記事ID83008のサムネイル画像

【少しの工夫で簡単に解決】蛍光灯がつかない原因とその対策方法

蛍光灯がつかない時、慌てて怪我をしたりする事がないよう事前に対策しておく事が大切です。毎日の暮らしの中で、少しの工夫が安全と安心を支えてくれます。蛍光灯がつかない原因と対策方法をチックして、ストレスフリーな生活を送りませんか。

蛍光灯がつかない時、どうしたらいい?

突然、前触れもなく蛍光灯がつかなくなったら、誰でも不便で困ってしまいますよね。でも、その原因と対処法を知っておけば、蛍光灯がつかない場合でも慌てずに済みます。女性の一人暮らしでも、簡単に対策が出来ますよ。

蛍光灯がつかない原因と対策方法

寿命

蛍光灯がつかない時、一番多い原因が寿命切れです。寿命が切れればつかないのは当然ですが、いつが寿命か分かりにくいのも事実です。寿命切れで驚かない為に、蛍光灯を交換した日を必ず控えておくようにしましょう。

黒ずんでいる

蛍光灯を交換した際、よく見ると蛍光灯の端が黒ずんでいるような事はありませんか?この黒ずみこそ、蛍光灯の寿命を知らせるサインです。「もうそろそろ寿命かな?」と怪しい時は、蛍光灯が切れる前に黒ずみをチェックしてみてください。黒ずんでいれば、まだ使えたとしても交換しておくのがベストですよ。

照明器具の破損

蛍光灯がつかないからと言って、必ずしも蛍光灯だけが原因とは言い切れません。蛍光灯と同様に、蛍光灯を取り付けている照明器具にも寿命はあります。照明器具の寿命は、ほとんどが約10年程度です。その事を踏まえ、蛍光灯がつかない時は照明器具の寿命も疑ってみましょう。

新品に交換してもつかない理由

取り付けに問題がある

蛍光灯を新品に交換してもつかない場合、もしかしたら照明器具にキッチリと蛍光灯がはまっていないからかもしれません。特に、女性の力だとはまりにくい照明器具も多い為、ちゃんとはまっているか確認してみましょう。

照明器具の劣化

新品に交換し、更に取り付けにも問題がない際、やはり照明器具側の劣化が考えられます。完全に破損していなくても、劣化により接続不良に陥っている可能性があります。劣化した照明器具は放電・漏電の危険もあり、放置しておくと非常にリスキーです。買い直しを検討してみましょう。

保存状態が悪かった

蛍光灯がつかない時に慌てずに済むよう、常に新品を常備しておく事は大切です。ただし、日光の当たる場所に長期間放置しておいたりすると、例え新品でも劣化は防ぎようがありません。もしくは、そのような環境で販売されている蛍光灯を購入してしまったら、使用する前から劣化しています。蛍光灯は、正しい場所できちんと保管するように気をつけてくださいね。

蛍光灯の点滅は電気代がかかる

自宅にいる際、蛍光灯が点滅した経験がある方は多いと思います。接触不良かと思い一度スイッチを消し、またつけると点滅が治っているような事はありませんか?そうやって消したりつけたりすればまだまだ使えるとしても、電気代が通常より多く発生してしまう危険性があります。

点滅の原因

蛍光灯が点滅する原因は、「蛍光灯」「点灯管」「照明器具」です。まず、蛍光灯の場合は寿命が近づくにつれ点滅の頻度が上がります。元々、蛍光灯の寿命は白熱電球に比べて長く、6,000~12,000時間程度(1日8時間の点灯で2~4年程度)点灯する事が出来ます。この寿命が近づき、蛍光灯をつけた時にいつもより暗く感じ始めると点滅しやすくなります。

蛍光灯に寿命が近づいていなくても、点灯管の寿命が近づいている可能性があります。点灯管とは、グロー球と呼ばれる豆電球みたいな電球です。以前は、蛍光灯を発光させる為には必ず点灯管が必要でした。この点灯管の寿命が近づくと、蛍光灯がチカチカ点滅し始めます。グロー球は蛍光灯交換2回に対し1回は交換をする事が推奨されています。しかしながら、現在の家庭用照明器具はグロー球を使用していないタイプが多い為、まずは照明器具をチェックしてみましょう。

もちろん、照明器具本体の寿命が近づいたせいで、蛍光灯が点滅する事もあります。照明器具の寿命は10年程度で、安定器や器具の絶縁材料も経年劣化すると言われています。劣化が漏電を招き、結果的には電気代がかさんでしまう事が懸念されます。

点滅は負担がかかる

蛍光灯をつけた時、何回かチカチカした後に通常の点灯に戻る事は多いです。その為、「まだ使える」「ただの接触不良」と誤解してしまっても仕方ないですよね。でも、蛍光灯が発光する瞬間には、多量の電気が必要になっています。

その為、チカチカ点滅しているという事は、蛍光灯が消灯と発光を何度も繰り返しているという状態です。発光する瞬間、何度も多量の電気を必要としていると、それだけで電気代は通常の約3倍かかると言われています。

蛍光灯の点滅は、ただ電気代がかかるだけでなく、問題のない点灯管や照明器具に対し大きな電圧を加える事になります。大きな電圧がかかると、例え点灯管や照明器具に問題がなかったとしても、劣化や故障を招く原因です。

電気代はもちろんの事、点灯管や照明器具に余計に負担をかけないようにも気をつけたいですよね。全てに負担をかけない事が、家計の負担削減にも繋がりますよ。

スターター、インバータ、ラピッドスタートって?

蛍光灯には、「スターター形」「インバータ形」「ラピッドスタート形」の3種類が存在します。この中で、女性の一人暮らしに最適なのは「インバータ形」です。

スターター形

価格が安価な「スターター形」は、お財布に優しい蛍光灯です。しかしながら、蛍光灯の明かりにチラつきがあり、ストレスフリーに点灯してくれるとは言えません。

インバータ形

スイッチを押せば即時点灯出来る上、高周波で動作する事で明かりにチラつきがありません。また、最近では明るさを自在にコントロールする事で省エネ化したり等、かなりの高機能が期待出来ます。

ラピッドスタート形

一人暮らしの部屋に帰って来た時、真っ暗な室内じゃ少し怖いですよね。そんな時、「ラピッドスタート形」なら、スイッチを押せば即座に点灯してくれます。

蛍光灯がつかない状態をなくそう。

日頃の暮らしで工夫をしていれば、蛍光灯がつかない状態になる事を防ぐ事が出来ます。また、自分に合った蛍光灯選びで、日々の暮らしをより良いものにする事も出来ますよ。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