何歳で結婚したい？年齢別の結婚メリット・デメリットまとめ

本来、結婚とはそれぞれのタイミングでするものです。ですが、「この年齢で結婚って早い？」「まだ結婚してない私って遅い・・？」と不安に思っている方もいらっしゃると思います。

晩婚化、と言われていますが、実際に結婚する平均年齢は上がっているようです。日本人の平均初婚年齢は、2011年時点で、夫が30.7歳 妻が29.0歳だそうです。

この平均初婚年齢は30年前と比べると、 夫は2.9歳、 妻は3.8歳、上がりました。 この要因は、働く女性が増えたことにあると言われています。

女性が「結婚したい年齢」の平均は、26～28歳です。実際に結婚する年齢より、少し下ですね。実際、「理想の結婚年齢より、遅く結婚した」という女性が45％もいるそうです。

その理由は様々ですが、「大学を出て、仕事をするのが楽しかった」「お金を貯めて留学をして、落ち着いてから結婚を意識しだした」というような意見が多くみられました。

早婚のメリットとして、体力的なことがあげられます。妊娠も出産も子育ても、どれも体力が必要なことばかりです。若い年齢で結婚し、子供を産めば子育てが楽だと言う方が多いようです。

(26歳/主婦)
「20代と30代では体力が違う。子どもが小さい頃は、夜中に何度も起こされるし、体力がなかったら、子育ては相当きついものになると思う」と、20代前半で結婚した女性の意見です。

(38歳/管理職)
「妊娠中はつわりで大変、生まれてからも、子ども夜泣きに悩まされた。仕事上の立場もあって、育休も数ヶ月しか取得できなかったのもあるけど、仕事と育児の両立が本当に大変だった。」と、30代後半で出産した女性は早く結婚、出産した方が良い、と言っていらっしゃいます。

また、「若いお母さんでいられる幸せ」を感じられるので若い年齢で結婚する方が良いという方もいらっしゃるようです。

(25歳/自営業)
「子どもを持つ母親としては、若いみたいで、先輩ママからいろいろと良くしてもらえたし、旦那さんと自分の両親も元気なので、子どもを預けて、旦那さんとデートも月に何度かできて幸せ」と、早く結婚された方の意見です。

デメリットとしては、若い年齢で結婚すると夫婦共に社会をまだあまり知らず、失敗することが多いという意見がありました。なるべく、すぐにご両親に相談出来るような結婚環境を整えた方が良いかもしれません。

それから、早く結婚すると、同年代のまだ独身の女友達と疎遠になる、というデメリットもあります。結婚している自分は家事や育児から離れられず、友達は旅行に行ったり遊びに行ったり・・・。妻、という立場を理解してくれる友達との付き合いを大切にしていきましょう。

晩婚のメリットとして、社会復帰がしやすいということがあります。若い年齢で結婚をして、育児が落ち着いてから社会復帰・・となると、特に正社員で雇ってくれる会社は少ないようです。

(35歳/編集)
「若い頃は仕事が楽しくて、“結婚”の二文字など、頭に浮かぶはずもなく、気づいたら30歳になってた。その後結婚したけど、既に会社である程度のポジションに就いていたから、産休と育休をしっかり取得し、社会復帰は意外と簡単にできた」と、働く女性の意見があります。

さらに、晩婚のメリットとして「若いうちに自由を謳歌できる」ということがあります。若い年齢で結婚することのデメリットで「女性友達との疎遠」がありましたが、これの逆になりますね。

(34歳/フリーランス)
「独身時代にやり残したことはひとつもない。行きたい場所へは行ったし、やりたいことも一通りやって満足した。それで“もうそろそろ落ち着きたいな”と思ったときに、旦那と知り合い、半年後には結婚しました」若いうちに遊んで、結婚という新しい人生を満喫している、という女性の意見です。

デメリットとして、「早く子供を・・と考えてしまう」ということが挙げられます。結婚して、夫婦の時間も欲しいけど、年齢的に早く子供も産まなくちゃ・・・と考えてしまうようです。

それから大きなデメリットとして、やはり体力面の問題があるようです。若い年齢で結婚するメリットとは反対に、晩婚だと出産や育児に疲れてしまう、というのが晩婚のデメリットのようです。

早く結婚することにも、遅く結婚することにも、当然ですが様々なメリット・デメリットはあります。今は遊びたい、働きたいから結婚は遅く！と言う方や「子育てで疲れるのは嫌だから若いうちに・・」という方、どちらも間違っていません。

ご自身の気持ちや環境によって結婚する年齢は変わってくるものです。人より早いから、遅いからと言うことよりも、相手の方と真剣に考え、目標や人生プランに合わせることが一番の幸せだと思いますよ。