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映画「告白」の松たか子の無表情が怖い!気になるあらすじと出演者

2010年に上映された映画「告白」。過激な内容・描写のため、R+15指定されました。「告白」は過激な内容も話題でしたが、映画を見た人の多くが「松たか子さんの無表情が怖すぎる」という声でした。映画で松たか子さんはどういった表情を見せていたのでしょうか。

映画「告白」の簡単なあらすじ

ある中学校の終業式の日。いつものように牛乳を飲まされる生徒たち。そんな生徒を前に、担任の森口悠子(松たか子)は「私はシングルマザーです。私の娘は死にました。警察は事故死と判断しました。でも事故死ではありません。このクラスの生徒に殺されたんです」と告白します。

娘の父はエイズに感染していたので結婚しなかったことや、娘殺しに携わったのは2人いることなどを語ります。
そして、その2人の牛乳の中にエイズに感染した血液を入れたことを告白し、「2人は命をしっかりと噛みしめてください」と締めくくります。

この告白を機に、少年Bは不登校・不潔症になり自分を超過保護に扱う母の態度が気に入らず殺害してしまいます。
少年Aは変わらず登校しますが、執拗ないじめに合うことに。この頃から、実母への思いが強くなり、「母に認めてもらいたい」という思いから発明品をHPにあげたり、母の大学へ出向きます。その行為をクラスメイトの谷村美月に罵られ、撲殺してしまいます。
再度母のもとへ行った時、ここで見たのは自分のことを忘れ大学教授と再婚し、身籠っていた母の写真でした。

少年Aはショックを受け、全校集会で自分の作った「遠隔操作式爆弾」で自爆・大量殺人を決行するために爆弾を仕掛ける。
集会で作文を読んだ少年Aは起爆装置を押すが爆発しない。その時、森口(松たか子)から電話が入る。学校に仕掛けた爆弾は、少年Aの実母のもとへ森口(松たか子)が届けたと告白。少年Aは自分の爆弾で実母を殺してしまった。
電話で話していた森口(松たか子)が体育館に訪れ、少年Aに向かって「あなたの更正の第一歩だと思いませんか」「なーんてね」と呟く。

映画「告白」と小説「告白」との違いは?

湊かなえさんが書いた小説「告白」と映画「告白」はどこが違うのでしょか?
小説の方は、時系列というよりは登場人物の目線で事件を見るといった感じになっています。
その他、小説には少年Bの姉が弟が母を殺した理由を知るために母親が書き残した日記を飲む場面もあります。
映画では見えなかった部分が小説ではもっと分かるので、映画を見た人も小説を読むとまた違った「告白」を見れるのではないでしょうか。

映画「告白」は松たか子さん以外の出演者にも注目!

「告白」で森口悠子を演じた松たか子さん

中学教師で一児のシングルマザー。娘を失ってから表情がなくなり、娘を殺した犯人への復讐を試みるようになる。

「告白」で寺田良輝(ウェルテル)を演じた岡田将生さん

森口悠子が辞めた後に担任として赴任。事件のころを知らず、下村直樹(少年B)が不登校になった本当の理由も知らない。熱血教師で、生徒から裏ではバカにされている。

「告白」で下村直樹(少年B)の母・下村優子を演じた木村佳乃さん

息子に対し過保護で、今回の事件は全て森口悠子(松たか子)のせいだと思っていた。しかし、直樹から犯人だと知らされ息子と共に死のうと思ったが、逆に息子に殺されてしまう。

「告白」で森口愛美を演じた芦田愛菜ちゃん

森口悠子(松たか子)の一人娘。学校のプール隣の家の犬と遊んでいた。事故当日は電気ショックを与えられ、失神した状態でプールに投げ込まれ亡くなる。当初は事故死とされていた。

「告白」で渡辺修哉(少年A)を演じた西井幸人さん

「自分が注目されるには悪いことをすればいい」と、愛美ちゃんに発明した「びっくり財布」を渡し殺害しようとした。失神した愛美ちゃんを見て殺害したと思っていたが、実は直樹がプールに落としたことによる溺死と知り落胆。母親への異常な愛情を抱いていたが、優秀な男性と結婚し子供を授かていたことにショックを受け、学校の生徒を巻き込み自爆しようとしたが森口によりその爆弾が母親の元へ渡ったため、自分の手で母を殺してしまうことになる。

