記事ID76733のサムネイル画像

新サーガへと繋がる銀河の戦い『スターウォーズ・エピソード6』

元々9部作分の構想があった『スターウォーズ』シリーズ。旧三部作のラストを飾る『エピソード6』では、見所満載、ここで『スターウォーズ』という作品が終わったとしても違和感のない出来でした。しかしだからこそもっと見たくなるもの。さて、『エピソード6』の魅力とは?

『スターウォーズ エピソード6』あらすじ

ジャバ編

『スターウォーズ・エピソード5』において「カーボン凍結」にかけられていたハン=ソロ。彼を救うべく、ソロが金を借りたままになっていたギャングのボス、ジャバ・ザ・ハットの宮殿へ向かうR2-D2とC-3PO。「ソロを返してもらう代わりに」とジャバの配下にさせられる二人ですが、全て作戦でした。

『エピソード6』はジャバの宮殿に向かうところから始まります。広大な砂漠に佇むジャバ様の宮殿には拷問所とか化け物飼ってる地下とか素敵な設備が満載です。

帝国軍との最終決戦編

『エピソード4』ラストで破壊したはずのデス・スターの二号機が完成。反乱軍はエネルギー炉を破壊すれば爆発するとの情報を得ます。デス・スターⅡのシールドをまず破らなくてはなりません。シールド発生装置はエンドアという星にあり、反乱軍の一部がそこに降り立ちます。

『スターウォーズ』旧三部作でも屈指のバトルが見られるのがこの最終決戦。三者三様の戦いを見せてくれるのが『エピソード6』なのです。しかしまあよく宇宙でドンパチするモンです。

『スターウォーズ エピソード6』用語など

ジェダイ

『スターウォーズ』界では「ジェダイの騎士」とも称されます。『エピソード4』の段階ではダース・ベイダーによって皆殺し状態だったのが、一部生き残って、という形でした。『4』、『5』とルークが訓練を受けて『エピソード6』で一人前のジェダイになったというところでしょうか。

フォース

ジェダイが操るもの。日本語では「理力」とも訳された時期があったようです。あらゆるところに存在しているそうです。『スターウォーズ』という作品に彩を添える力ですが、「エピソード6」では更なる深みが・・・。

デス・スターⅡ

『スターウォーズ』シリーズでも最強クラスの要塞、デススターの改定版です。壊れてるのか作ってる途中なのか、この「未完成」感が逆に不気味さを増してますね。

エンドア

『スターウォーズ エピソード6』中盤以降の目玉、エンドア。「衛星」なんですが、生命が息づくという。またの名を「緑の月」。ここで小熊軍団と帝国軍兵士の戦いが繰り広げられます。

イウォーク族

『エピソード6』初登場の種族。エンドアの原生生物です。ある事情で仲間になりました。原始的な生活を営んではいますが、ハイテク機器を使いこなす帝国軍兵士相手によくやってくれました。

『スターウォーズ エピソード6』登場キャラ

ルーク・スカイウォーカー

『スターウォーズ』旧三部作の主人公。田舎暮らしに不平を持つ若者が立派にジェダイの騎士に成長。一旦はエンドアに降り立ちますが、彼には彼の戦いがあったため、ダース・ベイダーのもとへ。

R2-D2

『スターウォーズ』で今のところ皆勤賞のアストロメク・ドロイド。ハッキング、修繕の他電気攻撃もこなします。『エピソード6』ラストでは踊ってたような・・・。

C-3PO

R2-D2の相棒で、同じく『スターウォーズ』皆勤賞のプロトコル・ドロイド。600万を超える宇宙言語や礼儀作法がプログラミングされているため、ジャバ様編ではこき使われて、エンドアでは「神」になりました。『エピソード6』では彼の言語能力が色々な意味で役に立ったというわけです。

レイア・オーガナ

『エピソード6』で明らかになった真実。『エピソード4』から活躍してきた反乱軍所属の姫様は、ルークの双子の妹でした。生き別れの。ジャバの宮殿で露出度高い意匠を着せられながらもジャバを絞め殺そうとしたり、窮地に追い込まれてもあきらめなかったりはさすがで、相変わらずです。イウォーク族と最初に仲良くなりました。

唐突感がぬぐえませんが、『エピソード6』にてレイア姫の正体が判明。確か『5』の時点でアナキンにはもう一人子供がいる、ということが示唆されていたはず。

ハン=ソロ

『エピソード5』で「カーボン凍結」とやらにかけられて、こんなんなっちゃいました。で、ジャバ様のお部屋に飾られてたんですが、レイア姫により凍結解除。前作の段階で彼女とは相思相愛だったんですが、『エピソード6』ではさらに進展した模様。しかしルークとこっそり話してるところを見て「あいつが好きなら、俺は身を引くよ」なんて言ったり・・・カッコ良すぎです。

『スターウォーズ』旧三部作の中でも「アウトロー的な味方」としてカッコいいソロですが、『エピソード6』でその集大成が見られた感があります。

チューバッカ

ソロの相棒ですね。『スターウォーズ』旧三部作における毛むくじゃらのスター。ジャバ様の宮殿に捕まったりしてましたが、さすがにエンドアでの戦いでは大活躍。彼のせいでエンドア派遣部隊はイウォーク族に出会えたわけですし。(おやつにされそうにはなりましたが)

