かんざしの種類にはどんなものがあるかちょっと覗いてみませんか?

若い女の子の間でアンティークの着物が今、注目されてるんです。着物を着た時、髪もかわいくしたいですよね。そんな中で、かんざしの種類ってどんなものがあるのか知ってますか?シーンによって多くの種類のかんざしがあるんですよ。ぜひ、この記事覗いていってください!

【かんざしの種類、名前でみてみましょう】

かんざしの種類です。
平打簪 玉簪 チリカン ビラカン 松葉簪 吉丁 びらびら簪 つまみかんざし 鹿の子留 位置留 薬玉(くすだま)立挿し 両天簪 銀製葵簪 武蔵野簪 江戸銀簪 笄(こうがい)

そのほかにも櫛などもありますが かんざしとは分けて考えられている様です。

【かんざしの使い方】

ロング・セミロングの方向けのかんざしの使い方をのせた動画です。
確認してみてください。

ショートの方はかんざしは使えないと思っていませんか?
そんなことはありませんよ。この動画で使い方を確認してみてください。

一本軸のかんざしと、二本軸のかんざしの違い

一本軸のかんざしは、巻いてとめても、お団子に挿してもご利用頂けます。
二本軸のかんざしは、お団子に挿していただくタイプのかんざしになります。

選ぶ軸の長さ

髪の量が多い場合はまとめた際に髪に厚みがでるので、比較的長めのかんざしがお薦めです。
髪の量が少ない場合では、かんざしの長さは特には関係ありません。
また髪が長い方でも、かんざしの長さが12cm程度あれば十分まとめることができます。

木軸と金属軸のかんざし

髪の量が少ない場合は木軸・金属軸ともにご使用頂けます。
髪の量が多い場合は金属軸よりも木軸の方が滑らない為、よりしっかりとまとめることができます。

【かんざしの種類 平打簪】

「平打簪」
形が薄く平たい円状の飾りに、1本または2本の足がついたものです。平打簪の中でも
銀製のもの、べっ甲のものなどがあり、枠の中に、透かし彫りや毛彫りで定紋・花文などがあらわしてあったりといろいろのようです。かんざしの種類の中でもまたちょっとした種類があるようですよ。

「平打簪」の中でも 銀製で出来たものを銀平(ぎんひら)と呼んでいたそうで 武家の女性がよく使っていた様です。かんざしの種類のなかにも身分が反映されていたり、流行もあったのでしょうね。

【かんざしの種類 玉簪】

「玉簪」
かんざしの種類の中でも一般的に知られていて、その種類も多く、現在では洋服に合う様な玉簪もあるほど人気のかんざしです。

着物のヘアスタイルのときにこの玉簪一本で随分と雰囲気もかわりますね。昔は艶やかな色が人気だったようですよ。かんざしの種類の中では一番にポピュラーですね。

現在でも若い女の子の髪留めとしても洋服に合わせる方も多いほど、たくさんの種類がでているかんざしです。昔は木か銀製の物しかなかったものですが現代ではプラスチックでお手軽なものもありますね。

【かんざしの種類 ビラカンとチリカンとびらびら簪】

左からビラカンの寸丸、扇の中サイズ、チリカン 一梅。「ビラカン」は「扇」(おうぎ)、「姫型」とも呼ばれる金属製の簪で前挿しにするかんざしです。かんざしの中ではほかにびらびら簪という種類のものもあります。

左からビラカンの寸丸、扇の中サイズ、チリカン 一梅。実際に髪に挿した時の感じですがビラカンは挿すとビラの部分だけが見え、チリカンは立体的で、飾りも動くというところがポイントです。かんざしの種類ってこんな違いも面白いですね。

【かんざしの種類 松葉簪】

花魁のかんざし

「松葉簪」
文字通り、松葉のかたちをしているところからついた名前ですね。かんざしの種類の中でもオーソドックスなものでべっ甲が一般的な中、現代ではプラスチックのものがほとんですね。

花魁の髪形です。かんざしの種類も色々さしていますね。櫛3枚、笄1本、芳町12本、松葉2本、赤玉2本が「松の位の太夫」の装いらしいです。

【かんざしの種類 つまみ簪】

「つまみ簪」
多数の小さな布を曲げながら花の形に貼りあわせていく、「つまみ細工」という伝統的技法を用いて作られたかんざしの種類です。

成人式のヘアスタイルではかんざしの種類の中でもつまみ簪がとても映えてますね。着物の色柄と合わせて選ぶと素敵です。

【かんざしの種類 薬玉】

「つまみ細工の薬玉」
絹製の花弁で作った薬玉のような丸い形の飾りが特徴の簪(かんざし)。若いお嬢さんや舞妓さんが飾っていて日本の文化を象徴しているかのようなかんざしですね。

「薬玉簪」同じかんざしでもデザインの違う薬玉簪。感zなしにも流行があったようでその時代時代のものがあったのでしょう。興味深いかんざしの歴史です。

【かんざしヘアスタイル 白無垢】

白無垢にはべっ甲、ゴールド、シルバーなどの淡いお色味のかんざしが人気です。もう少し華やかな雰囲気ですと、金銀のベースに琥珀やさんごを合わせたものや、パールをあしらったものなどが清楚さの中に華やかさを添えます。

鼈甲の花嫁かんざし。結婚式の白無垢のお衣裳では必ず必要になります。
でも今では多種にわたるかんざしで結った髪を飾る方が多くなりました。

【かんざしヘアスタイル 花嫁】

挙式の際の振袖や打掛けには べっ甲かんざしや淡い色味のかんざし、披露宴での色打掛けや振袖には さんごや翡翠、パールやクリスタルで彩られた華やかなかんざしがおすすめです。
スワロフスキーのクリスタルをふんだんに散りばめたかんざしも多く、スポットライトに照らされて動くたびにきらきら輝きます。

伝統的なかんざしも、洋髪に使えばこんなにモダンに。前櫛・平打セットと赤玉かんざし、丸ビラかんざしをサイドにまとめました。

【かんざしヘアスタイル 和装】

つまみ細工の薬玉簪です。かんざしの種類の中でも和装、特に成人式の装いに欠かせないかんざしがこのつまみ細工の薬玉簪。成人式の着物や帯とのコーデで選ぶとオシャレに決まりますね。

かんざしの種類の中でビラカンを横に持ってきているのも 現代風の使い方ではないではないでしょうか。それでもセンスよく目に映ります。

【舞妓さんのかんざしヘアスタイル】

舞妓さんのかんざし姿がとにかく、素敵ですね。つまみ細工の薬玉簪が10代の舞妓さんを象徴しています。かんざしの種類も上手に使っていて見習いたい着物姿です。

大人っぽく見えるのはかんざしの種類の中でもビラカンを使った装いのせいでしょうか。着物とかんざしのセンスは舞妓さんがピカイチです。

かんざしの種類の中でつまみ細工の薬玉簪をしているとどことなく、おぼこさが表れていてとても可愛らしい姿です。

【かんざしの種類・・いかがでしたか?】

かんざしの種類っていろいろあってその中からどんなふうに使うのかでも見た目の雰囲気に変化がでますね。かんざしってとても素敵な髪飾りです。

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