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涼しい季節にエスニックスカートで一味違うおしゃれが楽しめそう!

エスニックスカートは異国的で素材も軽いエキゾチックなファッションです。これまでトライしたことのない人も、これからの春から夏にかけてエスニックスカートが楽しめますね。エスニックスカートのコーディネートや起源などをこの記事でまとめてみましたので、どうぞご覧下さい。

エスニックファッションでスカートも軽やかに彩りよく!

「エスニック」という言葉には「民族衣装風の」といった雰囲気が感じられます。普通の西洋の概念から大きく外れた個性豊かなファッションがエスニックスカートで手軽に味わえます。

また、エスニックファッションには見る人の目を惹きつけるほどの華やかさがあります。このスカートはバンダナの赤に合わせて花柄を散りばめ、エスニックさを強調しています。

DENIMuc(デニム×エスニック) ファッションショー

2012年3月、渋谷で開催されたエスニックファッションショーです。全体の照明を仄暗くし、様々なアジア・インディオ調の衣装と仕草、音楽が存分に楽しめます。

エスニックとは?

黒と赤を鮮やかに織り交ぜ、また金貨で額を飾るのは地中海沿岸パレスチナの女性特有のファッションです。こうした非日常的なデザインにエスニックな雰囲気を誰でも感じるのでしょう。スカートも決して単純な色合いではなく花園の迷路のようです。

エスニックとは、「民族の」、「民族的な」、「異邦人の」という意味。ファッションにおいては、ユダヤ、キリスト教徒以外の民族調ファッションをさす。「フォークロア」が「民族調の」と訳されるに対し、さらに土着的な意味合いの強いファッションを指すことが多い。

出典:http://www.fashion-press.net

英語で使われる 「ethnic」と言った言葉は、日本語では多くはアジア、東南アジア、インド、ペルー、インディオ、トルコ、アラブ兼など、東アジアから西アジアや旧ソ連邦から独立した国々の独特な雰囲気を醸すもの、例えば家具やお料理にも用いられます。

中東の女性の衣装は決して単一の色彩ではありません。そのエスニックな、複雑な色合いがスカートやドレス全体の統一感を与えるという芸術性豊かなものです。

日本の着物もそうであるように、アジア圏の民族衣装はスカートの隅まで妥協せず、微細な紋様が散りばめられています。このエスニックな味わいが様々なファッションデザイナーにインスピレーションを与えるようです。

エスニックファッションースカートやウエアの柄の細やかさ

エスニックスカートやウエアの美しさに、その柄の微細で個性的なパターンは欠かせません。また、そうした柄があってこそのエスニックファッションでもあります。

このエスニックワンピースのスカート部分は非常に細かなデザインで成り立っています。そこに、西洋にない民族的な独特さが見られます。

エスニックスカートに用いられるパターンはこのような、植物的な味わいのある柄でできています。西洋のドレスには決して見られない柄ですね。

このような幾何学的紋様もエスニックスカートによく見られるパターンです。決して花柄を織り交ぜないところが非常にその民族の個性を主張していますね。

一見単調なパターンの組み合わせのように見えますが、同じパターンの繰り返しにより、エスニックスカートの土着的な魅力が生まれます。

バンダナやブレスレットでエスニックスカートがヒッピーファッションに!

編み込みカーディガンを腿部分まで垂らし、白いインナーも文様はエスニックです。スカートの代わりの短パンも文様は異国調に。そしてバンダナにジャラジャラとしたブレスレットをするとエスニックファッションがヒッピー風に決まりますね。

ヒッピースタイルとは?

