大人女子は必ず読んで!今さら聞けないレストランでの服装マナー
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2016/05/31
記念日やクリスマスにホテルのレストランでディナー。おしゃれでロマンチックなお食事、とっても楽しみですよね!でも、ちょっと心配なのが服装やマナー。恥をかかずにスマートに食事を楽しむために抑えておくべきポイントをまとめてみました。
ホテルのレストランは、さまざまの人が利用します。そこに集う全員が気持ちよく時間を過ごすために、マナーというものが存在します。スマートに楽しく食事を楽しむためには、どんな点に気をつければ良いのでしょうか。
ホテルでのディナー、どんな服装でいけばいいの?
ドレスコードっていってもよく分からないし、浮いた格好で居心地悪いのは嫌だし。
そんなあなたに、おすすめの服装と避けるべき服装の例を分かりやすくあげてみました。
おすすめの服装 基本
服装はホテルのドレスコードに合わせるのが大前提ですが、女性であれば、ワンピースにヒール、男性であればビジネスシャツにネクタイ、スラックスという格好にジャケットを羽織り、靴は革靴であれば まず問題ないでしょう。
おすすめの服装 女性版①
肌寒い季節なら、シンプルなワンピースにジャケットを羽織って。
このくらいのエレガントな格好であれば、大抵のレストランで、居心地悪い思いをする事も、浮いた感じもしないでしょう。
おしゃれ上級者でなければ、色はベージュやグレー、ネイビーなど、ベーシックなものがおすすめです。
また、ワンピースでもジャージやコットン、デニムの素材、シャツワンピはおすすめしません。
おすすめの服装 女性版②
暑い時期なら、この写真のように袖付きのシンプルなワンピースはいかがでしょうか。露出度も抑えめで清潔感があります。
アクセサリーや色鮮やかなストールなどの小物で、華やかさをプラスしましょう。
ちょっと大振りなアクセサリーや柄のはっきりしたスカーフ、細いネックレスの重ね付けで自分なりにアレンジしてみましょう。
ストールなどは持っておくと、冷房対策にもなるのでおすすめですよ。
おすすめの服装 女性版③
ワンピースは持ってないんだけど、スーツじゃ駄目かしら。というあなた。
スーツでも大丈夫ですが、インナーに柔らかい素材や明るい色の服を着るか、大振りなアクセサリーをつけて、華やかさを出しましょう。
髪をおろすなどアレンジして、お昼とは違った雰囲気で、華やかさを出すのもいいでしょう。
おすすめの服装 女性版④
パンツも、最近はきれいめなジーンズでもよしとされているところも多いですが、あまりおすすめはしません。良いホテルだと実際にジーンズを履いているお客が少ないからです。
雰囲気に馴染むのは、ビジネスパンツ、もしくはサマーウールなどのパンツでしょう。
チノパンも大丈夫ですが、カジュアル感が多少ありますので、黒やダークグレー、ネイビーなど濃い目の色を選ぶと良いでしょう。
おすすめの服装 女性の靴
靴はヒールやウィングチップなどのかかとのある革靴が良いでしょう。
オープントゥやサンダル、また、ロングブーツなどは避けたほうが無難です。
かかとがカツカツと高い音を立てるのも、ほかの人には耳障りになります。事前に確認して、音の立たないものを選びましょう。