「告白」で下村直樹(少年B)を演じた藤原薫さん

失神した愛美をプールに投げ込み殺害。常に周りに不満を抱き、その様子を修哉に見られ、犯行を持ち掛けられる。
森口にエイズ患者の血の入った牛乳を飲まされたことと、愛美殺しの犯人とクラスにばれてしまい登校拒否・不潔症になる。母が心中を図ろうとした時に、母を殺してしまう。

「告白」で北原美月を演じた橋本愛さん

渡辺修哉のことが好きで、事件以来気にかけていた。家族全員を毒殺した「ルナシー事件」の犯人に憧れて、毒薬を集める。修哉にマザコンだと罵ったことから、修哉に撲殺される。

実はこんな人も出演していた!

「告白」で桐谷修花を演じた能年玲奈さん

1年B組のクラスメイトとして参加していますが、牛乳を飲むシーンでちらっと映っただけでした。

映画「告白」で印象的な松たか子さんのシーン

「告白」は終始画面が暗いというのも特徴的でした。そんな画面と松たか子さんの表情がリンクして、本当に怖い!という声もありました。
特に松たか子さんの表情が気になるというシーンを集めてみました。

1年の終業式の日に「命」の授業をする森口先生(松たか子)

娘を殺したのはこのクラスの生徒だと告白し、犯人である生徒に対し「命をかみしめろ」と語る時も無表情でした。

「命」の授業後、普段通りに帰っていく生徒を見る森口先生(松たか子)

これで教師を辞めるのですが、生徒への愛情や教師への未練は感じられず無表情です。

渡辺修哉と娘の死因について話す森口先生(松たか子)

娘が亡くなったのに冷静な顔をしているのが、裏がありそうで怖いと言われました

元教え子である北原美月とファミレスで会う森口悠子(松たか子)

クラスの現状などを報告されるが、興味なしの表情。しかし復讐は着々と進んでいるのでまた怖いです。

渡辺修哉(少年A)に電話で爆弾が爆破したことを教える森口悠子(松たか子)

映画「告白」の中で、この時は1番表情が出ていました。CMにも採用され、かなりのインパクトを与えた表情です。

渡辺修哉(少年A)の髪を掴み「あなたの更正の第一歩だと思いませんか」と語る森口悠子(松たか子)

今まで無表情が多かったのですが、この時は涙を溜めながら語っています。

怖い印象を払拭!松たか子さんはいろんなところで大活躍

「告白」の影響が強いのか、松たか子さんは本当は怖い人なのでは?と思っている人がいることに驚きでした。
「告白」以降に数多くの作品に出ているのですが、笑顔を見ても「裏はあんな感じ?」と思う人もいるようです。
しかし、松たか子さんは本当は笑顔の素敵な女性なんです。

「告白」の告知でインタビューを受けた松たか子さん

暗くて重い映画でしたが、インタビューは笑顔で答えていました。「何度も泣きました」という松たか子さんの言葉が気になります。

神田沙也加さんと一緒にパレードに参加する松たか子さん

子供が産まれた後で、笑顔に母親の優しさが溢れています。

松たか子さんといったら、やっぱり「ヤマザキ パンまつり」です。
パンまつりの時期になると、テレビでもよく松たか子さんを見かけると言う人も多いと思います。

松たか子さんは歌手活動もされています。
いつもニコニコしながら歌う松たか子さんを見ていると、こちらもウキウキしてきます。

「告白」はちょっと怖いけど松たか子さんの魅力が出ている映画の1つ

「告白」は少年犯罪について描かれた作品です。なので、少し過激な描写だったり怖い場面もあります。
その中で、無表情で復讐をしていく森口悠子。これはいつも笑顔な松たか子さんが演じたから、さらに怖さが出たのかもしれません。
笑顔と怖さのギャップ…、これが松たか子さんの魅力とも言えるのではないでしょうか。

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