こちらはヒッピースタイルのミュージシャンです。髪を長く伸ばし、額のシンプルな飾り、土着的なジャケットがエスニックな印象を生んでいます。

ヒッピー(英: Hippie)とは、伝統・制度などの既成の価値観に縛られた人間生活を否定することを信条とし、また、文明以前の自然で野生生活への回帰を提唱する人々の総称。

出典:https://ja.wikipedia.org

ヒッピーは1960年代後半に若者達の間で生まれた、ファッションに限らず、ライフスタイルをも含む流行です。ベトナム戦争により傷ついた若者達が「真の人間とは何か」を追求していくうちに、自然とエスニックなファッションを纏うようになったのでしょうか。中世欧州で生まれたルネッサンスと同様な傾向ですね。

やはり長い髪を風にたなびかせ、バンダナとエスニック調のワンピーススカートを身に付けるとヒッピー風ファッションになりますね。

こちらは長髪を風にたなびかせつつ、ヘアバンドと長いペンダントでおしゃれの味わいを添えた上に、エスニックスカートを身に付け、ヒッピーファッションを楽しんでいます。

【今風にヒッピースタイルを決めるアイテム】として紹介された服と小物達。スカートにエスニック調の柄が入っていませんが、長髪にヘアバンド、長いスカートとサンダルがヒッピーファッションのマストアイテムでしょうか。

スカートではなくトップスにエスニックを取り入れては?

こちらは花柄ジャケットですが、全体にアジアンテイストを味わえるエスニックファッションとなっています。スカートの代わりにエスニック風の短パンも決まっています。

ザックリと黒と白だけでエスニック調を漂わせるトップス。軽く布を羽織るように風通し良い雰囲気も、イヤリングやブレスレットと相まって魅力的です。

カジュアルなインナーにスパイシーさをプラスするメンズエスニックシャツ。「他の文化から要素を服装に取り入れると思いがけないファッションが生まれる」と解説された記事の画像です。

こちらはヘアバンドと長髪でヒッピー風ですが、ブレスレットとエスニック調のトップスで決めていますね。スカートの代わりに短いダメージデニムもおしゃれです。

煤けた色合いのバッグがエスニックファッションによく似合っています。長いスカートではなく短パン風にし、全体のパターンがエスニック。大きなハットが新鮮ですね。

長いスカートと長髪でエスニックファッションになるのはジプシーも同じ?

ジプシーをご存知でしょうか。馬車に乗り、決して定住場所を決めない流浪の民です。昔からジプシー女性の哀愁漂うエスニックなムードにインスピレーションを得て、音楽や絵画になってきました。

ジプシーの起源とは

エスニックなパターンを涼し気な白のワンピーススカートに織り交ぜ、ペンダントや何重にもなった金色のブレスレットが異国的な雰囲気を出しています。

ジプシー(gypsy)は、一般にはヨーロッパで生活している移動型民族を指す民族名。転じて、様々な地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっている。外名であり、当人らの自称ではない。

出典:https://ja.wikipedia.org

15世紀頃にジプシー達はパリに多くいました。出身を訊かれて、「エジプトから来た」と答えたため、英語では最初「エジプシャン」Egyptian と呼ばれていましたが、その言葉の頭部が抜けて、Gypsy と呼ばれるようになりました。しかし彼らは自分達自身を「ロマ」と呼び、現在の日本では「ジプシー」との呼称は差別用語となっています。

これらは【ボヘミアンスタイル】として身に付けているスカートですが、全てエスニックな味わいですね。女性らしさも醸し出されて美しいスタイルです。

ボヘミアンとは?

エスニックスカートも取り入れつつ、フリーな雰囲気がこれからの春から夏にかけてちょうどいい風通しも感じさせますね。これらもボヘミアンスタイルです。

「ボヘミアン」とは「ロマ」を指すこともあります。しかし近年のロマの人々は定住生活を好むようになりました。また「ボヘミアン」は伝統や慣習に縛られない自由な生活様式の中で作品を創作するアーティストのことを指す場合もあります。

【まとめ】エスニックスカートはファッションの起動力になっているかも?

いかがでしたか?普段見慣れた西洋風のファッションに比べて、エスニックの味わいが楽しめるトップスやスカートは従来のコーディネートにスパイシーな魅力を与えてくれます。異国的なおしゃれを気軽に楽しみたい時、ぜひエスニックファッションを取り入れてみてはどうでしょうか?

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