素足ではなく、必ずストッキングを履きます。タイツでもいいですが、薄手のものにしましょう。
おすすめの服装 女性のバッグ
持っていくバックは小降りのものがいいでしょう。ショルダーバックでも、脇に挟めるくらいの大きさの物を選びましょう。
荷物が多くなる場合は、ハンカチや携帯、財布が入る小さいバッグを別に持って、大きい荷物はクロークに預けます。
ブランドものでも、リュックやコットンバッグは避けましょう。
席についたら、バッグは椅子の後ろの開いた部分か、もし鞄を置くための入れ物が用意されていれば、そこに置きます。くれぐれも椅子の背もたれにかけたり、テーブルの上に置いたりしないようにしましょう。
おすすめの服装 ー女性版のまとめー
最近はクールビズなどの影響もあって、ドレスコードも緩くなっている所がほとんどです。
おしゃれをして、お友達とパーティや、ちょっといいレストランに食事しに行く感じの服装で、ほぼ問題ないでしょう。
会社帰りでスーツなら、胸元のボタンを一つ外して、パールのアクセサリーをつける、髪を下ろしたり、光るヘアアクセサリをつけたりして華やかさを演出する、というのがおすすめです。
また、ダークグレーやベージュ、ネイビーなどのベーシックな色のワンピースは、いろいろな場面で使えます。
もし持っていないなら、この機会に一着購入してみてはいかがでしょうか。
おすすめの服装 男性版①
男性のおすすめの服装はいかがでしょうか。
ビジネスシャツにネクタイ、ビジネスパンツとジャケット、革靴であればまず問題ないでしょう。
ではビジネススーツそのままでいいのか、というと、それでは少し違和感を感じるかもしれません。
ディナーですし、ポケットチーフをあしらったり、ネクタイを柄物や色の鮮やかなものにして、おしゃれ感をだすと良いでしょう。
また、ビジネス鞄などはクラークへ預けましょう。
おすすめの服装 男性版②
女性版のまとめでも書いた通り、クールビズなどの影響で、今やジャケットやネクタイが必要、というレストランもほとんどなくなってきています。
夜のディナーであれば、ボタンダウンシャツにスラックスと革靴でも、浮く事はないでしょう。
清潔感がポイントです。
また、色がベージュや茶系だとカジュアル感が多少でてしまいます。「キチンと感」を出したければ、パンツや靴、ベルトなど、紺色や黒などダーク系でまとめると落ち着いた感じになります。
おすすめの服装 男性版③
ジーンズでも可(ただし、ダメージデニムではないもの)のレストランも多いですが、夜のディナーでは、やはりスラックス、チノパンが妥当でしょう。
レストランの格式にもよりますが、やはり、ホテルのディナーの席に、ジーンズ姿のお客は少ないようです。
また、チノパンもカジュアル感がありますので、ネクタイを締めたり、ジャケットを羽織ったりしてきちんと感を演出すると良いでしょう。
NGの格好は?
では、ホテルでのディナーには不向きな格好をあげてみましょう。
ノースリーブ、Tシャツ
ダメージデニム、短パン、レギンス
ビーチサンダル、カジュアルサンダル、スニーカー、ロングブーツ
トートバッグ、リュック
過剰なアクセサリー
露出度の高い服
ボディコンシャスな服
裸足
これらは、どんなに素敵な着こなしでも、ホテルのレストランでのディナーには不釣り合いな格好だと考えた方が良いでしょう。
ドレスコードはどうやって調べる?
