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キッチンの飾りになるかわいい鍋つかみ、作ってみませんか?

実用的な鍋つかみでも、ひと手間加えるとかわいいキッチンのデコになります。汚れやすいものですから、かわいい鍋つかみがいくつあっても無駄にはなりません。すてきな手作り生活の手始めとして、見かけもサイズもかわいい鍋つかみを作ってみてください!

鍋つかみは便利でかわいい

こういう平らなかわいい鍋つかみ、100均でも売っていますが、けっこう便利です。熱い鍋を持つときにやけどしないですむし、ときには鍋敷きの代わりもしてくれます。そして、何個もあると更に便利! 洗い替えにもなりますしね。

かわいい鍋つかみの作り方①リネンの鍋つかみ

かわいい花模様のリネンで作った、手で挟むかたちの鍋つかみです。もちろん他のさらにかわいい模様の生地でもできます。必要なのは、小花模様の生地50cmほどと、キルト芯少々。

横16cm、縦10cmで図のような楕円形の型紙を作ります。手を入れる部分は半円で、円として裁断し、半分に折って使います。間は5cm。
鍋つかみ本体の表布と裏布を1枚ずつ、キルト芯を同じ形で1枚、手を入れる部分を左右の2枚、合計で5枚裁断します。縫い代は1cmです。表布に手を入れる部分の位置をチャコペンで記しておいてください。

一番下にキルト芯を置き、鍋つかみの裏生地を、表を上にして重ねます。それから手を入れる縁の始末をした「わ」の部分を、裏を上にして並べ、最後に表生地を裏表に重ねます。

鍋つかみの返し口5cmを残して、ぐるりと周りにしつけをかけて、上から縫います。レース位置には壁かけ用にかわいいレース紐を折ってはさんでおくと、後で便利です。

鍋つかみの周囲を縫い終わったら、表に返して返し口をまつって、できあがりです! かわいい小型で軽く、使いたいときにスッと手が入るので使いやすいですよ。

かわいい鍋つかみの作り方②ハートがかわいい鍋つかみ

使い方は上のリネンの鍋つかみと同じです。形がかわいいハート型。布はキルティングの端切れとリネンの模様生地を2種類使いましたが、お好みで変えてください。

幅26cm、高さ19cmのハート型鍋つかみの型紙を作り、1cmの縫い代をつけて、キルティング生地を1枚、表生地を1枚、そして手をいれるところ用にやや小さめなハートを2枚、裁断します。

鍋つかみの手を入れる甲側の布を半分に折り、端ミシンをかけます。こういうふうに左と右の布を変えると、かわいい雰囲気になります。

鍋つかみの内布を表にして置き、その上に手を入れる布を重ねます。さらにキルティング生地を裏表にして重ね、返し口をのこして周囲を縫います。

返し口から鍋つかみを引き出して表に返し、周囲に1cmほどの幅でぐるっとミシンをかけて、縫い代を押さえます。これでかわいいハートの鍋つかみのできあがり。

かわいい鍋つかみの作り方③三角鍋つかみ

こういうちっちゃな円錐形の鍋つかみ。最近見かけるようになってきましたね。金属の持ち手のやかんや、つまみが熱くなる鍋に必要なものです。これは本当にかわいい。それに作るのも簡単ですよ。

この鍋つかみは小さくてかわいいですから、使う生地もほんの少しですみます。
材料は、表布用に、キルティング生地1枚20cm×20cm、裏生地1枚20cm×20cm、ひも用にレース8cmを2本。この材料でこのかわいい鍋つかみを2つ作れます。

鍋つかみの表布に直径20cmの円を書き、裏地も重ねて円を切り抜いた後、直径で半分に切ります。コンパスを使わなくても、手近なお皿やお盆で書くと簡単です。図は鍋つかみ1つ分の材料。

鍋つかみの表布と裏布を中表に重ねて、5cmぐらい返し口を残して周りを縫います。縫い代に切り込みを入れて、表に返したとき布が吊らないようにしてください。

鍋つかみを返し口から表へ引っくり返した後、中心にレースひもを入れ、返し口の縫い代も中に押し込んで始末します。それからひもを表側に折ります。

鍋つかみを裏にむけて半分に折り、端をまっすぐ縫います。ほつれないよう、返し縫を忘れないでください。縫い終わって表に返すと、もうかわいい三角鍋つかみのできあがりです!

三角なべつかみ 作り方

裏つきのキルティング製三角鍋つかみを作っています。とても簡単にできてかわいいですが、撮影の進行が速いので、わかりにくいところは静止画面して見たほうがいいと思います。

かわいい鍋つかみの作り方④ミトン型鍋つかみ

材料は、表布・裏布・キルト芯を30cm×40cm、バイヤステープを40cmほどです。
まずミトン型鍋つかみの型紙を作ります。幅13cm、高さ25cmぐらいにします。
それから図のように、布と芯をそれぞれ右手と左手の2枚づつ裁断します。

鍋つかみの表布を裏にして置き、キルト芯と裏布を表向きに重ね合わせて、出来上がり線より5mmほど外側を、粗く縫い合わせます。

今度は、キルト芯、裏布、上で縫い合わせた3枚、表布の順番に中表で重ね合わせ、鍋つかみのできあがり線でしっかりと縫います。

余分な縫い代を切り落とし、指の間の縫い代には切れ目を数か所入れ、つれないようにします。
鍋つかみを表に返し、バイアステープ10cmで持ち手を作ります。それを半分に折って、ミトンに止めておきます。

バイアステープを鍋つかみの手首に巻いて必要な長さを測り、切って輪にしておきます。そのテープを表から鍋つかみに縫いつけ、中に折り返して落としミシンをかけます。取っ手もこのとき一緒に縫い付けて、かわいいミトン型鍋つかみのできあがり!

【ハンドメイド】ウォッシュタオルで作るミニサイズなべつかみ(ミトン)

ただでさえ小さくてかわいいのに、かわいい柄のミニタオルを使えばいっそうかわいい鍋つかみが作れますね。形を切らないで丸く縫うだけ、というのも簡単でいいです。ただ、ミニタオルだけだと持つときちょっと熱いんじゃないかと心配。

かわいい鍋つかみの作り方・まとめ

キッチン用品のなかで、鍋つかみは少しの布で手軽に作れるので、はぎれの整理にも役立ちますし、レンジから熱いお皿を出すときにも便利です。かわいい鍋つかみを工夫すれば、お子さんの夏休み工作にも使えますよ。簡単に作れてしかも人目を引くかわいい鍋つかみを、ぜひ作ってみてくださいね♪

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