意外といいかも?座禅体験から学んだ現代社会に負けないメンタルとは

先日京都のあるお寺で座禅の体験に行ってきました。当初は「座禅がやってみたい!」という気持ちだけだったのですが…実際に体験してみると、座禅の方法以上にお坊さんの説法がとってもためになるものだったんです。そこから学んだ「現代社会に負けないメンタル」を伝授します。

ストレス溜め込んでませんか…?

現代社会に生きる私たちは常に何かしらのストレスを抱えているもの。
仕事、人間関係、恋愛…楽しいこともあるものの、辛いことの方がいつまでも抱えがちですよね。

現代がストレス社会と言われている理由

インターネットが普及し、私たちも日常的にSNSなどを使うようになりました。
例えば、友人や知人のつぶやきが気になったりしませんか?
昔では有り得なかったけれど、今ではたくさんのストレッサーがネット上に落ちているんです。

ではどうしたらこの情報の溢れる現代社会に負けずに生きていけるのでしょうか?
そのヒントが、ある考え方にありました。

目からウロコ!「座禅体験」

私は先日あるお寺で「座禅」の体験に行ってきました。
参加者は20名ほどで、若いカップルや女性の友達同士の参加者が多かったように思います。
そこで学んだのは、座禅の組み方だけではありませんでした。

座禅体験って何をするの?

基本は「座禅とその心構えを学ぼう」という主旨でした。
座禅のイメージは、「ただ座る。動いたら打たれる」というものではないでしょうか?
しかし本当はそうではないというお説法を受けながら、最長15分間の座禅を体験する、というものでした。

座禅の基本的な心構え

座禅は「ただ座る」ということ。それに間違いはありません。
しかし、そこで「なにも考えず自分の身体だけに集中する」ということが大事だと教わりました。
では、あなたは「今3分そこにじっと座ってください」と言われて何も考えないでいられるでしょうか?

きっと最近の嫌だったこと、後悔したこと、気になっていることなどが自然と頭に湧いてくるはずです。
その数々が日常生活から受けているストレスなのではないでしょうか。

カギは「受け流すこと」

座禅をしている間、そのことを頭に湧いてこないようにしなければいけない、というわけではありません。
湧いてきて当然なんです。
しかしここで大事なのは「湧いてきたら一旦置いておく」ということ。
これが現代社会を強く生きるヒントとなるんです。

日常でも使える「一旦おいとこう」マインド

「考え込まないで!いつでも相談してね!」なんてよく友達の間で言うかもしれませんが、そんなこと言われたって考えてしまうのが人間のサガ。
それなら「一旦おいとく」のはどうでしょうか。

「一旦おいとく」というのは何も悪いことではありません。
また考えてしまったらまた一旦おいておけばいいんです。
それを繰り返すのが現代社会に負けないメンタルにつながっていきます。

例えば会社で理不尽に自分のせいにされたとき。
「絶対にあの人が悪いのに。私は何も悪くない!おかしい!」と考えてしまいますよね。
でも「一旦おいておく」ことを繰り返していればある時「でも自分のあの言い方が悪かったのかも」「あの人も悪気はなかったのかな」など「思いやり」や「優しさ」が芽生えてくる、とお坊さんはおっしゃっていました。

現代社会に負けないために

私たちはどう抗おうとこの現代社会に生きていくしかありません。
しかしどんなに辛いことがあっても「一旦おいとく」マインドがあなたを自然と強くたくましくしてくれるはず。
負けそうになった時はぜひ、思い出してみてはいかがでしょうか。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