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【一眼レフ】初心者が本当に買うべき一眼レフカメラと選び方

デジタル一眼レフカメラは、値段や見た目だけで選ぶと後悔しがちです。初心者が最初に買うべきデジタル一眼レフカメラはどんなものが良いのか。初心者が最初の1台目に買うべき、本当にオススメできるデジタル一眼レフカメラと、カメラの楽しみ方をご紹介します。

初心者にはデジタル一眼レフカメラに興味があるけど、選び方がわからない

デジタル一眼レフカメラに興味があるけど、初心者には選び方がわからない、敷居が高い、、などと思っていませんか。
Canon、Nikon、PENTAX、SONY、OLYMPUS、etc.
初心者が最初に買うべきデジタル一眼レフカメラはどんなものが良いのか。
どこに気をつけて購入すれば良いのか。

最近ミラーレス一眼とか人気あって迷うんだけど。。

初心者のあなたにはコンパクトデジカメの代わりにしかならないと思って下さい。
各メーカーこぞって出してきていて、もちろんどれも良いものですが、趣味にするには、できることがちょっと少ないんです。

一眼レフカメラの最大の楽しみは、レンズ交換といっても過言ではありません。
着けるレンズによって驚くほど写真は変わります。
このレンズの楽しみが、最近の規格であるミラーレス一眼ではちょっと少ないんです。

あまり説明しませんが、ミラーレスに詳しい人以外は、ミラーレスを避けたほうが初心者のためです。

スマホでいいじゃん、iPhoneのカメラ超キレイだし!?

iPhone4sやiPhone5、最新のギャラクシーなどは、一眼レフカメラでなくても驚くほど綺麗に撮れます。
コンパクトデジカメやミラーレスをおすすめしない理由はコレでもあります。
はっきり言って、思い出を記録するには、スマホで十分です。

でも、それでは作品にはなりません。

初心者には一眼レフカメラってなんか難しそうだよね。

これを読んでいる人は、あくまでカメラを楽しんでみたい人なんだと思います。

例えば男子なら、メカとか機械イジりとかちょっと好きじゃないですか?
一眼レフカメラは驚くほど精密な機械です。

初心者はカメラ売り場へ行って、とりあえずレンズ交換をしてみて下さい。
一眼レフカメラの静かにカチャッとはまるレンズの感覚、冷たいアルミの手触り、少しイジるだけでもワクワクしてきますよ。

それと男子も女子も、ちょっと思い出して下さい。

小さい頃に初心者のお父さんが撮ってくれたフィルムカメラの写真は、決して上手ではないかもしれないけれど、なんだか暖かくて、優しい写真でしたよね。

一眼レフカメラは、やっぱり写メやコンデジみたいに簡単じゃありません。重いし、デカイし、旅行に持っていくのも大変です。

初心者でも、ファインダーを覗いて、一生懸命考えて撮った写真が、見る人や自分が喜ぶ写真になるんだと思います。

一枚一枚大切に、楽しみながら撮った写真が、あなたの「作品」になるんです。

CanonとかNikonとか色々あるけど何が違うの?

一眼レフカメラに興味が出てきた、という初心者の人。まずはカメラ売り場へ行ってみて下さい。
売り場に行ってまず迷うのが、どのメーカーを選べばいいのか、と言う事。
キヤノン、ニコン、ペンタックス、ソニーetc.

違いはけっこう歴然です。
一眼レフカメラは使っているセンサーが違う、レンズの付け方が違う、使えるレンズが違う。
簡単に思いつくだけでもこれくらいは違いが出てきます。
でも、はっきり言います。

「初心者には関係ない!!」

じゃあ、初心者はどのメーカーを選べばいいの?

一眼レフカメラは各メーカーに愛好家がいて、価格comなどで質問すると議論が終わりません。
なので、ここではかなり割りきってアドバイスします。
メーカーは以下のうちから選んで下さい。

「Canon」「Nikon」「PENTAX」から選んで下さい!

初心者の方はこの3つから選んで下さい。
理由は3つ。

1.センサーがでかい
これぞ一眼レフカメラという解像度と背景ボケのある写真は、センサーが大きくないと撮れません。

2.交換レンズの種類が多い
繰り返しますが、一眼レフカメラの最大の楽しみ方は、レンズ交換です。
過去のレンズやレンズメーカー製のレンズが多いのは、これにSONYを加えた4つです。

3.使っている人が多い
「CanonのレンズはNikonのカメラには付けられません」

観光地などで、カメラを持っている人のストラップに注目して見てみてください。
キヤノンとニコンで7割、ペンタックスとソニーその他で3割位の割合になると思います。
友達や家族、同僚など、一緒に撮る人がいるなら、同じメーカーにしたほうがいいです。
レンズの貸し借りができるようになります。

原則ですが、一眼レフカメラのレンズは、そのメーカー向けのレンズしか使えません。
ざっくり言うと、自分の周りのみんなが使っている一眼レフカメラがいいのです。

俺のSONYは!?ワタシのOLYMPUS-PENの一眼レフカメラは!?

