村上春樹の小説でおなじみ、安西水丸の大規模アート展に行きたい!

村上春樹の小説の表紙や、絵本、挿し絵で知られるイラストレーターの安西水丸。おととし惜しまれつつも急死した安西の大規模展覧会が、この夏京都で開催されます。展覧会では、親交の深かった村上春樹・嵐山光三郎・和田誠の仕事を紹介。著名人をまねいたイベントも開かれます!

ゲストも豪華な安西水丸の展覧会と、作品を紹介!

惜しまれつつも急死した、イラストレーターの安西水丸。

京都・東京の展覧会では、安西水丸の世界にまた会うことができます!

影響力は絶大

ともに仕事をしてきた村上春樹はもちろん、詩人やミュージシャンにも多大な影響を与えた安西。

若々しく、私服もおしゃれでした。

安西水丸展の概要と、関連イベント

ほのぼのだけど大胆

安西のイラストは、ほのぼのしているけれどどこか大胆。

飄々とした作風が魅力。

会場は美術館「えき」KYOTO

展覧会の会場になるのは、JR京都伊勢丹7Fに隣接する、美術館「えき」KYOTO。

2016年6月17日(金)〜7月10日(日)の間、展覧会が開催されます。

小山薫堂も参加

6/22(水)には、安西と親交のあった放送作家・脚本家の小山薫堂が登壇。

安西との思い出を語る。画像左が小山薫堂。

万人に愛されるイラスト

ポップな色合いとシンプルな線。

安西の作品は、幅広い層に愛されている。

村上春樹と安西水丸が生んだヒット作

お気に入りの本と装丁

国内外に熱狂的なファンのいる村上春樹。

村上のエッセイや短編と安西水丸の絵は、切っても切り離せません。

『ランゲルハンス島の午後』

村上春樹
¥758(税込)

雑誌『CLASSY』に連載された24篇に、書き下ろし1篇を加えたエッセイ集。プレゼントにもおすすめ。

文・イラストともに根強いファンが多い

海外にも根強いファンを持つ村上春樹。

そんな村上の作品も、安西水丸のイラストあってこそ。

『象工場のハッピーエンド』の挿し絵

デザイナーやマンガ家も務めた安西。

安西の絵は、どこか外国めいた村上の作品にぴったり。

『村上朝日堂』

村上春樹
¥637(税込)

村上春樹初のエッセイ集。付録では、安西水丸の文、村上春樹の絵による特別版を収録!

東京でも会える、安西水丸の作品

東京で会える安西水丸

『週間朝日』では、村上春樹と安西がタッグを組んだエッセイが人気を博しました。

ちひろ美術館・東京では、村上春樹とゆかりのあるイラストレーターの絵を展示しています。

ちひろ美術館・東京

東京のいわさきちひろ絵本美術館では、2016年5月25日(水)~8月7日(日)の間、村上春樹とイラストレーターをテーマにした展覧会が開かれています。

安西水丸も、もちろん村上とゆかりのあるイラストレーターのひとり。

エッセイと好相性

村上春樹が文、安西水丸が絵を担当したエッセイ『ふわふわ』(講談社)より。

猫好きにはたまらない作品。

『ふわふわ』

村上春樹、安西水丸
¥464(税込)

村上と安西が年老いた猫について描いたエッセイ、散文詩的な作品。

和田誠とのコラボ作品

イラストレーターで、トライセラトップス和田唱の父親・和田誠と安西がコラボした作品も見られます。

ときにはアートでくすんだ気持ちをアップデート!

アートで心を整えて

疲れて自分を見失いがちなとき、心を整えてくれるのはアート。

ひとたび足を止めて、本やアートの世界に身をゆだねてみてはいかがでしょう。

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