カルリジアン男爵

ソロの旧知の悪友。『エピソード5』ではある惑星の統治者でした。ジャバ様の宮殿にこっそり入り込んでソロたちを救おうとし、反乱軍の仲間入り。元々ソロが乗っているミレニアム・ファルコン号は彼のものだったようです。ソロからエネルギー炉の破壊にファルコン号を使ってくれと頼まれた際「お前の宝だもんな」と温かく言い、撤退を命じられてもソロたちを信じてデス・スターⅡのシールドが消えるのを待っていました。(反乱軍がデス・スターⅡの設計図を盗めたこと、エンドアに降り立つこと自体、罠だった)『スターウォーズ』旧三部作のうち二作に登場しましたが、他のアニメスピンオフ作品にも登場しています。『エピソード6』での彼はアツイです。

オビ=ワン・ケノービ

ルークにフォースやジェダイとしての基礎を教えた人物。『エピソード4』で死んじゃいました(敢えて殺された?)が、『エピソード5』、『エピソード6』で霊魂としてアドヴァイスもします。

ヨーダ

『スターウォーズ』界の老師、といった感じ。最高のジェダイマスターで、『エピソード2』ではキレッキレの戦闘シーンを見せてくれましたが、それも今は昔。『エピソード6』では寿命で死んじゃいます。それでも最後にアドヴァイスを残して。

こんな状態のヨーダに、ルークはベイダーと父の関係について質問をするのでした。「わしもう死ぬんだけど・・・」感がなくもないです、このシーン。

ジャバ・ザ・ハット

見た目がキモい上に超絶悪党なのに、妙に惹かれるジャバ様です。やっぱりそれなりの貫禄を持ち合わせているからなんでしょうね。ジェダイの術通じませんし。でも鎖をかけられたとはいえ、女性の力で首を締めあげられて気絶、そのまま死亡ってのはどうなんでしょうか。皮肉といえば皮肉なんでしょうけども。C-3POを通訳としてそばに置いてましたが、気に入らないことがあると殴ってました。カーボン凍結状態のソロを「飾り」と称するなど、『スターウォーズ』界でも五本の指に入るくらいのザ・悪党です。

アナキン・スカイウォーカー

一番左がそうです。ルークの父親です。オビ=ワン曰く「ダース・ベイダーに殺された」そうな。『エピソード6』のラスト部分で霊魂となって現れます。

ダース・ベイダー

『スターウォーズ』でお馴染みの悪役です。ジェダイが使用するフォースの「暗黒面」を使用し、『エピソード5』ではルークを勧誘。ルークの父を「殺した」人物でもあるのですが・・・?

皇帝

『スターウォーズ エピソード1』から色々はかりごとしてたようです、この人。銀河帝国の皇帝ですが、恐怖政治を敷いていた模様。この人はジェダイ、というよりもシス(悪いジェダイみたいなもの)なのでフォースの力も使えます。電撃攻撃がお得意。

『スターウォーズ エピソード6』見所

ジャバ様の宮殿

何か退廃的な感じがしますが、いかにも「悪党どもの住処」という雰囲気が惹きつけます。

ジャバざまの宮殿の雇われ音楽集団、「マックス・レボ楽団」です。中央の青い象っぽいのがリーダーのマックスさんです。『スターウォーズの鉄人』によれば彼はその後音楽業界から身を引いたそうで。曲もさることながら、手作り感満載のマックスさんの動きがまたいい感じです。

エンドアでの攻防・対イウォーク

原子種族の連中の原始的な罠にかかって食糧にされかかりますが、黄金の装飾及び「言葉が通じる」点からC-3POが神様扱い。で、その他大勢は「3PO様に捧げる供物」として焼き殺されそうになるのでした・・・。ルークの機転で助かりましたけども。拝むイウォークがかわいいです。個人的には『エピソード6』の推しシーンです。

エンドアでの攻防・対帝国軍

ローテクとハイテクの戦い!『スターウォーズ エピソード6』の注目バトルの一つです。帝国軍はシールド発生装置を守るため、反乱軍はそれを破壊するために戦います。こう書くと反乱軍が悪者っぽく思われそうですが、悪いのは帝国軍っていうか皇帝です。あとこの場面にベイダーさんいません。

宇宙での戦い

『スターウォーズ エピソード6』の肝は、同時展開される様々なる戦い。こちらは「デス・スターⅡの内部に侵入し、エネルギー炉を破壊。爆発に巻き込まれるかもしれない」捨て身の作戦を決行するためミレニアム・ファルコン号に乗ったカルリジアン男爵。

ダース・ベイダーとルークの戦い

暗黒面に取り込まれたベイダーと戦うルーク。しかし、こういった物理的な戦いだけでないのが『スターウォーズ エピソード6』という作品。暗黒面は怒り、憎しみといった負の感情をエネルギーにしているため、怒りまかせに戦っていたルークですが・・・?

まとめ・とにかく観るべし、『スターウォーズ エピソード6』

とりあえず観るべし、といったところでしょうか。『スターウォーズ』もまた新作が公開されましたし、この機会に見るのもいいでしょう。『エピソード7』をすでに見たけど前のはまだ、という方。『エピソード6』まで含めた旧作もお勧めですよ。

『エピソード6』から続く『エピソード7』。新キャラ登場などで大いに御盛り上がったことでしょう。『スターウォーズ』はスピンオフが多いためともすると整合性が取れていない部分もあるかもしれませんが、楽しんだもの勝ちです。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