もちろん素晴らしいです。
ですが、このまとめはハイアマ向けではなくあくまでも初心者のためのサイトです。

例えばOLYMPUS-PENやパナソニックでは、そのメーカーに対する目的がはっきりしていないと、一眼レフカメラに”はまって”からの楽しみの広がり方に制限が出ます。このへんのメーカーは、初心者ではなくかえってマニア向けです。なんとなくで買ってしまって、ホコリがかぶったままの初心者さんはけっこう多いです。

またソニーのデジタル一眼レフカメラは、とっても良い絵が取れる上に、レンズの選択肢も豊富です。
もちろんオススメしたいのですが、少しファインダーなどに癖があるので、初心者用ではないのでここでは選外としました。ただしα77などはAFも早く綺麗に撮れるので、SONYブランドが好きな方は、安心して選んで下さい。

ここでは思い切って、初心者用にソニー・オリンパス・パナソニック他の一眼レフカメラは一気に省いちゃいます。。(ファンの人、すみません。。)

ボディの値段と性能は比例する!

値段の安い初心者用のエントリーモデルでも、もちろんうまい人が撮ればうまい写真が撮れます。
でも、これを読んでいる初心者の方が、CanonのEOS Kiss等に代表されるの入門機とキットレンズ(最初についているレンズ)で何も考えずに取ると、やはり初心者の絵になります。

簡単に良い写真が撮りたいのならば、高いカメラと高いレンズを買って下さい。

入門機で十分に修行を積んだと思っても、上級モデルに買い替えると、悲しいくらい写真が良くなったりします。
あんなに愛用していた初めて買った一眼レフカメラですが、ためらいなく友人に手放せます。

メーカーが本気で作る一眼レフカメラは、やはり凄い!

5D Mark III ? D800 ? 高くて買えないし!

やっぱり予算が5,6万円以下の人は、ちょっと厳しいですね。
でも、お金がないから厳しい、と言う事ではありません。

ここで言う初心者とは、趣味として一眼レフカメラを楽しみたい人の初めての一歩、という意味です。順調に腕が上がってきた場合、新型で5,6万円以内で買える入門機では、すぐに物足りなくなってしまうのです。

例えばCanonなら、最初に5万円でKissを買って、1年後に60Dや7Dにステップアップした人は、結局2年で15万円以上、カメラ本体に費やしたことになります。
おそらくこれに、交換レンズ購入も1,2本加わります。

これなら最初から60Dや7Dを買っていたほうが、綺麗な写真を沢山残せたかもしれません。
5D Mark III等のフラッグシップモデルとまでは言いませんが、はじめにある程度良いカメラを選ぶことは重要です。

繰り返しますが、初心者なのは買ったばかりの時だけです。
きちんと勉強して練習すれば、クルマの運転や料理みたいに、すぐ上達するんです。

いつまでも100均の包丁で料理を続けますか?

じゃあオススメの一眼レフカメラは?

PENTAX K-30 18-135レンズキット

圧倒的なコストパフォーマンスです。
Canon・Nikonじゃなくてもいいのなら、間違いなく2012年に発売されたモデルの中で、初心者にとって最高のカメラです。
ハイアマチュアモデルとして人気の高いk-5に引けをとらないパフォーマンスとPENTAXならではの鮮やかな発色の出るモデルが、発売年で10万円以下で買えるなんて信じられません。

向井理さんのCMでメーカーの認知度もUPしてきました。これからはPENTAXが楽しみです。

EOS 7D EF-S15-85 IS U レンズキット

存在感のあるボディとCanonの特徴であるAFの速さがファンの期待に答える、素晴らしい中級機です。
現在は後継モデルの6Dの発売が12年12月に控えており、値段も底値と言えます。
大きさが我慢できるのであれば、間違いなく満足できる一眼レフカメラです。
もしレンズが知り合いなどから安く手に入る場合、ボディのみ購入なら10万円を切ります。

初心者の人が陥りやすい罠!!

一眼レフカメラの初心者で周りに詳しい人がいない場合は、おそらく価格comのクチコミ掲示板を1ヶ月くらい徘徊することになります。価格comの掲示板には、ざっくり分けて3つのパターンの住人がいます。

1.熱いカメラ愛好家、メーカーのファン
2.ただの家電マニア、サイトの住人
3.同じ初心者

一番危険なのは、同じ初心者の意見を真に受けてしまう事。
とにかく目線が同じなので安易に共感してしまうのですが、やたらと保護フィルターを薦めてきたり、レンズ交換時のホコリの侵入にヒステリックになったり、ご教授ご教授と聞いて回ったりと、ご熱心です。

それでは素敵なカメラライフを!

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