ホテルのドレスコードは大抵ホテルの公式ホームページに記載されています。
ただし、わかりづらく、小さい文字で書いてあることも多いので、もしわからなければ電話して問い合わせてみてもいいでしょう。
入店する際のポイント
では、当日、レストランで気をつけるポイントをあげてみましょう。
ホテルに着いたら・・・・
・食事の最中は基本的に中座はNGです。トイレはお店に入る前に済ませておきましょう。
・コートを来ていたら脱ぎましょう。これは、店の中に埃などを持ち込まないためです。コートや大きめの荷物はクロークに預けます。
・席はカップルであれば、女性が上座、もしくは景色のよく見える席に座るのがスマートでしょう。お店のスタッフが先に椅子を引いてくれた場合はそちらの席が上座です。
テーブルマナーと、気をつけたい事
和食は馴染みがありますし、気になるのはやはり、ちょっと特別感のあるフレンチのマナーではないでしょうか。
すでにご存知の事もあると思いますが、おさらいも兼ねて、フレンチのコースをいただく時のマナーで、抑えておくべきポイントをあげてみましょう。
■オーダーの仕方
席について、メニューを受け取ったら、まず飲み物を決めましょう。
お好きな飲み物があるならそれを注文します。
お酒が飲めないなら、食事の味を邪魔しないミネラルウォーターやウーロン茶、ジンジャーエールなどが良いでしょう。
もし、お酒が飲めるなら、せっかくフレンチですし、ワインを注文したいですね。
まず食前酒として、ビールかスパークリングワイン、その後に白ワインや赤ワインを注文するのが王道でしょうか。
魚には白ワイン、肉には赤ワイン、と言いますが、あまりこだわる必要はないでしょう。
ただ、何杯か飲むのであれば、軽目のものから飲むのがおすすめです。
スタッフに、好みや、どれくらい飲むつもりか(例えば、コースを通してワインをボトルで1本、とか、グラスで2〜3杯くらい、とか)などを伝えて相談すると良いでしょう。そして、もしボトルを開けてもらうのであれば予算なども伝えましょう。
■食事中のマナー
さて、料理が来ました。食事中のマナーを簡単にまとめてみました。
・カトラリー(フォークやナイフなど)は一皿ごとに外側から使います。
・パンは口の中の掃除、箸休めの役割をします。
前菜もしくはスープからデザートまで、の間に食べますが、コース料理はボリュームがありますので、パンでお腹いっぱいにならないように注意しましょう。
また、そのまま齧らず、手で一口大にちぎってから口に運びます。
・ワインはグラスを置いたまま注いでもらいます。もし気になるようであれば、グラスの土台の部分に手を添えて押さえる程度にしておきます。
・スープがカップで出てきた場合、スプーンで飲んでもいいですが、コーヒーのようにカップを手で持ち上げて飲んでもOKです。
・魚料理でフィッシュスプーンがセットされている場合、このスプーンはナイフとスプーンの両方の役割をします。フォークを左手に、スプーンを右手に持ち、スプーンで魚の身を切りながら、ソースと一緒にすくって食べます。
・お肉料理で、骨付きの仔羊のローストなどが出てきた場合、ナイフで無理なく切れる程度までカットして食べた後、骨を手で持って食べるのはOKとされています。ただ、骨をしゃぶるまで食べるのはやめましょう。
また、お肉は、1度にすべて一口大に切ると、肉汁が流れてしまったり、せっかくの料理が冷めてしまいますので、一口ずつ切ってからいただきましょう。
■その他気をつけたい事
・皿は持ち上げてはいけません。テーブルに置いたまま食事しましょう。
・食事中、手を休めたいときは、カトラリーは皿の上にハの字におきます。食事が終わったら、カトラリーを揃えて皿の上の手前か真ん中に置きましょう。
・カトラリーレストが置いてあれば、同じカトラリーを次の料理に使ってください、という事です。食事が終わったらカトラリーレストに戻しましょう。
・カトラリーや皿を必要以上にカチャカチャいわせたり、食べたり飲んだりする時に、クチャクチャ、ズルズル、などと音を立てないように気をつけましょう。
・大きな声で話をしたり、また、奇声をあげたりして騒いだりしないようにしましょう。
テープルマナーを恐れるな!
慣れないレストランでのコース料理。
カトラリーやグラスがずらり勢揃い。ビシッとして澄まし顔のスタッフ達。
ちょっとそわそわしますよね。
でも、大丈夫。なにか分からない事があれば、お店のスタッフに聞けば良いのです!
大切なのは、「食事を楽しみに来ました!」という気持ちです。
ホテルのレストランでの服装とマナーの情報、お役に立ちましたでしょうか。
せっかくの素敵なレストランでのゆったりした時間。
マナーも気になりますが、あまり細かい事にとらわれず、ぜひ、おいしいお食事をゆっくりと楽しんで、素敵な時間を過ごしてくださいませ。
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