださいね♡
7月から8月の終わりまで週末の都内は《花火大会》目白押し!
人混みがイヤという人もいるかもしれませんが、東京の花火大会は行かなきゃ絶対ソンですよ♡
夜空一面に広がる色鮮やかな打ち上げ花火を見て、夏の夜を楽しみましょう!
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